☆妖精の歌
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サ「ここから先、妖精の森。近づくべからず…か…。」
サンジはそう書かれた看板の脇を通り抜けると妖精の森へと足を踏み入れた。
そこは手入れもされておらず木々の覆い茂る薄暗い森だった。
サ「確かあの本には洞窟があるって書いてあったよな。」
サンジはなんとか草木をかき分けて進む。
《ガサガサ…。》
サ「!?」
突然聞こえた音にサンジがすぐに視線を向ける。
サ「なんだ…ウサギか。…妖精なんているわけねぇよな。」
サンジは諦めて来た道を戻った。
サ「ん…?獣道か?」
戻っている途中で草が踏み倒され細い道のようになった場所を見つけた。
サ「ここまで来たし探検してみるか。なんかルフィみてぇだな(笑)」
サンジは好奇心のおもむくままに細い道を進んだ。
サ「…!…洞窟だ…!」
サンジはゆっくりと周りを確かめるようにしつつ
洞窟の中へと入っていった。
サ「ここに妖精が…?」
奥まで進むと光が見えた。
サ「出口か。…いや!違ぇ!なんだこれ!?」
サンジの進んだ先には明るく光る大きな花の蕾があった。
サ「光ってる…。」
『あれ?誰か遊びに来てるの?ウサギさんかな?ごめんね。川にお魚獲り…に………え…………!?』
ふいに聞こえた声に振り返るとそこには驚いた表情をしたヒマリの姿があった。
サ「ヒマリちゃん!また会えた!」
『あ、あなた昨日の…。ここで何をしてるの…?』
サ「ちょっと探検だ。妖精に関する本をさっき読んだから興味本位で探してみたら本当に洞窟があったもんだから。ヒマリちゃんこそここで何を?」
『私は…………。あの……。私がここにいた事、私と会った事も他の人には言わないで…。』
サ「何でだい?」
『それは………。』
ヒマリは少しためらうような顔をした後に諦めたようにサンジに背中を向けた。
サ「あ。昨日の羽。今日はお祭りじゃないのにつけてるんだな♪」
『…違う……。この羽は本物なの…。』
サ「本物…?それじゃあ…ヒマリちゃんは……。」
『…私は妖精。この洞窟に住む妖精だよ…。』
サ「本当にいたのか…!」
『…知られてしまったけどあなたに危害を加えるつもりはないわ。帰って…。』
サ「それは聞けねぇお願いだな。」
『どうして…。私は妖精なんだよ?怖くないの…?』
サ「怖くなんかないさ。だってヒマリちゃんは優しい子だろ?」
『何でそんなこと言えるの…?私があなたに会ったのは昨日の数分だけだったじゃない。』
サ「あぁ。けど本当に妖精が恐ろしい存在ならその数分で俺たちはとっくに殺されてたし、この町の人も皆殺しになってたかもな。けどヒマリちゃんはそれをしなかった。」
『人間は憎むべき存在じゃないから…。』
サ「俺、ヒマリちゃんの話を聞いてみたいんだ。いいかな?もちろん他のヤツらには内緒にする。」
『…島の外の人にとって妖精はそんなに興味のある存在なの?』
サ「あぁ!すげぇよ!俺、初めて会ったんだ!」
興奮気味にそう言うサンジにヒマリの緊張していた表情が和らいだ。
『不思議な人…。…わかった。聞きたい事は何でも聞いて。』
ヒマリはそう言うと洞窟のさらに奥へと進んだ。
そこはわずかな家具が置かれた居住スペースになっていた。
『好きなところに座って。お茶くらいしか出せないけどいい?』
サ「おかまいなく♪」
ヒマリはお茶を淹れるとサンジの前に置いた。
『それで?私の何を知りたいの?…その…えっと…。』
サ「あ。俺サンジ。海の上でコックやってる。」
『そうなんだ。コックっていうのは料理を作る人よね?…私あまりこの森を出ないから森の外のことはほとんど知らないの。』
サ「そうなのか。」
『私が森の外に出られるのは1年に1度の収穫祭の日だけ。あの日ならこの格好で歩いていてもバレないから。』
サ「なるほど!…それじゃあ…。」
サンジはヒマリに次々と質問をぶつけていった。
サンジはそう書かれた看板の脇を通り抜けると妖精の森へと足を踏み入れた。
そこは手入れもされておらず木々の覆い茂る薄暗い森だった。
サ「確かあの本には洞窟があるって書いてあったよな。」
サンジはなんとか草木をかき分けて進む。
《ガサガサ…。》
サ「!?」
突然聞こえた音にサンジがすぐに視線を向ける。
サ「なんだ…ウサギか。…妖精なんているわけねぇよな。」
サンジは諦めて来た道を戻った。
サ「ん…?獣道か?」
戻っている途中で草が踏み倒され細い道のようになった場所を見つけた。
サ「ここまで来たし探検してみるか。なんかルフィみてぇだな(笑)」
サンジは好奇心のおもむくままに細い道を進んだ。
サ「…!…洞窟だ…!」
サンジはゆっくりと周りを確かめるようにしつつ
洞窟の中へと入っていった。
サ「ここに妖精が…?」
奥まで進むと光が見えた。
サ「出口か。…いや!違ぇ!なんだこれ!?」
サンジの進んだ先には明るく光る大きな花の蕾があった。
サ「光ってる…。」
『あれ?誰か遊びに来てるの?ウサギさんかな?ごめんね。川にお魚獲り…に………え…………!?』
ふいに聞こえた声に振り返るとそこには驚いた表情をしたヒマリの姿があった。
サ「ヒマリちゃん!また会えた!」
『あ、あなた昨日の…。ここで何をしてるの…?』
サ「ちょっと探検だ。妖精に関する本をさっき読んだから興味本位で探してみたら本当に洞窟があったもんだから。ヒマリちゃんこそここで何を?」
『私は…………。あの……。私がここにいた事、私と会った事も他の人には言わないで…。』
サ「何でだい?」
『それは………。』
ヒマリは少しためらうような顔をした後に諦めたようにサンジに背中を向けた。
サ「あ。昨日の羽。今日はお祭りじゃないのにつけてるんだな♪」
『…違う……。この羽は本物なの…。』
サ「本物…?それじゃあ…ヒマリちゃんは……。」
『…私は妖精。この洞窟に住む妖精だよ…。』
サ「本当にいたのか…!」
『…知られてしまったけどあなたに危害を加えるつもりはないわ。帰って…。』
サ「それは聞けねぇお願いだな。」
『どうして…。私は妖精なんだよ?怖くないの…?』
サ「怖くなんかないさ。だってヒマリちゃんは優しい子だろ?」
『何でそんなこと言えるの…?私があなたに会ったのは昨日の数分だけだったじゃない。』
サ「あぁ。けど本当に妖精が恐ろしい存在ならその数分で俺たちはとっくに殺されてたし、この町の人も皆殺しになってたかもな。けどヒマリちゃんはそれをしなかった。」
『人間は憎むべき存在じゃないから…。』
サ「俺、ヒマリちゃんの話を聞いてみたいんだ。いいかな?もちろん他のヤツらには内緒にする。」
『…島の外の人にとって妖精はそんなに興味のある存在なの?』
サ「あぁ!すげぇよ!俺、初めて会ったんだ!」
興奮気味にそう言うサンジにヒマリの緊張していた表情が和らいだ。
『不思議な人…。…わかった。聞きたい事は何でも聞いて。』
ヒマリはそう言うと洞窟のさらに奥へと進んだ。
そこはわずかな家具が置かれた居住スペースになっていた。
『好きなところに座って。お茶くらいしか出せないけどいい?』
サ「おかまいなく♪」
ヒマリはお茶を淹れるとサンジの前に置いた。
『それで?私の何を知りたいの?…その…えっと…。』
サ「あ。俺サンジ。海の上でコックやってる。」
『そうなんだ。コックっていうのは料理を作る人よね?…私あまりこの森を出ないから森の外のことはほとんど知らないの。』
サ「そうなのか。」
『私が森の外に出られるのは1年に1度の収穫祭の日だけ。あの日ならこの格好で歩いていてもバレないから。』
サ「なるほど!…それじゃあ…。」
サンジはヒマリに次々と質問をぶつけていった。
