☆妖精の歌
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
その日の夕方。
ヒマリちゃんはナミさんの提案で船に泊まることになった。
チョ「医務室はここな。ベットは好きに使っていいゾ♪」
『ありがとう♪』
その後、賑やかな夕食を終えてヒマリはナミ、ロビンと共にお風呂へ。
ナ「ヒマリの髪は長くてキレイね♪」
『そう?ナミとロビンも素敵だよ♪』
ロ「妖精の目には精霊が見えるって言ってたけど髪にも何か特別な能力とかあるの?」
『髪にはないよ?人間と同じ。…あ。一つだけあるかも。』
ナ「何?」
『動く。』
ロ「動く?」
ヒマリは自分の髪を触覚のように動かして見せた。
ナ「え!?何それ!?」
『あはは!』
ロ「どうなっているの?」
驚く2人にヒマリがケラケラと笑う。
『ごめん(笑)これは嘘。』
ナ「嘘?」
『今のは風の精霊さんに動かしてもらったの(笑)だからほんとは動かせないよ。』
ナ「も~!」
ロ「驚いたわ♪」
ナ「仕返し!」
『わぁ!冷た!水は反則だよ~!』
はしゃぐ声の響く船内で
サンジはお風呂上がり用にフルーツジュースを仕込む。
サ「せめて楽しい思い出を残してやりたいな…。」
それからしばらくして
お風呂から上がった3人はサンジからもらったドリンクを飲みラウンジでロビンの本を見ていた。
ナ「じゃあ、これは?」
『それはほんとだよ。』
ナ「へぇ~。」
ロ「じゃあ、こっちのは?」
『それは半分はほんとかな。』
サ「何してるんだい?」
『あ。サンジ君だ。答え合わせしてるの♪』
サ「答え合わせ?」
ロ「昨日買った本に書いてある事が本当かどうか教えてもらってるの♪」
サ「なるほど。」
ナ「じゃあ、この妖精の歌のことは?」
『えーっと… 。妖精が歌えば大地が怒り、山が燃え、島が一つ滅びる。…これは嘘だね。妖精の歌には島を滅ぼす力はないよ。あるのは精霊さんにお願いする力だけ。多分これは大昔のできごとが間違って解釈されたんじゃないかな。』
ヒマリはそう言ってペラペラとページをめくる。
『あった。ここに山が噴火した時の事が書かれてるでしょ?その時に妖精の歌が聞こえたって。』
ロ「山が燃えるって噴火の事だったのね。」
『きっとその時の妖精が力を使って精霊に呼びかけて噴火を抑えようとしてくれたんだと思う。だからほら。』
ヒマリが本を指差す。
サ「死者0名か。」
『うん。妖精の歌で精霊さんにお願いしてみんなが逃げる時間を作ってくれたんじゃないかな。それでも噴火を止められるほどの力はなかったから噴火しちゃって町が飲み込まれちゃったんだと思う。それでその時に響いていた妖精の歌のせいだと思ったんじゃないかな。』
ナ「実際は助けてもらったのに…。」
ロ「自分の暮らしていた町が飲み込まれて誰かのせいにでもしないと気持ちのやり場がなかったのかもしれないわね…。」
『うん。きっとそう。それでこの歴史がずっと伝わってるから今の人も妖精の歌が怖いのかもね。』
サ「その山ってのはもう噴火しねぇのか?」
『今は眠ってる状態。ここ300年くらいは噴火してないの。でも山は生きてるからいつかまた噴火するよ。その時の妖精がまた歌ってみんなを助けてくれるよ。けど昔ほど妖精は愛されていないから数も多くないしそんなに長くは時間稼ぎできないと思うけど…。』
こうして4人はしばらく本の内容について話した。
夜も更けみんなが寝静まった頃。
ヒマリは甲板の芝生に寝転び星を見ていた。
『森から見るのと違って空が広いな…。』
今日は色んな事があった。
サンジ君に見つかってしまったけれど
そのおかげでこんなに楽しい時間を過ごせた。
楽しすぎて、楽しすぎて…。
本当はいけない気持ちがわいてきてしまった…。
願っても叶わない願い。
言っても叶わない願い。
けど誰も聞いていない今なら言葉にしてもきっと怒られないよね。
『消えたくないな………。』
そう小さく呟いたヒマリの瞳から一筋の涙が溢れた。
『そろそろ寝よ…。』
ヒマリは涙を拭うと医務室へと戻っていった。
ヒマリちゃんはナミさんの提案で船に泊まることになった。
チョ「医務室はここな。ベットは好きに使っていいゾ♪」
『ありがとう♪』
その後、賑やかな夕食を終えてヒマリはナミ、ロビンと共にお風呂へ。
ナ「ヒマリの髪は長くてキレイね♪」
『そう?ナミとロビンも素敵だよ♪』
ロ「妖精の目には精霊が見えるって言ってたけど髪にも何か特別な能力とかあるの?」
『髪にはないよ?人間と同じ。…あ。一つだけあるかも。』
ナ「何?」
『動く。』
ロ「動く?」
ヒマリは自分の髪を触覚のように動かして見せた。
ナ「え!?何それ!?」
『あはは!』
ロ「どうなっているの?」
驚く2人にヒマリがケラケラと笑う。
『ごめん(笑)これは嘘。』
ナ「嘘?」
『今のは風の精霊さんに動かしてもらったの(笑)だからほんとは動かせないよ。』
ナ「も~!」
ロ「驚いたわ♪」
ナ「仕返し!」
『わぁ!冷た!水は反則だよ~!』
はしゃぐ声の響く船内で
サンジはお風呂上がり用にフルーツジュースを仕込む。
サ「せめて楽しい思い出を残してやりたいな…。」
それからしばらくして
お風呂から上がった3人はサンジからもらったドリンクを飲みラウンジでロビンの本を見ていた。
ナ「じゃあ、これは?」
『それはほんとだよ。』
ナ「へぇ~。」
ロ「じゃあ、こっちのは?」
『それは半分はほんとかな。』
サ「何してるんだい?」
『あ。サンジ君だ。答え合わせしてるの♪』
サ「答え合わせ?」
ロ「昨日買った本に書いてある事が本当かどうか教えてもらってるの♪」
サ「なるほど。」
ナ「じゃあ、この妖精の歌のことは?」
『えーっと… 。妖精が歌えば大地が怒り、山が燃え、島が一つ滅びる。…これは嘘だね。妖精の歌には島を滅ぼす力はないよ。あるのは精霊さんにお願いする力だけ。多分これは大昔のできごとが間違って解釈されたんじゃないかな。』
ヒマリはそう言ってペラペラとページをめくる。
『あった。ここに山が噴火した時の事が書かれてるでしょ?その時に妖精の歌が聞こえたって。』
ロ「山が燃えるって噴火の事だったのね。」
『きっとその時の妖精が力を使って精霊に呼びかけて噴火を抑えようとしてくれたんだと思う。だからほら。』
ヒマリが本を指差す。
サ「死者0名か。」
『うん。妖精の歌で精霊さんにお願いしてみんなが逃げる時間を作ってくれたんじゃないかな。それでも噴火を止められるほどの力はなかったから噴火しちゃって町が飲み込まれちゃったんだと思う。それでその時に響いていた妖精の歌のせいだと思ったんじゃないかな。』
ナ「実際は助けてもらったのに…。」
ロ「自分の暮らしていた町が飲み込まれて誰かのせいにでもしないと気持ちのやり場がなかったのかもしれないわね…。」
『うん。きっとそう。それでこの歴史がずっと伝わってるから今の人も妖精の歌が怖いのかもね。』
サ「その山ってのはもう噴火しねぇのか?」
『今は眠ってる状態。ここ300年くらいは噴火してないの。でも山は生きてるからいつかまた噴火するよ。その時の妖精がまた歌ってみんなを助けてくれるよ。けど昔ほど妖精は愛されていないから数も多くないしそんなに長くは時間稼ぎできないと思うけど…。』
こうして4人はしばらく本の内容について話した。
夜も更けみんなが寝静まった頃。
ヒマリは甲板の芝生に寝転び星を見ていた。
『森から見るのと違って空が広いな…。』
今日は色んな事があった。
サンジ君に見つかってしまったけれど
そのおかげでこんなに楽しい時間を過ごせた。
楽しすぎて、楽しすぎて…。
本当はいけない気持ちがわいてきてしまった…。
願っても叶わない願い。
言っても叶わない願い。
けど誰も聞いていない今なら言葉にしてもきっと怒られないよね。
『消えたくないな………。』
そう小さく呟いたヒマリの瞳から一筋の涙が溢れた。
『そろそろ寝よ…。』
ヒマリは涙を拭うと医務室へと戻っていった。
