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数日後。
キッチンには楽しげな声が響く。
今日もミリアはサンジとおやつ作りをしているようだ。
サ「毎日やってるからすっかり慣れてきたな♪」
『えへへ~♪なんか楽しくてやめられなくなっちゃった(笑)みんなが美味しいって言ってくれるのは嬉しいね。』
サ「だろ?それが料理の醍醐味だ。」
そんなミリアとサンジの会話をコーヒー片手にロビンが嬉しそうに聞く。
ナ「笑顔が戻ってよかった♪」
ロ「そうね♪」
サ「よし。あとは冷やして固めたらプリンの完成だ!」
『ちゃんと固まるかな~…。』
サ「出た(笑)ネガティブ発言。」
『だって心配なんだも~ん。』
サ「ははは!」
ゾ「敵襲だ!外に出ろ!」
サ「何!?ミリアちゃん、ここから出ちゃダメだぜ。」
『う、うん…。気をつけてね…。』
サ「すぐ戻ってくる。」
ナ「ちゃんと隠れてるのよ!」
『わかった…!』
ミリアは不安そうな顔でクルー達を見送った。
しばらくして戦いの音が響き始めるとミリアはうずくまって体を震えさせた。
『…っ…。』
怖い…。
みんな……。
『……。』
戦いの音がいつしかの光景を蘇らせる。
『私…が…歌わなければ……あんな事には…っ…。』
どうしよう…。
あの人達みたいにみんなが…もし………。
私が奪ったみたいに誰かがみんなの命を……。
『…っ…。』
その人も誰かの大切な人だったかもしれない…。
私にとってみんなが大切な人であるように…。
私はそんな人達の命を……。
『はぁっ…!はぁ…っ…!はぁ…。』
それからどれくらい経ったことだろう。
戦いの音が止んでクルー達が戻ってきた。
サ「ミリアちゃん無事か!?」
慌てて入ってきたサンジの目に飛び込んだのは床に倒れて青白い顔をするミリアだった。
サ「ミリアちゃん!」
サンジが慌てて抱き起こす。
サ「チョッパー!」
チョ「どうした?ミリア!?」
『はぁ…っ…はぁ…!…っ!…。』
チョ「また過呼吸を起こしちゃったんだな。大丈夫。落ち着いて。ゆっくり息をして。」
チョッパーの介抱によりミリアが落ち着きを取り戻した。
チョ「もう大丈夫だ。辛かったな。」
『チョッパー……っ…私……私っ…!』
ボロボロと涙を流すミリアにサンジがオロオロと慌てる。
サ「いった何が…。船内には敵は入っていかなかったはず…。ケガをしたわけじゃないんだよな…?」
チョ「ちょっとビックリしちゃったのかもな。少し休もう。」
チョッパーは変形するとミリアを抱き上げ医務室へと運んだ。
しばらくしてクルー達の集まるラウンジへとチョッパーが戻ってきた。
ナ「ミリアは…?」
チョ「鎮静剤で眠らせた。体の方は大丈夫だ。」
ナ「そう…。」
サ「さっきのは何だったんだ…。」
チョ「戦いの音を聞いて自分がしてきた事を思い出したらしい…。」
フ「それで過呼吸か。」
チョ「怖くなったんだって…。俺たちが殺されるんじゃないかって…。そして自分もこうやって誰かに思われている誰かの大切な人の命を奪ってきた事に気づいたって言ってた…。」
ブ「ミリアさんが直接手を下したわけではないのに…。」
ウ「無理矢理に歌わされてたんだろ?それならミリアは悪くねぇだろ…。」
チョ「それでもミリアは自分のしてきた事は決して許される事じゃないと思ってるんだ…。」
ロ「確かに人の命を奪ったのかもしれないけれどそれはあの子の歌の効果じゃないわ…。」
ナ「ミリアの歌に感化された海賊達がやったことであってミリアの歌のせいで死んだわけじゃない…。けどそれを伝えたところで今のミリアには……。」
ゾ「大差ねぇな。殺したという事実しかアイツの中には残ってねぇ。」
ル「ミリアは自分が許せねぇんだ。」
サ「海賊達に騙されたこと、脅しに従ったこと。それがミリアちゃんは許せねぇのかもしれねぇな…。」
ナ「けど国の人達を人質に取られたら従うしかないじゃない……。」
ウ「確かにそうだがその選択の結果がこれだ。結局は国の人も助けられなかった…。ミリアにはこの結果しか残ってないんだろう…。」
チョ「自分が海賊達の嘘を見抜けていたら犠牲者はもっと少なかったかもしれない…。もし、ウタのライブに行かなければ後をつけられなかったかもしれない…。##name1#はそうやって自分が選ばなかった方の選択肢に苦しんでるのかもな…。その選択肢を選んでいた未来を想像して…。」
ナ「今後もこうなる事は避けられないわね…。」
ブ「戦いを避けるのは無理がありますからね…。」
チョ「戦力が欠けても勝てる確証があるなら誰かが常にミリアについていられるかも。」
ル「わかった。絶対に勝てばいいんだな。」
ゾ「余裕だろ。」
サ「そもそも負ける気はねぇからな。」
ナ「そうね。チョッパー。ミリアを頼める?チョッパーなら万が一の時も対処できるでしょ?」
チョ「わかった。けどヤバくなったら呼んでくれ。ミリアも心配だけどみんなが傷つく方がミリア自身が心配すると思う。」
ロ「そうね。」
フ「無傷で勝ちゃいいんだ。やってやろうぜ!」
ブ「お任せください!」
こうしてミリアを守るための方針が決まった。
キッチンには楽しげな声が響く。
今日もミリアはサンジとおやつ作りをしているようだ。
サ「毎日やってるからすっかり慣れてきたな♪」
『えへへ~♪なんか楽しくてやめられなくなっちゃった(笑)みんなが美味しいって言ってくれるのは嬉しいね。』
サ「だろ?それが料理の醍醐味だ。」
そんなミリアとサンジの会話をコーヒー片手にロビンが嬉しそうに聞く。
ナ「笑顔が戻ってよかった♪」
ロ「そうね♪」
サ「よし。あとは冷やして固めたらプリンの完成だ!」
『ちゃんと固まるかな~…。』
サ「出た(笑)ネガティブ発言。」
『だって心配なんだも~ん。』
サ「ははは!」
ゾ「敵襲だ!外に出ろ!」
サ「何!?ミリアちゃん、ここから出ちゃダメだぜ。」
『う、うん…。気をつけてね…。』
サ「すぐ戻ってくる。」
ナ「ちゃんと隠れてるのよ!」
『わかった…!』
ミリアは不安そうな顔でクルー達を見送った。
しばらくして戦いの音が響き始めるとミリアはうずくまって体を震えさせた。
『…っ…。』
怖い…。
みんな……。
『……。』
戦いの音がいつしかの光景を蘇らせる。
『私…が…歌わなければ……あんな事には…っ…。』
どうしよう…。
あの人達みたいにみんなが…もし………。
私が奪ったみたいに誰かがみんなの命を……。
『…っ…。』
その人も誰かの大切な人だったかもしれない…。
私にとってみんなが大切な人であるように…。
私はそんな人達の命を……。
『はぁっ…!はぁ…っ…!はぁ…。』
それからどれくらい経ったことだろう。
戦いの音が止んでクルー達が戻ってきた。
サ「ミリアちゃん無事か!?」
慌てて入ってきたサンジの目に飛び込んだのは床に倒れて青白い顔をするミリアだった。
サ「ミリアちゃん!」
サンジが慌てて抱き起こす。
サ「チョッパー!」
チョ「どうした?ミリア!?」
『はぁ…っ…はぁ…!…っ!…。』
チョ「また過呼吸を起こしちゃったんだな。大丈夫。落ち着いて。ゆっくり息をして。」
チョッパーの介抱によりミリアが落ち着きを取り戻した。
チョ「もう大丈夫だ。辛かったな。」
『チョッパー……っ…私……私っ…!』
ボロボロと涙を流すミリアにサンジがオロオロと慌てる。
サ「いった何が…。船内には敵は入っていかなかったはず…。ケガをしたわけじゃないんだよな…?」
チョ「ちょっとビックリしちゃったのかもな。少し休もう。」
チョッパーは変形するとミリアを抱き上げ医務室へと運んだ。
しばらくしてクルー達の集まるラウンジへとチョッパーが戻ってきた。
ナ「ミリアは…?」
チョ「鎮静剤で眠らせた。体の方は大丈夫だ。」
ナ「そう…。」
サ「さっきのは何だったんだ…。」
チョ「戦いの音を聞いて自分がしてきた事を思い出したらしい…。」
フ「それで過呼吸か。」
チョ「怖くなったんだって…。俺たちが殺されるんじゃないかって…。そして自分もこうやって誰かに思われている誰かの大切な人の命を奪ってきた事に気づいたって言ってた…。」
ブ「ミリアさんが直接手を下したわけではないのに…。」
ウ「無理矢理に歌わされてたんだろ?それならミリアは悪くねぇだろ…。」
チョ「それでもミリアは自分のしてきた事は決して許される事じゃないと思ってるんだ…。」
ロ「確かに人の命を奪ったのかもしれないけれどそれはあの子の歌の効果じゃないわ…。」
ナ「ミリアの歌に感化された海賊達がやったことであってミリアの歌のせいで死んだわけじゃない…。けどそれを伝えたところで今のミリアには……。」
ゾ「大差ねぇな。殺したという事実しかアイツの中には残ってねぇ。」
ル「ミリアは自分が許せねぇんだ。」
サ「海賊達に騙されたこと、脅しに従ったこと。それがミリアちゃんは許せねぇのかもしれねぇな…。」
ナ「けど国の人達を人質に取られたら従うしかないじゃない……。」
ウ「確かにそうだがその選択の結果がこれだ。結局は国の人も助けられなかった…。ミリアにはこの結果しか残ってないんだろう…。」
チョ「自分が海賊達の嘘を見抜けていたら犠牲者はもっと少なかったかもしれない…。もし、ウタのライブに行かなければ後をつけられなかったかもしれない…。##name1#はそうやって自分が選ばなかった方の選択肢に苦しんでるのかもな…。その選択肢を選んでいた未来を想像して…。」
ナ「今後もこうなる事は避けられないわね…。」
ブ「戦いを避けるのは無理がありますからね…。」
チョ「戦力が欠けても勝てる確証があるなら誰かが常にミリアについていられるかも。」
ル「わかった。絶対に勝てばいいんだな。」
ゾ「余裕だろ。」
サ「そもそも負ける気はねぇからな。」
ナ「そうね。チョッパー。ミリアを頼める?チョッパーなら万が一の時も対処できるでしょ?」
チョ「わかった。けどヤバくなったら呼んでくれ。ミリアも心配だけどみんなが傷つく方がミリア自身が心配すると思う。」
ロ「そうね。」
フ「無傷で勝ちゃいいんだ。やってやろうぜ!」
ブ「お任せください!」
こうしてミリアを守るための方針が決まった。
