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それから数日後。
ミリアの体は完全に回復し、改めてミリアの歓迎会と回復祝いの宴が行われた。
楽しい音楽が鳴る中、ミリアはとても嬉しそうに笑顔を振り撒く。
サ「無理…してねぇか…?」
『心配してくれてありがと。無理はしてないよ。サンジ君が時間が解決してくれるかもって言ってくれたでしょ?だからそれに賭けてみようかなって。いつかあの記憶も忘れられる日が来るかもしれない。早くそうなるように今を目一杯楽しんでみようかなって♪気楽に気長に。みんなと一緒ならなんとかなる気がしてきた。』
サ「それならいいけど。」
『サンジ君は優しいね。優しいついでにさ、私にお菓子作り教えてくれない?』
サ「え?いいけど何で急に?」
『私ずっと歌うことしかしてこなかったし、歌のことしか考えてなかったの。けど今はその歌がないから何だかポッカリ穴があいたみたいになっちゃって…。何か別の事にチャレンジしてみようかなって。そうやって色んな事にチャレンジしていけばそのうち歌にも繋がるかなって。なんて都合よくはいかないかな(笑)』
サ「俺でよければいつでも教えるぜ♪」
『ありがとう!この前のシフォンケーキがね、美味しくてとっても温かい気持ちになれたんだ。歌以外でもそういう感情や感謝を伝えられるようになりたくて。』
サ「料理の最高の隠し味は気持ちだからな。ミリアちゃんの思いをギュッと詰め込んだものを作ろう♪」
『うん!よろしく♪』
こうしてミリアの新しいチャレンジの毎日が幕を開けた。
翌日。
キッチンにはミリアとサンジの姿があった。
テーブルにレシピを広げるサンジと難しそうな顔のミリア。
『私にもできそうな初心者向けなお菓子がいいな。私そんなに器用なタイプじゃないし…。』
サ「じゃあ、クッキーなんてどうだい?アイシングクッキーにすればデコレーションもできて楽しいよ♪」
『デ、デコレーション!?私にそんなのできるかな~…。』
サ「何事もチャレンジさ!」
『わ、わかった!やってみる!』
ミリアはレシピを片手にキッチンに立つ。
サンジの手解きを受けながら一つずつ作業をこなしていった。
そして数十分後。
キッチンにしゃがんで不安そうにオーブンの中を見つめるミリア。
サ「ははは!そんなに不安にならなくても大丈夫。」
『で、でもうまく焼けるか心配で…。』
サ「型抜きまで綺麗にできてたし焼くのはオーブンにお任せだからミリアちゃんが心配することはないよ♪」
『う~ん…。』
サ「さぁ。焼いてる間にデコレーションの準備だ。ミリアちゃんが描いてくれたイラストのクッキーに近づけるようにデコレーションしていこう。」
『勢いで描いちゃったけど私にこんなのできるのかな…。』
サ「ミリアちゃんって意外とネガティブ思考なんだな(笑)」
『だ、だってぇ~…!』
サ「ははは!」
そんな会話をしているとオーブンから焼き上がりのアラームが鳴った。
ミリアが恐る恐る取り出す。
サ「ほら、心配なんていらなかったろ?」
『すごい…!私でもできた!』
サ「冷めたらデコレーションしよう。」
『うん!』
しばらくして無事にアイシングクッキーが完成した。
『わぁ~!ほんとにできた!絵にそっくり!』
サ「初めてとは思えないできばえだ♪」
『えへへ♪ちょっとだけ味見しちゃお…。ん~!美味しい!』
サ「これでちょっとは自信ついた?」
『うん!他のお菓子も作ってみたい!』
サ「じゃあ、今日からおやつ担当はミリアちゃんだな♪」
《ガチャ》
チョ「サンジ~。おやつまだか~?」
サ「ちょうどできた所だ。」
『チョッパーが1番乗りだね♪』
チョ「クッキーだ♪…あ!これ俺の帽子!」
『みんなの持ってるアイテムや大事にしてる物をイメージして作ったの。』
チョ「これミリアが作ったのか!?」
『うん。でもほとんどサンジ君に手伝ってもらったけど(笑)』
サ「俺は横から教えてただけだよ♪」
チョ「おー!ウメェ~!」
『よかった♪みんなも呼んで午後のティータイムにしよう!』
ミリアの掛け声でラウンジに全員が集まった。
ブ「ヨホホホホ!これはこれは!なんと素晴らしい!」
チョ「ブルックのはバイオリンだ♪」
ナ「みかんもあるのね♪」
『うん♪あとね、ロビンの本とルフィの麦わら帽子。ゾロは刀ね。』
ウ「俺のパチンコもあんのか!」
フ「細けぇ仕事してんな~。」
フランキーは自分の着ているアロハシャツとクッキーを並べる。
『サンジ君のは包丁なの。いつもとっても大事に手入れしてるから。』
サ「ミリアちゃんはみんなの事を見てくれてるんだな。」
『うん。私ね、歌えなくなった時に気づいたことがあるの。今まで私は自分の気持ちのままにしか歌った事なかったんだって。自分の楽しいや嬉しいを優先して歌ってきたの。この数ヶ月だって国のみんなを守りたいって自分の思いだけで歌ってきた。無理矢理に戦場に駆り出される海賊達の気持ちも殺されていく人達の気持ちも考えてなかったんだ…。だから音楽の神様が罰を与えたのかもしれない。私から1番好きなものを奪うって罰を…。』
サ「ミリアちゃん…。」
『これからはもっと周りを見てみんなの思いを受け取っていつか歌えたらそれを歌に乗せたいって思ったの。』
ナ「そんなミリアならきっと大丈夫。また歌えるわ。」
ナミは優しくミリアを抱きしめた。
『うん。私…がんばるね。』
ミリアの体は完全に回復し、改めてミリアの歓迎会と回復祝いの宴が行われた。
楽しい音楽が鳴る中、ミリアはとても嬉しそうに笑顔を振り撒く。
サ「無理…してねぇか…?」
『心配してくれてありがと。無理はしてないよ。サンジ君が時間が解決してくれるかもって言ってくれたでしょ?だからそれに賭けてみようかなって。いつかあの記憶も忘れられる日が来るかもしれない。早くそうなるように今を目一杯楽しんでみようかなって♪気楽に気長に。みんなと一緒ならなんとかなる気がしてきた。』
サ「それならいいけど。」
『サンジ君は優しいね。優しいついでにさ、私にお菓子作り教えてくれない?』
サ「え?いいけど何で急に?」
『私ずっと歌うことしかしてこなかったし、歌のことしか考えてなかったの。けど今はその歌がないから何だかポッカリ穴があいたみたいになっちゃって…。何か別の事にチャレンジしてみようかなって。そうやって色んな事にチャレンジしていけばそのうち歌にも繋がるかなって。なんて都合よくはいかないかな(笑)』
サ「俺でよければいつでも教えるぜ♪」
『ありがとう!この前のシフォンケーキがね、美味しくてとっても温かい気持ちになれたんだ。歌以外でもそういう感情や感謝を伝えられるようになりたくて。』
サ「料理の最高の隠し味は気持ちだからな。ミリアちゃんの思いをギュッと詰め込んだものを作ろう♪」
『うん!よろしく♪』
こうしてミリアの新しいチャレンジの毎日が幕を開けた。
翌日。
キッチンにはミリアとサンジの姿があった。
テーブルにレシピを広げるサンジと難しそうな顔のミリア。
『私にもできそうな初心者向けなお菓子がいいな。私そんなに器用なタイプじゃないし…。』
サ「じゃあ、クッキーなんてどうだい?アイシングクッキーにすればデコレーションもできて楽しいよ♪」
『デ、デコレーション!?私にそんなのできるかな~…。』
サ「何事もチャレンジさ!」
『わ、わかった!やってみる!』
ミリアはレシピを片手にキッチンに立つ。
サンジの手解きを受けながら一つずつ作業をこなしていった。
そして数十分後。
キッチンにしゃがんで不安そうにオーブンの中を見つめるミリア。
サ「ははは!そんなに不安にならなくても大丈夫。」
『で、でもうまく焼けるか心配で…。』
サ「型抜きまで綺麗にできてたし焼くのはオーブンにお任せだからミリアちゃんが心配することはないよ♪」
『う~ん…。』
サ「さぁ。焼いてる間にデコレーションの準備だ。ミリアちゃんが描いてくれたイラストのクッキーに近づけるようにデコレーションしていこう。」
『勢いで描いちゃったけど私にこんなのできるのかな…。』
サ「ミリアちゃんって意外とネガティブ思考なんだな(笑)」
『だ、だってぇ~…!』
サ「ははは!」
そんな会話をしているとオーブンから焼き上がりのアラームが鳴った。
ミリアが恐る恐る取り出す。
サ「ほら、心配なんていらなかったろ?」
『すごい…!私でもできた!』
サ「冷めたらデコレーションしよう。」
『うん!』
しばらくして無事にアイシングクッキーが完成した。
『わぁ~!ほんとにできた!絵にそっくり!』
サ「初めてとは思えないできばえだ♪」
『えへへ♪ちょっとだけ味見しちゃお…。ん~!美味しい!』
サ「これでちょっとは自信ついた?」
『うん!他のお菓子も作ってみたい!』
サ「じゃあ、今日からおやつ担当はミリアちゃんだな♪」
《ガチャ》
チョ「サンジ~。おやつまだか~?」
サ「ちょうどできた所だ。」
『チョッパーが1番乗りだね♪』
チョ「クッキーだ♪…あ!これ俺の帽子!」
『みんなの持ってるアイテムや大事にしてる物をイメージして作ったの。』
チョ「これミリアが作ったのか!?」
『うん。でもほとんどサンジ君に手伝ってもらったけど(笑)』
サ「俺は横から教えてただけだよ♪」
チョ「おー!ウメェ~!」
『よかった♪みんなも呼んで午後のティータイムにしよう!』
ミリアの掛け声でラウンジに全員が集まった。
ブ「ヨホホホホ!これはこれは!なんと素晴らしい!」
チョ「ブルックのはバイオリンだ♪」
ナ「みかんもあるのね♪」
『うん♪あとね、ロビンの本とルフィの麦わら帽子。ゾロは刀ね。』
ウ「俺のパチンコもあんのか!」
フ「細けぇ仕事してんな~。」
フランキーは自分の着ているアロハシャツとクッキーを並べる。
『サンジ君のは包丁なの。いつもとっても大事に手入れしてるから。』
サ「ミリアちゃんはみんなの事を見てくれてるんだな。」
『うん。私ね、歌えなくなった時に気づいたことがあるの。今まで私は自分の気持ちのままにしか歌った事なかったんだって。自分の楽しいや嬉しいを優先して歌ってきたの。この数ヶ月だって国のみんなを守りたいって自分の思いだけで歌ってきた。無理矢理に戦場に駆り出される海賊達の気持ちも殺されていく人達の気持ちも考えてなかったんだ…。だから音楽の神様が罰を与えたのかもしれない。私から1番好きなものを奪うって罰を…。』
サ「ミリアちゃん…。」
『これからはもっと周りを見てみんなの思いを受け取っていつか歌えたらそれを歌に乗せたいって思ったの。』
ナ「そんなミリアならきっと大丈夫。また歌えるわ。」
ナミは優しくミリアを抱きしめた。
『うん。私…がんばるね。』
