☆ノイズキャンセリング
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ブルックが言ってた。
今1番大切な気持ちだけ残してそれ以外はシャットアウトしてみてって。
それはきっと自分がどうするべきなのか、どうしたらいいのかっていう気持ちも含まれてるんだ。
大切なのはどうするべきかではなく
どうしたいのか。
私は誰かのために歌う前に
自分のために歌うべきだったんだ。
『はぁ…。』
チョ「ミリア?」
ミリアはゆっくりと深呼吸をすると目を開けた。
『っ…ノイズ…キャンセリング…機能…駆使して…で…かけ…た…。』
チョ「え…?」
ミリアはかすれるような細い声でゆっくりと言葉を紡ぐ。
『昨日…なくした希望…探しに出かけた。
何を思っている?無音の中遠く
賑やかな街を背に一人歩いた。』
しだいに自信を帯びていくその声に少しずつ音程がついていく。
『地球が太陽の周りをぐるり
一回りしても世界はおんなじ
天使が呟けば
悪魔も呟いた
いつの間にかちょっぴり泣きたい気分だ。』
ミリアの瞳からポロポロと涙が溢れた。
『♪光と影 手を繋いで
本当の気持ちをわたしにください。
前を向いて 帰っておいで
遠回りしても構わないから』
サ「歌だ…!」
チョ「ミリアが歌ってる…!」
『♪雨上がりの公園 水溜りを超える
いつだって真実はわたしの中だ
未来の風 明日のため
確かな一つの答えをください。
聞こえるから 心の声
わたしの気持ちに嘘はないから』
ミリアの声は次第に大きくなり響いていく。
ナ「歌!?この声って!」
ブ「ミリアさんです!」
フ「ようやく歌姫のお目覚めってところか♪」
ロ「素敵な歌声ね♪」
ウ「いい声で歌いやがる♪」
ゾ「悪くねぇな。」
ル「よーし!終わったらミリアと宴だ!急いで片づけるぞ~!野郎ども!気合い入れろぉー!」
ミリアの歌声はクルー達にも届いた。
ミリアはクルー達の声を聞き
とても幸せそうに涙を溢しながら歌う。
『♪イヤフォンから聞こえる音はゼロにちかい
静かに
光と影 手を繋いで
本当の気持ちをわたしにください。
未来の風 明日のため
確かな一つの答えをください
やってくる幸せに手が届くよう
ノイズキャンセリング機能 駆使して出かけた
昨日無くした希望
ノイズキャンセリング機能 わたしを守って
ノイズキャンセリング機能』
ミリアが歌い終えるとサンジがミリアを抱きしめた。
サ「ミリアちゃん。やった…!やったな…!」
チョ「よかった!すごいゾミリア!」
『うん…っ!…私…っ…歌えたよ…っ!みんなのおかげ♪サンジ君、チョッパー。ありがとう。もう大丈夫。みんなの所に行って。』
チョ「わかった!」
サ「すぐ戻ってくるな。」
『うん。』
ミリアは二人を見送ると拳を握りしめて立ち上がった。
『さぁ、やろう。今の私ならきっとできる。私は1人じゃない。歌があればたくさんの人と繋がれる。そのおかげでできた夢もきっと叶えられる。また力を貸してもらおう。あの子に。』
ミリアは医務室を飛び出すと展望台へと向かった。
窓を開けて下を見るとクルー達が必死に戦っていた。
『私の夢はそうじゃない。違うんだよ。』
ミリアはクルー達に語りかけるようにそう言うと上を見た。
『歌を遠くまで届けるにはやっぱり高いステージが必要だよね♪』
ミリアは窓枠に乗ると上の窓枠に手をかけた。
そして逆上がりの要領で屋根の上に登った。
『登れた。…私ならできる。絶対にできる。…あ!…そうか…ウタさんの歌もそうだったのかも…。あの曲はみんなのためじゃなくて自分に言い聞かせるための曲だったのかも…。それなら私も。…ウタさん。お借りしますね。』
ミリアは大きく息を吸うと歌い始めた。
今1番大切な気持ちだけ残してそれ以外はシャットアウトしてみてって。
それはきっと自分がどうするべきなのか、どうしたらいいのかっていう気持ちも含まれてるんだ。
大切なのはどうするべきかではなく
どうしたいのか。
私は誰かのために歌う前に
自分のために歌うべきだったんだ。
『はぁ…。』
チョ「ミリア?」
ミリアはゆっくりと深呼吸をすると目を開けた。
『っ…ノイズ…キャンセリング…機能…駆使して…で…かけ…た…。』
チョ「え…?」
ミリアはかすれるような細い声でゆっくりと言葉を紡ぐ。
『昨日…なくした希望…探しに出かけた。
何を思っている?無音の中遠く
賑やかな街を背に一人歩いた。』
しだいに自信を帯びていくその声に少しずつ音程がついていく。
『地球が太陽の周りをぐるり
一回りしても世界はおんなじ
天使が呟けば
悪魔も呟いた
いつの間にかちょっぴり泣きたい気分だ。』
ミリアの瞳からポロポロと涙が溢れた。
『♪光と影 手を繋いで
本当の気持ちをわたしにください。
前を向いて 帰っておいで
遠回りしても構わないから』
サ「歌だ…!」
チョ「ミリアが歌ってる…!」
『♪雨上がりの公園 水溜りを超える
いつだって真実はわたしの中だ
未来の風 明日のため
確かな一つの答えをください。
聞こえるから 心の声
わたしの気持ちに嘘はないから』
ミリアの声は次第に大きくなり響いていく。
ナ「歌!?この声って!」
ブ「ミリアさんです!」
フ「ようやく歌姫のお目覚めってところか♪」
ロ「素敵な歌声ね♪」
ウ「いい声で歌いやがる♪」
ゾ「悪くねぇな。」
ル「よーし!終わったらミリアと宴だ!急いで片づけるぞ~!野郎ども!気合い入れろぉー!」
ミリアの歌声はクルー達にも届いた。
ミリアはクルー達の声を聞き
とても幸せそうに涙を溢しながら歌う。
『♪イヤフォンから聞こえる音はゼロにちかい
静かに
光と影 手を繋いで
本当の気持ちをわたしにください。
未来の風 明日のため
確かな一つの答えをください
やってくる幸せに手が届くよう
ノイズキャンセリング機能 駆使して出かけた
昨日無くした希望
ノイズキャンセリング機能 わたしを守って
ノイズキャンセリング機能』
ミリアが歌い終えるとサンジがミリアを抱きしめた。
サ「ミリアちゃん。やった…!やったな…!」
チョ「よかった!すごいゾミリア!」
『うん…っ!…私…っ…歌えたよ…っ!みんなのおかげ♪サンジ君、チョッパー。ありがとう。もう大丈夫。みんなの所に行って。』
チョ「わかった!」
サ「すぐ戻ってくるな。」
『うん。』
ミリアは二人を見送ると拳を握りしめて立ち上がった。
『さぁ、やろう。今の私ならきっとできる。私は1人じゃない。歌があればたくさんの人と繋がれる。そのおかげでできた夢もきっと叶えられる。また力を貸してもらおう。あの子に。』
ミリアは医務室を飛び出すと展望台へと向かった。
窓を開けて下を見るとクルー達が必死に戦っていた。
『私の夢はそうじゃない。違うんだよ。』
ミリアはクルー達に語りかけるようにそう言うと上を見た。
『歌を遠くまで届けるにはやっぱり高いステージが必要だよね♪』
ミリアは窓枠に乗ると上の窓枠に手をかけた。
そして逆上がりの要領で屋根の上に登った。
『登れた。…私ならできる。絶対にできる。…あ!…そうか…ウタさんの歌もそうだったのかも…。あの曲はみんなのためじゃなくて自分に言い聞かせるための曲だったのかも…。それなら私も。…ウタさん。お借りしますね。』
ミリアは大きく息を吸うと歌い始めた。
