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それから数日後。
ミリアは甲板でブルックと話をしていた。
ブ「相談とは何でしょう?」
『あのね…。私やっぱり歌いたいの。けど歌おうとするとどうしても声が出なくて…。チョッパーにも相談したんだけどやっぱり精神的なことだから改善されるかはわからないって…。』
ブ「そうですか…。」
『ブルックなら歌うコツとかわかるかなって…。』
ブ「コツですか…。」
『私…自分がどうやって歌ってたのかわかんなくなっちゃって……。喋ることはできるのにどうして歌だけ……。』
ブ「ミリアさんはどうして歌を歌っていたんですか?」
『え?どうしてって…。うーん…好きだったからかな。けど今はわかんなくなっちゃった…。』
ブ「ではどんな思いで歌ってきたんですか?」
『どんな思い……?…わかんない…。』
ブ「歌は気持ちです。私は今、1番大切な気持ちを乗せて相手に届けようと歌っています。」
『今、1番大切な気持ち…。』
ブ「その思い以外は一度自分の中からシャットアウトしてもよいのではないでしょうか?」
『シャットアウト…?』
ブ「自分の大切な気持ち以外を聞かないようにするんです。」
『自分の大切な気持ち以外…。』
ブ「私の憶測ですが思い出すのではないですか…?ミリアさんがこの数ヶ月、歌ってきた光景を。」
『うん…。そうなの…。私は歌でたくさんの人の命を奪ったの…。その光景が忘れられなくて……。こんな私が歌う資格なんてないのかもしれないけどそれでも歌いたい…。』
ブ「それを乗り越えて歌いたい理由は?」
『みんなに迷惑をかけたくないの。私のせいで追われてるようなものだし…。何か役に立ちたい。せめて自分のことは自分で解決したい。だから色々やろうと思ったけどやっぱり私には歌しかなくて……。』
ブ「そうですか。ミリアさんはこの状況を自分のせいだと思っているんですね。」
『うん。前にみんなに私のせいじゃないって言われたけどやっぱり…気になっちゃって……。』
ブ「ではこうしましょう。ミリアさん"だけ"のせいではなく全員のせいです。」
『え?』
ブ「みんなお尋ね者なんですよ。賞金の額に違いはありますが立っている場所は同じです。」
『でも海軍の1番の狙いは私で…。』
ブ「今はそうでしょう。けど我々もすぐにミリアさんに追いつきますよ♪」
『ブルックは怖くないの…?』
ブ「怖いこともありますが皆さんと一緒に駆け上がっていくのは楽しいですよ♪」
『…すごいね。』
ブルックは楽しんでいるんだ。
この環境を。
私はずっと怖がってばっかりだったのに…。
『楽しい…か…。私もブルックみたいに楽しめるようにしてみようかな。せっかくみんなと一緒に海賊できてるんだもんね。』
ブ「はい♪」
《ガチャ》
サ「ミリアちゃーん。そろそろおやつのメニュー決めねぇと間に合わねぇぜ~。」
『あ!大変!今行くー!』
ミリアはサンジに手を振る。
『ブルック。ありがとね♪』
ミリアはブルックに笑顔を返すと急いでキッチンへと向かった。
翌日。
船は順調に次の島を目指していた。
甲板ではミリア、ルフィ、チョッパー、ウソップが鬼ごっこをしている。
ル「待て~!」
『あー!能力使うのずるーい!』
ル「ミリア捕まえた!」
『おっとっと!』
ミリアは伸びてきたルフィの腕をするりと交わした。
ル「あ!避けられた!」
ルフィは負けじとミリアを狙う。
が、ミリアには当たらない。
ミリアはうまくルフィの腕の動きを見て時にバク転をしたりしてルフィの腕を避ける。
チョ「すげー!」
ウ「お前そんな身体能力高かったのか!」
ル「こんにゃろ~!」
『えへへ(笑)メイジャー王国の人は身体能力も高いんだよ。楽器を吹いたり、歌を歌ったり、能力を使うには体力が必要だからね。これくらいは余裕だよ。』
ル「タッチ!」
『あ!不意打ちずるーい!でもすぐに捕まえちゃうもんね~!』
チョ「ミリアが鬼だー!逃げろ~!」
楽しげに駆け回る4人をパラソルの下から見つめるナミとロビンが笑う。
ナ「ほんとアイツらの体力は無限ね~。」
サ「ほんとハードなお菓子作りした後とは思えねぇな。」
サンジはそう言って二人にスフレチーズケーキを出した。
サ「メレンゲも1人で泡立てたんですよ?しかもルフィも食うからってかなりの量を。」
ロ「美味しそうね♪」
サ「ミリアちゃんかなり腕上げましたからね~。」
『あ!もうケーキ冷えた?』
サ「もうできてるよ♪」
『私も食べるー!』
チョ「俺もー!」
ル「ケーキだぁ☆」
ルフィは手すりまで腕を伸ばしてラウンジに一直線。
ウ「あ!ずりぃ!」
『いっぱいあるから大丈夫だよ♪』
こうしてラウンジでは騒がしいおやつタイムが始まった。
ミリアは甲板でブルックと話をしていた。
ブ「相談とは何でしょう?」
『あのね…。私やっぱり歌いたいの。けど歌おうとするとどうしても声が出なくて…。チョッパーにも相談したんだけどやっぱり精神的なことだから改善されるかはわからないって…。』
ブ「そうですか…。」
『ブルックなら歌うコツとかわかるかなって…。』
ブ「コツですか…。」
『私…自分がどうやって歌ってたのかわかんなくなっちゃって……。喋ることはできるのにどうして歌だけ……。』
ブ「ミリアさんはどうして歌を歌っていたんですか?」
『え?どうしてって…。うーん…好きだったからかな。けど今はわかんなくなっちゃった…。』
ブ「ではどんな思いで歌ってきたんですか?」
『どんな思い……?…わかんない…。』
ブ「歌は気持ちです。私は今、1番大切な気持ちを乗せて相手に届けようと歌っています。」
『今、1番大切な気持ち…。』
ブ「その思い以外は一度自分の中からシャットアウトしてもよいのではないでしょうか?」
『シャットアウト…?』
ブ「自分の大切な気持ち以外を聞かないようにするんです。」
『自分の大切な気持ち以外…。』
ブ「私の憶測ですが思い出すのではないですか…?ミリアさんがこの数ヶ月、歌ってきた光景を。」
『うん…。そうなの…。私は歌でたくさんの人の命を奪ったの…。その光景が忘れられなくて……。こんな私が歌う資格なんてないのかもしれないけどそれでも歌いたい…。』
ブ「それを乗り越えて歌いたい理由は?」
『みんなに迷惑をかけたくないの。私のせいで追われてるようなものだし…。何か役に立ちたい。せめて自分のことは自分で解決したい。だから色々やろうと思ったけどやっぱり私には歌しかなくて……。』
ブ「そうですか。ミリアさんはこの状況を自分のせいだと思っているんですね。」
『うん。前にみんなに私のせいじゃないって言われたけどやっぱり…気になっちゃって……。』
ブ「ではこうしましょう。ミリアさん"だけ"のせいではなく全員のせいです。」
『え?』
ブ「みんなお尋ね者なんですよ。賞金の額に違いはありますが立っている場所は同じです。」
『でも海軍の1番の狙いは私で…。』
ブ「今はそうでしょう。けど我々もすぐにミリアさんに追いつきますよ♪」
『ブルックは怖くないの…?』
ブ「怖いこともありますが皆さんと一緒に駆け上がっていくのは楽しいですよ♪」
『…すごいね。』
ブルックは楽しんでいるんだ。
この環境を。
私はずっと怖がってばっかりだったのに…。
『楽しい…か…。私もブルックみたいに楽しめるようにしてみようかな。せっかくみんなと一緒に海賊できてるんだもんね。』
ブ「はい♪」
《ガチャ》
サ「ミリアちゃーん。そろそろおやつのメニュー決めねぇと間に合わねぇぜ~。」
『あ!大変!今行くー!』
ミリアはサンジに手を振る。
『ブルック。ありがとね♪』
ミリアはブルックに笑顔を返すと急いでキッチンへと向かった。
翌日。
船は順調に次の島を目指していた。
甲板ではミリア、ルフィ、チョッパー、ウソップが鬼ごっこをしている。
ル「待て~!」
『あー!能力使うのずるーい!』
ル「ミリア捕まえた!」
『おっとっと!』
ミリアは伸びてきたルフィの腕をするりと交わした。
ル「あ!避けられた!」
ルフィは負けじとミリアを狙う。
が、ミリアには当たらない。
ミリアはうまくルフィの腕の動きを見て時にバク転をしたりしてルフィの腕を避ける。
チョ「すげー!」
ウ「お前そんな身体能力高かったのか!」
ル「こんにゃろ~!」
『えへへ(笑)メイジャー王国の人は身体能力も高いんだよ。楽器を吹いたり、歌を歌ったり、能力を使うには体力が必要だからね。これくらいは余裕だよ。』
ル「タッチ!」
『あ!不意打ちずるーい!でもすぐに捕まえちゃうもんね~!』
チョ「ミリアが鬼だー!逃げろ~!」
楽しげに駆け回る4人をパラソルの下から見つめるナミとロビンが笑う。
ナ「ほんとアイツらの体力は無限ね~。」
サ「ほんとハードなお菓子作りした後とは思えねぇな。」
サンジはそう言って二人にスフレチーズケーキを出した。
サ「メレンゲも1人で泡立てたんですよ?しかもルフィも食うからってかなりの量を。」
ロ「美味しそうね♪」
サ「ミリアちゃんかなり腕上げましたからね~。」
『あ!もうケーキ冷えた?』
サ「もうできてるよ♪」
『私も食べるー!』
チョ「俺もー!」
ル「ケーキだぁ☆」
ルフィは手すりまで腕を伸ばしてラウンジに一直線。
ウ「あ!ずりぃ!」
『いっぱいあるから大丈夫だよ♪』
こうしてラウンジでは騒がしいおやつタイムが始まった。
