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その日の夕方。
サニー号の修理が無事に終わって麦わらの一味は再び大海原へと出た。
夜も更けてサニー号はその場に錨を下ろして朝まで停泊。
ミリアは真っ暗な海を見つめてポツリと呟く。
『朝を待たずに出航したのは私のせいかな…。同じ場所に長くいると追っ手が来ちゃうもんね…。』
サ「違うよ。」
『あ…。』
独り言聞かれちゃってた…。
サ「サニーも仲間だって言ったろ?だからサニーと一緒にしたかったんだ。」
『一緒に?何を?』
サ「チョッパーにしか教えてなかったろ。だからチョッパーが提案してくれたんだ。それを全員で計画を立てて急いで準備したんだぜ?」
『????』
サンジが何を言っているのか理解できないミリアは戸惑う。
『あの…。さっきから何の話…?』
サ「おいで。」
サンジはミリアの手をとるとラウンジへと向かった。
ドアを開けるとクルー達が揃っていた。
『みんなまだ起きてたんだ。何してるの?』
サ「パーティーの準備をしてたんだ。」
『パーティー?』
サ「ミリアちゃん。」
『な、何…?』
「「「お誕生日おめでとー!」」」
クルー達が隠し持っていたクラッカーを一斉に鳴らした。
『わぁ!?え!?誕生日!?あ…!』
ミリアは日付けが変わった時計を見てようやく自分の誕生日を思い出した。
チョ「最初に診察した時に生年月日を聞いてたから計画してたんだ♪」
『そっか。』
フ「サニーを直すのに手こずってて間に合わねぇかと思ったぜ~。」
サ「ちゃんとケーキもあるよ♪」
ロウソクの灯ったケーキをサンジがミリアの前に持っていく。
『みんな…。ありがとう♪』
ミリアは満面の笑みをクルー達に返した。
ミリアが願いを込めてロウソクを吹き消す。
こうしてミリアの誕生日パーティーは夜通し行われた。
ミリアの嬉し涙と共に楽しげな声が響く。
朝方。
楽しいパーティーが終わり
クルー達ははしゃぎ疲れてラウンジで寝てしまった。
そんな中ミリアは船首のルフィの特等席に座っていた。
『サニー。一緒にいてくれてありがとね。サニーも一緒にお祝いできて嬉しい。私ね、今日で20歳になったの。メイジャー王国では成人の歳。成人のお祝いがあってね、国中の人が楽器や歌で祝ってくれるんだ。もう…2度と国民の音楽は聞けなくなっちゃった……。』
ミリアの頬を涙が伝った。
『後悔はいっぱいある。私が国を出なければ、尾行に気づいていれば、油断せず捕まってなければ…。…失ったものは大きいし、多い。全部私のせい。でも得たものもあった。みんなに会えた。サニーにも。…今度は失いたくないな……。…私がここにいたらサニーもまたケガしちゃうよね…。大切な仲間が傷つくのは嫌なんだ…。けど私には何もできない。それがもどかしい…。けどね、この船を降りてみんなやサニーと別れるのはもっと嫌だって思っちゃった…。私…わがままだね…。みんなとずっと一緒にいたい。なんてお願いしちゃってさ…。』
ミリアはサニーの頭を優しく撫でる。
『え………?今…声が……。サニー…?』
サ「ここにいたのか。」
『あ。サンジ君。ねぇ今、声聞こえなかった?』
サ「声?別に何も聞いてねぇけど?」
『そっか…。気のせいだったのかな…。』
サ「何かあったのかい…?」
サンジは目の前に降りてきたミリアの頬を伝った涙の跡を優しく指で拭う。
『あ……。サニーとお話してたの…。それでね、声が聞こえたんだ。もしかしたらサニーの声だったのかなって。私、歌ってないのにサニーと繋がれたのかと思ったんだけどそんなわけないよね。』
サ「ミリアちゃんの思いが届いたのかもしれねぇぜ?」
『そうかな~?』
サ「ちなみに何て言ってたの?」
『わがままは同じだよ。って。』
サ「わがまま?」
『うん。私ね、昨日ケーキのロウソクにお願いしたの。ずっとみんなと一緒にいたいって。それはわがままかなってサニーと話してたんだ。』
サ「それがわがままなら俺たち全員がわがままだな。俺たちもずっとミリアちゃんと一緒にいたいからな。サニーもそれを伝えたかったのかもな。自分も同じだって。」
『そっか。サニー。ありがと♪』
サ「さて、朝飯にするか♪」
『うん♪』
サニー号の修理が無事に終わって麦わらの一味は再び大海原へと出た。
夜も更けてサニー号はその場に錨を下ろして朝まで停泊。
ミリアは真っ暗な海を見つめてポツリと呟く。
『朝を待たずに出航したのは私のせいかな…。同じ場所に長くいると追っ手が来ちゃうもんね…。』
サ「違うよ。」
『あ…。』
独り言聞かれちゃってた…。
サ「サニーも仲間だって言ったろ?だからサニーと一緒にしたかったんだ。」
『一緒に?何を?』
サ「チョッパーにしか教えてなかったろ。だからチョッパーが提案してくれたんだ。それを全員で計画を立てて急いで準備したんだぜ?」
『????』
サンジが何を言っているのか理解できないミリアは戸惑う。
『あの…。さっきから何の話…?』
サ「おいで。」
サンジはミリアの手をとるとラウンジへと向かった。
ドアを開けるとクルー達が揃っていた。
『みんなまだ起きてたんだ。何してるの?』
サ「パーティーの準備をしてたんだ。」
『パーティー?』
サ「ミリアちゃん。」
『な、何…?』
「「「お誕生日おめでとー!」」」
クルー達が隠し持っていたクラッカーを一斉に鳴らした。
『わぁ!?え!?誕生日!?あ…!』
ミリアは日付けが変わった時計を見てようやく自分の誕生日を思い出した。
チョ「最初に診察した時に生年月日を聞いてたから計画してたんだ♪」
『そっか。』
フ「サニーを直すのに手こずってて間に合わねぇかと思ったぜ~。」
サ「ちゃんとケーキもあるよ♪」
ロウソクの灯ったケーキをサンジがミリアの前に持っていく。
『みんな…。ありがとう♪』
ミリアは満面の笑みをクルー達に返した。
ミリアが願いを込めてロウソクを吹き消す。
こうしてミリアの誕生日パーティーは夜通し行われた。
ミリアの嬉し涙と共に楽しげな声が響く。
朝方。
楽しいパーティーが終わり
クルー達ははしゃぎ疲れてラウンジで寝てしまった。
そんな中ミリアは船首のルフィの特等席に座っていた。
『サニー。一緒にいてくれてありがとね。サニーも一緒にお祝いできて嬉しい。私ね、今日で20歳になったの。メイジャー王国では成人の歳。成人のお祝いがあってね、国中の人が楽器や歌で祝ってくれるんだ。もう…2度と国民の音楽は聞けなくなっちゃった……。』
ミリアの頬を涙が伝った。
『後悔はいっぱいある。私が国を出なければ、尾行に気づいていれば、油断せず捕まってなければ…。…失ったものは大きいし、多い。全部私のせい。でも得たものもあった。みんなに会えた。サニーにも。…今度は失いたくないな……。…私がここにいたらサニーもまたケガしちゃうよね…。大切な仲間が傷つくのは嫌なんだ…。けど私には何もできない。それがもどかしい…。けどね、この船を降りてみんなやサニーと別れるのはもっと嫌だって思っちゃった…。私…わがままだね…。みんなとずっと一緒にいたい。なんてお願いしちゃってさ…。』
ミリアはサニーの頭を優しく撫でる。
『え………?今…声が……。サニー…?』
サ「ここにいたのか。」
『あ。サンジ君。ねぇ今、声聞こえなかった?』
サ「声?別に何も聞いてねぇけど?」
『そっか…。気のせいだったのかな…。』
サ「何かあったのかい…?」
サンジは目の前に降りてきたミリアの頬を伝った涙の跡を優しく指で拭う。
『あ……。サニーとお話してたの…。それでね、声が聞こえたんだ。もしかしたらサニーの声だったのかなって。私、歌ってないのにサニーと繋がれたのかと思ったんだけどそんなわけないよね。』
サ「ミリアちゃんの思いが届いたのかもしれねぇぜ?」
『そうかな~?』
サ「ちなみに何て言ってたの?」
『わがままは同じだよ。って。』
サ「わがまま?」
『うん。私ね、昨日ケーキのロウソクにお願いしたの。ずっとみんなと一緒にいたいって。それはわがままかなってサニーと話してたんだ。』
サ「それがわがままなら俺たち全員がわがままだな。俺たちもずっとミリアちゃんと一緒にいたいからな。サニーもそれを伝えたかったのかもな。自分も同じだって。」
『そっか。サニー。ありがと♪』
サ「さて、朝飯にするか♪」
『うん♪』
