☆想いでノート
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しばらくクルー達が様子を伺っていると
光り輝く不思議な布でできた服を着た少女が現れた。
少女はロングスカートをなびかせてやってくるとクルー達の前で立ち止まった。
ゾ「何者だ。」
ゾロが刀に手をかけてそう言う。
「私はここの管理者。あなた達のように私の存在に気づき、願った者の願いを叶えるためにいるの。」
フ「どういうことだ。」
ナ「もしかしてこの子が鍵の番人…?」
ウ「何だ?鍵の番人って。」
疑問を呈するウソップにサンジが全員に経緯を説明した。
ル「ふーん。それでお前がその鍵持ってんのか。」
「そうよ。私はここで鍵を管理しているの。」
サ「それならこの子の鍵を開けてくれ。」
「それは本人が決めることよ。私はその願いに沿った事をするだけ。ここに引っ張られたショックで気を失っているようだけどもうじき起きるでしょう。」
鍵の番人はそう言うとアムールの額に優しく触れた。
『ん……。あれ……ここ…どこ…?』
サ「気がついたね。」
チョ「頭痛は大丈夫か?」
『うん。今は平気。』
アムールは不思議な空間にキョロキョロと辺りを見渡し、ようやく鍵の番人の存在に気づいた。
『あなた…。あの時の!』
「そうよ。私は鍵の番人。」
『本当にいたんだ…。じゃあ、ここはあなたの作った世界なの…?』
「ええ。ここは鍵を管理するための場所。」
『鍵の管理…。…ねぇ、私のこの記憶にも鍵がかかっているの…?』
「えぇ。しっかりとかかっているわ。」
チョ「じゃあ、それを開ければアムールの記憶が戻って俺たちと同じように思い出を重ねる事ができるのか!」
「あなたはそれを望むの?ここには強い願いがないと来られないの。あなたの強い願いを聞かせてくれるかしら。」
『私は…………。』
アムールはしばらく考えると顔をあげた。
『あなたは今の私が思い出せない事も答えてくれるの…?』
「鍵をかけた相手、場所、時期、理由、私はそれら全てを記憶しているからそこに関する事なら答えられるわ。」
『それなら教えて。私はどうして鍵をかけることになったの…?』
「記憶の細部までは知らないけれどあなたには忘れたい記憶があった。もう思い出したくないという強い思いでここへ来たのよ。そして私はその願いに見合った対価をもらいあなたの記憶に鍵をかけた。」
ロ「対価?」
「私はタダで願いを叶えているわけじゃないの。願いを叶えるにはそれに見合った対価が必要。そうしないと世の中のバランスが取れなくなる。ただ欲に忠実に生きることを許すわけにはいかないわ。」
『じゃあ、その時、私は何を対価として払ったの…?』
「記憶よ。あなたの中でとても大きな存在となった記憶に鍵をかけるにはあなたが今までに得た記憶とこれから得る記憶が対価として妥当だったの。」
ナ「これから得る記憶…。」
サ「だからアムールちゃんは記憶を引き継げなかったんだ。」
『鍵の番人さんに毎日捧げてたんだ…。』
「知りたいことは知れたかしら?」
『うん。』
「ではもう一度問いましょう。あなたの願いは?」
『……みんなと思い出を重ねていきたい。もう忘れたくない!』
光り輝く不思議な布でできた服を着た少女が現れた。
少女はロングスカートをなびかせてやってくるとクルー達の前で立ち止まった。
ゾ「何者だ。」
ゾロが刀に手をかけてそう言う。
「私はここの管理者。あなた達のように私の存在に気づき、願った者の願いを叶えるためにいるの。」
フ「どういうことだ。」
ナ「もしかしてこの子が鍵の番人…?」
ウ「何だ?鍵の番人って。」
疑問を呈するウソップにサンジが全員に経緯を説明した。
ル「ふーん。それでお前がその鍵持ってんのか。」
「そうよ。私はここで鍵を管理しているの。」
サ「それならこの子の鍵を開けてくれ。」
「それは本人が決めることよ。私はその願いに沿った事をするだけ。ここに引っ張られたショックで気を失っているようだけどもうじき起きるでしょう。」
鍵の番人はそう言うとアムールの額に優しく触れた。
『ん……。あれ……ここ…どこ…?』
サ「気がついたね。」
チョ「頭痛は大丈夫か?」
『うん。今は平気。』
アムールは不思議な空間にキョロキョロと辺りを見渡し、ようやく鍵の番人の存在に気づいた。
『あなた…。あの時の!』
「そうよ。私は鍵の番人。」
『本当にいたんだ…。じゃあ、ここはあなたの作った世界なの…?』
「ええ。ここは鍵を管理するための場所。」
『鍵の管理…。…ねぇ、私のこの記憶にも鍵がかかっているの…?』
「えぇ。しっかりとかかっているわ。」
チョ「じゃあ、それを開ければアムールの記憶が戻って俺たちと同じように思い出を重ねる事ができるのか!」
「あなたはそれを望むの?ここには強い願いがないと来られないの。あなたの強い願いを聞かせてくれるかしら。」
『私は…………。』
アムールはしばらく考えると顔をあげた。
『あなたは今の私が思い出せない事も答えてくれるの…?』
「鍵をかけた相手、場所、時期、理由、私はそれら全てを記憶しているからそこに関する事なら答えられるわ。」
『それなら教えて。私はどうして鍵をかけることになったの…?』
「記憶の細部までは知らないけれどあなたには忘れたい記憶があった。もう思い出したくないという強い思いでここへ来たのよ。そして私はその願いに見合った対価をもらいあなたの記憶に鍵をかけた。」
ロ「対価?」
「私はタダで願いを叶えているわけじゃないの。願いを叶えるにはそれに見合った対価が必要。そうしないと世の中のバランスが取れなくなる。ただ欲に忠実に生きることを許すわけにはいかないわ。」
『じゃあ、その時、私は何を対価として払ったの…?』
「記憶よ。あなたの中でとても大きな存在となった記憶に鍵をかけるにはあなたが今までに得た記憶とこれから得る記憶が対価として妥当だったの。」
ナ「これから得る記憶…。」
サ「だからアムールちゃんは記憶を引き継げなかったんだ。」
『鍵の番人さんに毎日捧げてたんだ…。』
「知りたいことは知れたかしら?」
『うん。』
「ではもう一度問いましょう。あなたの願いは?」
『……みんなと思い出を重ねていきたい。もう忘れたくない!』
