☆想いでノート
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ドアが開く音にクルー達がドアの方を見ると
お気に入りのうさぎのぬいぐるみを抱いたアムールが立っていた。
チョ「アムール…?どうした?」
『みんな私のこと話してた…?』
サ「あ…いや……。」
『隠さなくていい。外でちょっとだけ聞いてた。』
チョ「うん。アムールの事を話してた。」
アムールはそのままチョッパーの隣に座った。
サ「そういやそのぬいぐるみはずっと持ってるけどそれについては覚えてるのかい…?」
『うぅん。知らないの…。けどね、研究結果の方のノートの最初の方のページに書いてあった。私が保護された日の事。その日に私は島の港でこの子を抱いて立ってたんだって。だからこの子に何か記憶を取り戻すヒントみたいなのがあるのかなって…。それをみんなに相談しようと思って…。』
チョ「それで俺たちが話してるのを聞いたのか。」
『うん。でも何か違う気がした。ちょっとしか聞けなかったからもう一度私がどんな時に頭が痛いって言ったか教えてくれる?』
日記を開いてそう言うアムールにクルーはその時の状況をもう一度話した。
『やっぱりそうかも……。』
チョ「何か心当たりがあるのか?」
『みんなの言ってた日の日記…。だいたい同じ事が書いてあるの…。』
アムールはクルー達の前に日記を広げた。
『これはチョッパーが言ってた日。次がサンジ君。こっちはフランキー。その4ページ先がナミとロビン。こっちのページはゾロで隣がウソップとルフィ。こっちがブルック。』
アムールはペラペラとページをめくっていきながらそれぞれのページの最後の文を指差す。
ナ「この気持ちを残しておきたい…。」
ウ「自分の中に残ってくれたらいいのに…。」
チョ「消えちゃうのは嫌だ…。」
サ「忘れたくない……。」
『どれも同じ意味だと思う…。私が頭が痛いって言った日には全部そういう意味の言葉が書かれてる。それにさっきも思ったの…。忘れたくない。って…。』
サ「それが何かの鍵になってるのかもしれねぇな…。」
チョ「思い出したい。じゃなくて忘れたくない。か…。確かに他の記憶喪失の症例と違ってアムールは毎日、記憶をなくすんだもんな…。」
『前にチョッパーが買ってた本をちょっと読ませてもらったんだけどそこに精神的な事で記憶がなくなることもあるって書いてあって…。』
チョ「確かにそういう例も多くある。」
『もしかしたら私には未来に持っていきたくない思い出があったのかなって…。だから毎日なくなっちゃうのかなって…。』
チョ「う~ん……。アムールから記憶が毎日なくなる事を聞いた時からずっと思ってた事があるんだけど…。毎日必ず0時に記憶がリセットされるってのが気になったんだ。精神的な要因だったとしてもちょっと機械的すぎるなと思って。」
ウ「確かに。絶対にリセットされる時間はズレねぇってのは気になるな。」
サ「寝ている間とかじゃなく起きていても強制的に眠らされてリセットされるんだもんな…。そう考えたら不思議な話だな…。」
『どうして決まった時間なんだろう…。その時間に何かヒントがあるのかな…?』
と、その時、ラウンジの時計が0時を知らせた。
『あ!…ダメ…今は…大事な…は…な……し……っ…。』
チョ「おっと。大丈夫か?アムール?」
ナ「眠ってる…。」
フ「これが強制的に眠らされるってヤツか。」
サ「なぁ、チョッパー。アムールちゃんの記憶がリセットされてる瞬間に脳を調べたことあるか?」
チョ「ないな。もしかしたらそれで何かわかるかもしれない。ちょっと検査してみる!ナミ、アムールの研究結果が書いてあるノート持ってきてくれ!」
チョッパーは変形するとアムールを抱き上げて医務室へ向かった。
お気に入りのうさぎのぬいぐるみを抱いたアムールが立っていた。
チョ「アムール…?どうした?」
『みんな私のこと話してた…?』
サ「あ…いや……。」
『隠さなくていい。外でちょっとだけ聞いてた。』
チョ「うん。アムールの事を話してた。」
アムールはそのままチョッパーの隣に座った。
サ「そういやそのぬいぐるみはずっと持ってるけどそれについては覚えてるのかい…?」
『うぅん。知らないの…。けどね、研究結果の方のノートの最初の方のページに書いてあった。私が保護された日の事。その日に私は島の港でこの子を抱いて立ってたんだって。だからこの子に何か記憶を取り戻すヒントみたいなのがあるのかなって…。それをみんなに相談しようと思って…。』
チョ「それで俺たちが話してるのを聞いたのか。」
『うん。でも何か違う気がした。ちょっとしか聞けなかったからもう一度私がどんな時に頭が痛いって言ったか教えてくれる?』
日記を開いてそう言うアムールにクルーはその時の状況をもう一度話した。
『やっぱりそうかも……。』
チョ「何か心当たりがあるのか?」
『みんなの言ってた日の日記…。だいたい同じ事が書いてあるの…。』
アムールはクルー達の前に日記を広げた。
『これはチョッパーが言ってた日。次がサンジ君。こっちはフランキー。その4ページ先がナミとロビン。こっちのページはゾロで隣がウソップとルフィ。こっちがブルック。』
アムールはペラペラとページをめくっていきながらそれぞれのページの最後の文を指差す。
ナ「この気持ちを残しておきたい…。」
ウ「自分の中に残ってくれたらいいのに…。」
チョ「消えちゃうのは嫌だ…。」
サ「忘れたくない……。」
『どれも同じ意味だと思う…。私が頭が痛いって言った日には全部そういう意味の言葉が書かれてる。それにさっきも思ったの…。忘れたくない。って…。』
サ「それが何かの鍵になってるのかもしれねぇな…。」
チョ「思い出したい。じゃなくて忘れたくない。か…。確かに他の記憶喪失の症例と違ってアムールは毎日、記憶をなくすんだもんな…。」
『前にチョッパーが買ってた本をちょっと読ませてもらったんだけどそこに精神的な事で記憶がなくなることもあるって書いてあって…。』
チョ「確かにそういう例も多くある。」
『もしかしたら私には未来に持っていきたくない思い出があったのかなって…。だから毎日なくなっちゃうのかなって…。』
チョ「う~ん……。アムールから記憶が毎日なくなる事を聞いた時からずっと思ってた事があるんだけど…。毎日必ず0時に記憶がリセットされるってのが気になったんだ。精神的な要因だったとしてもちょっと機械的すぎるなと思って。」
ウ「確かに。絶対にリセットされる時間はズレねぇってのは気になるな。」
サ「寝ている間とかじゃなく起きていても強制的に眠らされてリセットされるんだもんな…。そう考えたら不思議な話だな…。」
『どうして決まった時間なんだろう…。その時間に何かヒントがあるのかな…?』
と、その時、ラウンジの時計が0時を知らせた。
『あ!…ダメ…今は…大事な…は…な……し……っ…。』
チョ「おっと。大丈夫か?アムール?」
ナ「眠ってる…。」
フ「これが強制的に眠らされるってヤツか。」
サ「なぁ、チョッパー。アムールちゃんの記憶がリセットされてる瞬間に脳を調べたことあるか?」
チョ「ないな。もしかしたらそれで何かわかるかもしれない。ちょっと検査してみる!ナミ、アムールの研究結果が書いてあるノート持ってきてくれ!」
チョッパーは変形するとアムールを抱き上げて医務室へ向かった。
