☆花言葉
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そして村人に全てを打ち明ける当日の朝がやってきた。
『あの……。』
「そんな事信じられねぇよ!」
「姫様…。ずっと私たちを騙してたの…?」
『キャンディ…。違うの…私は……。』
「実際にそうじゃないですか!この子はずっとあなたを信じて、慕ってた。けどあなたがいなくなってどれだけ傷ついたか…!」
『キャンディのお母さん……。』
「これだけ騙して、嘘ついておいてこんな話を信じろだなんて虫が良すぎるし、信じられねぇよ!」
『クーシおじさん…。でも…本当なの!みんな…本当にそうやって…死んでいったの…。これはみんな村長が…!』
「いいかげんにしろっ!お前なんぞもう姫でも何でもない!出ていけ!」
『そんな…。』
「もう新しい姫は決まったの!あなたは必要ない!」
『え…?』
「姫様…。今度は私が姫になるの。だからもういらないの。」
『キャンディ…!?』
「これからこの子は神に全てを捧げて姫になるのよ。こんな名誉なことはないわ。あなたはそれを奪いに来たんでしょう!?」
『そんな…!違う!ダメだよこんなの!キャンディはまだ子供じゃない…!どうしてこんな…小さな子にまで…!』
「神に選ばれたからよ!」
『違う!神様なんてこの村にはいないの…!』
「黙れっ!いつまでも無駄口をたたくな!さっさと出ていけと言ってるだろう!」
「「「そうだ!偽物は出ていけ!」」」
『そんな…!お願いみんな!信じて…!私の話を聞いて!お願い…っ!』
《バサッ》
『はぁっ…はぁっ………夢……。はぁ………。』
ナギは大きくため息をついて部屋の時計を見る。
時刻はまだ薄明かりの早朝。
再び眠る気にもなれずナギは1人、家を出るとサンジとよく会っていた場所へ向かった。
次第に昇り始める朝日に
海が照らされ輝く。
ナギは膝を抱え
静かに涙を流した。
『怖い……。』
もしみんなが信じてくれなかったら…?
もし…みんなが許してくれなかったら…?
私はどうしたらいいんだろう…。
どうやったらみんなを救える……?
サ「ナギちゃん?」
『!?』
サ「やっぱり。」
『どうして……?』
サ「なんとなくここに来れば会える気がしたから♪」
サンジはそう言うとナギの隣に座り、優しく涙を拭った。
『私…泣いてばっかりだね…。いつもサンジ君に涙…拭ってもらって……。』
サ「俺は大したことはできねぇ。ナギちゃんが背負ってるものも、ナギちゃんが頑張ってきた時間も俺には背負えねぇ。けど今、目の前にいるナギちゃんの涙くらいならいつだって拭える。話も聞けるよ。」
『サンジ君……。』
サンジはナギの手を取った。
サ「俺に話してくれる?こんなに震えてる理由を。」
『……うん。』
ナギは絞り出すような声で夢で見た出来事を話した。
サ「そっか。ナギちゃんは強いな。」
『え…?』
サ「そんな怖くて不安な思いをしたのに誰にも言わずに1人でなんとかしようとしてさ。ここに来たのも誰にも見られたくなかったからだろ?」
『うん…。』
サ「そうやって踏ん張ろうとするのはすごいと思う。けどな、もう1人じゃねぇんだ。だから頼ってくれ。」
『そう…だね…。ごめん…。』
サ「なんて。本当は迷惑かけると思ってんだろ。」
『それは………うん……。』
サ「そういう優しい所も好きだぜ。」
『え…………?』
サ「好き。」
『え、えっと……。』
全く状況が飲み込めず
ナギは戸惑い、目を泳がせる。
サ「ナギちゃんに惚れてるって事♪ナギちゃんの優しい所も、強い所も、笑った顔も泣いた顔も好きだ。」
『……!?…。』
サンジの言葉にナギは目を大きく見開いた。
サ「ナギちゃんは?」
『わ、…私は……っ……。』
ナギは言葉を紡ぐ事もできずにポロポロと涙を流した。
サ「あ、あれ!?まずかったか!?俺、まずい事言った!?」
さっきまで冷静に言葉を紡いでいたサンジが急に慌てだしナギは涙を拭いながらクスクスと笑った。
『違う。違うよ…っ…。嬉しかったの…っ…。私もサンジ君の事…好き♪』
そう言って笑うナギをキラキラと朝日が照らす。
その美しさにサンジは柔らかく微笑むとまたナギの涙を優しく拭った。
『あの……。』
「そんな事信じられねぇよ!」
「姫様…。ずっと私たちを騙してたの…?」
『キャンディ…。違うの…私は……。』
「実際にそうじゃないですか!この子はずっとあなたを信じて、慕ってた。けどあなたがいなくなってどれだけ傷ついたか…!」
『キャンディのお母さん……。』
「これだけ騙して、嘘ついておいてこんな話を信じろだなんて虫が良すぎるし、信じられねぇよ!」
『クーシおじさん…。でも…本当なの!みんな…本当にそうやって…死んでいったの…。これはみんな村長が…!』
「いいかげんにしろっ!お前なんぞもう姫でも何でもない!出ていけ!」
『そんな…。』
「もう新しい姫は決まったの!あなたは必要ない!」
『え…?』
「姫様…。今度は私が姫になるの。だからもういらないの。」
『キャンディ…!?』
「これからこの子は神に全てを捧げて姫になるのよ。こんな名誉なことはないわ。あなたはそれを奪いに来たんでしょう!?」
『そんな…!違う!ダメだよこんなの!キャンディはまだ子供じゃない…!どうしてこんな…小さな子にまで…!』
「神に選ばれたからよ!」
『違う!神様なんてこの村にはいないの…!』
「黙れっ!いつまでも無駄口をたたくな!さっさと出ていけと言ってるだろう!」
「「「そうだ!偽物は出ていけ!」」」
『そんな…!お願いみんな!信じて…!私の話を聞いて!お願い…っ!』
《バサッ》
『はぁっ…はぁっ………夢……。はぁ………。』
ナギは大きくため息をついて部屋の時計を見る。
時刻はまだ薄明かりの早朝。
再び眠る気にもなれずナギは1人、家を出るとサンジとよく会っていた場所へ向かった。
次第に昇り始める朝日に
海が照らされ輝く。
ナギは膝を抱え
静かに涙を流した。
『怖い……。』
もしみんなが信じてくれなかったら…?
もし…みんなが許してくれなかったら…?
私はどうしたらいいんだろう…。
どうやったらみんなを救える……?
サ「ナギちゃん?」
『!?』
サ「やっぱり。」
『どうして……?』
サ「なんとなくここに来れば会える気がしたから♪」
サンジはそう言うとナギの隣に座り、優しく涙を拭った。
『私…泣いてばっかりだね…。いつもサンジ君に涙…拭ってもらって……。』
サ「俺は大したことはできねぇ。ナギちゃんが背負ってるものも、ナギちゃんが頑張ってきた時間も俺には背負えねぇ。けど今、目の前にいるナギちゃんの涙くらいならいつだって拭える。話も聞けるよ。」
『サンジ君……。』
サンジはナギの手を取った。
サ「俺に話してくれる?こんなに震えてる理由を。」
『……うん。』
ナギは絞り出すような声で夢で見た出来事を話した。
サ「そっか。ナギちゃんは強いな。」
『え…?』
サ「そんな怖くて不安な思いをしたのに誰にも言わずに1人でなんとかしようとしてさ。ここに来たのも誰にも見られたくなかったからだろ?」
『うん…。』
サ「そうやって踏ん張ろうとするのはすごいと思う。けどな、もう1人じゃねぇんだ。だから頼ってくれ。」
『そう…だね…。ごめん…。』
サ「なんて。本当は迷惑かけると思ってんだろ。」
『それは………うん……。』
サ「そういう優しい所も好きだぜ。」
『え…………?』
サ「好き。」
『え、えっと……。』
全く状況が飲み込めず
ナギは戸惑い、目を泳がせる。
サ「ナギちゃんに惚れてるって事♪ナギちゃんの優しい所も、強い所も、笑った顔も泣いた顔も好きだ。」
『……!?…。』
サンジの言葉にナギは目を大きく見開いた。
サ「ナギちゃんは?」
『わ、…私は……っ……。』
ナギは言葉を紡ぐ事もできずにポロポロと涙を流した。
サ「あ、あれ!?まずかったか!?俺、まずい事言った!?」
さっきまで冷静に言葉を紡いでいたサンジが急に慌てだしナギは涙を拭いながらクスクスと笑った。
『違う。違うよ…っ…。嬉しかったの…っ…。私もサンジ君の事…好き♪』
そう言って笑うナギをキラキラと朝日が照らす。
その美しさにサンジは柔らかく微笑むとまたナギの涙を優しく拭った。
