☆花言葉
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サ「なぁ、1つ気になったんだがあの子は人と喋っちゃいけねぇのか?」
ロ「そう言えばメモを書いていたわね。」
「姫様はお声を失っておりますので…。」
チョ「何かの病気か?」
「いいえ。姫となる者は神に全てを捧げなくてはならないのです。」
ナ「全てを捧げるって…?」
「お声、そしてお命もです…。その代わりに幸福のお力を授かります。姫様がいるだけでこの村は幸福に包まれ、繁栄していくのです。」
ゾ「その姫が死んだらどうなる。」
「姫様は決められた日に神にお命をお返しします。そして村人の中から新しい姫が神により選ばれるのです。」
ナ「それって神様があの子を殺すって…事…?」
「いいえ。姫様はご自身の意思でお命をお返しするのです。」
「好きな神様を選べるんだよ!」
サ「選べる?」
「水の神様、火の神様、雪の神様!選んだ神様に命を返すんだって。」
サ「その決められた日ってのはいつだ。」
「来月の水の神への祈りの日です。今回の姫様は水の神様をお選びになりましたので。」
サ「あんな若い子が自分の意思で死ぬのかよ……。」
そんな話をしていると店の時計が大きな音を立てて鳴った。
「みんな!時間だ!」
店主の声と共に村人達は外へと出た。
ル「なんだー?」
「もうすぐ姫様の祈りが終わり、姫様がお部屋に戻られるのでお出迎えをするのです。」
村人達は先程と同様に広場に集まるとひざまづいた。
すると大きな建物の扉が開き
そこから姫と数人の家臣と兵達が出てきた。
姫がそっと手で合図すると家臣が叫ぶ。
「頭を上げよ。姫様のご命令だ!」
村人達が頭を上げると姫は嬉しそうに笑顔を返した。
「「姫様ー!」」
「あ!コラ!」
大人の静止も聞かず子供達が姫の元へと駆け寄ると姫は子供達の目線に合わせてしゃがんだ。
「姫様!お祈りどうだった?」
「大変だった?」
「神様とお話したの?」
「お守り効いた?」
子供達の質問責めに大人達はアワアワ。
「ひ、姫様申し訳ございません。子供達が無礼な事を…!」
慌てる大人達に姫は笑顔を返すと子供達の頭を撫でる。
「わ~!えへへへ♪」
姫は子供達の頭を撫で終わると自分の懐から小さな袋を出した。
「あ!火のお守り!」
そう叫ぶ子供達に大人達が目をやる。
「お祈りの時に姫様が疲れませんようにってみんなでお守り作ったんだよ!」
「まぁ!そんな物まで…。姫様本当にすみません…。」
『♪』
姫は嬉しそうに笑う。
すると姫の隣にいた家臣も子供達の目線に合わせてしゃがむ。
「姫様は祈りの間ずっとこのお守りを大切に持っていらした。みんなが想いを込めて作ってくれたのが嬉しかったそうだ♪」
その言葉を聞いて子供達がはしゃぐ。
「じゃあ、次は水のお守り作ろう!」
「そうだな!姫様!楽しみに待っててくれ!」
「素敵なの作るね!」
『…♪』
「さぁ、姫様。そろそろお部屋へ。」
「姫様またね!」
『~♪』
姫は子供達に手を振ると隣にある建物へと戻っていった。
ナ「いい人ね♪」
店の入り口でやりとりを見ていたナミが言う。
チョ「子供達もお姫様の事が大好きなんだな♪」
その頃。
部屋へ戻った姫は
家臣がしっかりと扉を閉めたのを確認すると床に崩れ落ちた。
「姫様!誰か!すぐに医務官を!」
『はぁ…はぁ…。…っ…。』
《ガチャ》
「姫様!」
そう言って飛び込んで来た医務官は姫と同い年くらいの青年だった。
「姫様の治療をする。しばらくは部屋から離れろ。」
「承知しました。」
医務官は姫を部屋のベットまで運ぶとすぐに扉へと戻り、扉に耳を押し当てた。
「よし。もう全員いなくなったぞ。」
『はぁ……。』
「なぁ、もうやめにしよう…。こんなんで止められるわけねぇんだ…。俺も一緒になんとかするから…。頼むよ…。」
そう言う医務官に姫は首を横に振る。
「何でだよ…。」
『…っ…。』
「何だ…?」
医務官はそっと姫に近づくが姫は少し不機嫌そうな顔をする。
「もう誰もいないって。」
『……。』
「あー!わかったよ!ほら!」
そう言って紙とペンを渡すと姫はスラスラとメモを書く。
《さっきのお客様達をあなたの家に泊めて。》
「は?」
《外からの情報が1番みんなの刺激になる。》
「それって…。」
《あなたも一緒になんとかしてくれるんでしょ?》
「それはそういう意味じゃねぇ!それじゃあ結果は変わらねぇじゃねぇか!」
《変わるよ。もう誰もこんな死に方しなくて済む。私が変えるの。》
「……。もういい…。しばらく寝てろ。」
医務官はそう言って姫の腕に点滴を刺すと部屋を出ていった。
『はぁ……。』
ごめん…。
レヴィン…。
ロ「そう言えばメモを書いていたわね。」
「姫様はお声を失っておりますので…。」
チョ「何かの病気か?」
「いいえ。姫となる者は神に全てを捧げなくてはならないのです。」
ナ「全てを捧げるって…?」
「お声、そしてお命もです…。その代わりに幸福のお力を授かります。姫様がいるだけでこの村は幸福に包まれ、繁栄していくのです。」
ゾ「その姫が死んだらどうなる。」
「姫様は決められた日に神にお命をお返しします。そして村人の中から新しい姫が神により選ばれるのです。」
ナ「それって神様があの子を殺すって…事…?」
「いいえ。姫様はご自身の意思でお命をお返しするのです。」
「好きな神様を選べるんだよ!」
サ「選べる?」
「水の神様、火の神様、雪の神様!選んだ神様に命を返すんだって。」
サ「その決められた日ってのはいつだ。」
「来月の水の神への祈りの日です。今回の姫様は水の神様をお選びになりましたので。」
サ「あんな若い子が自分の意思で死ぬのかよ……。」
そんな話をしていると店の時計が大きな音を立てて鳴った。
「みんな!時間だ!」
店主の声と共に村人達は外へと出た。
ル「なんだー?」
「もうすぐ姫様の祈りが終わり、姫様がお部屋に戻られるのでお出迎えをするのです。」
村人達は先程と同様に広場に集まるとひざまづいた。
すると大きな建物の扉が開き
そこから姫と数人の家臣と兵達が出てきた。
姫がそっと手で合図すると家臣が叫ぶ。
「頭を上げよ。姫様のご命令だ!」
村人達が頭を上げると姫は嬉しそうに笑顔を返した。
「「姫様ー!」」
「あ!コラ!」
大人の静止も聞かず子供達が姫の元へと駆け寄ると姫は子供達の目線に合わせてしゃがんだ。
「姫様!お祈りどうだった?」
「大変だった?」
「神様とお話したの?」
「お守り効いた?」
子供達の質問責めに大人達はアワアワ。
「ひ、姫様申し訳ございません。子供達が無礼な事を…!」
慌てる大人達に姫は笑顔を返すと子供達の頭を撫でる。
「わ~!えへへへ♪」
姫は子供達の頭を撫で終わると自分の懐から小さな袋を出した。
「あ!火のお守り!」
そう叫ぶ子供達に大人達が目をやる。
「お祈りの時に姫様が疲れませんようにってみんなでお守り作ったんだよ!」
「まぁ!そんな物まで…。姫様本当にすみません…。」
『♪』
姫は嬉しそうに笑う。
すると姫の隣にいた家臣も子供達の目線に合わせてしゃがむ。
「姫様は祈りの間ずっとこのお守りを大切に持っていらした。みんなが想いを込めて作ってくれたのが嬉しかったそうだ♪」
その言葉を聞いて子供達がはしゃぐ。
「じゃあ、次は水のお守り作ろう!」
「そうだな!姫様!楽しみに待っててくれ!」
「素敵なの作るね!」
『…♪』
「さぁ、姫様。そろそろお部屋へ。」
「姫様またね!」
『~♪』
姫は子供達に手を振ると隣にある建物へと戻っていった。
ナ「いい人ね♪」
店の入り口でやりとりを見ていたナミが言う。
チョ「子供達もお姫様の事が大好きなんだな♪」
その頃。
部屋へ戻った姫は
家臣がしっかりと扉を閉めたのを確認すると床に崩れ落ちた。
「姫様!誰か!すぐに医務官を!」
『はぁ…はぁ…。…っ…。』
《ガチャ》
「姫様!」
そう言って飛び込んで来た医務官は姫と同い年くらいの青年だった。
「姫様の治療をする。しばらくは部屋から離れろ。」
「承知しました。」
医務官は姫を部屋のベットまで運ぶとすぐに扉へと戻り、扉に耳を押し当てた。
「よし。もう全員いなくなったぞ。」
『はぁ……。』
「なぁ、もうやめにしよう…。こんなんで止められるわけねぇんだ…。俺も一緒になんとかするから…。頼むよ…。」
そう言う医務官に姫は首を横に振る。
「何でだよ…。」
『…っ…。』
「何だ…?」
医務官はそっと姫に近づくが姫は少し不機嫌そうな顔をする。
「もう誰もいないって。」
『……。』
「あー!わかったよ!ほら!」
そう言って紙とペンを渡すと姫はスラスラとメモを書く。
《さっきのお客様達をあなたの家に泊めて。》
「は?」
《外からの情報が1番みんなの刺激になる。》
「それって…。」
《あなたも一緒になんとかしてくれるんでしょ?》
「それはそういう意味じゃねぇ!それじゃあ結果は変わらねぇじゃねぇか!」
《変わるよ。もう誰もこんな死に方しなくて済む。私が変えるの。》
「……。もういい…。しばらく寝てろ。」
医務官はそう言って姫の腕に点滴を刺すと部屋を出ていった。
『はぁ……。』
ごめん…。
レヴィン…。
