☆花言葉
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サ「ナギちゃん辛そうだな…。」
チョ「熱が高いからな…。」
チョッパーはナギの額に冷やしたタオルを乗せるとその上から氷袋を乗せた。
チョ「薬だけじゃどうにもならないけど…。ナギの免疫力も弱ってるから治るのに時間がかかるかもしれないな…。」
サ「治るんだよな…?」
チョ「大丈夫だ。意識もしっかりしてたし、ここなら薬も揃ってるから不測の事態にも対応できる。」
サ「よかった。」
『はぁっ…はぁっ……。』
辛そうに浅い呼吸を繰り返すナギの頬は熱で真っ赤に染まっている。
チョ「夕方までに何か食べられるくらいには回復しててほしいな…。」
サ「そうだな。今朝からろくに食ってねぇし…。」
サンジは少し考えたあと握っていたナギの手を優しくベットへ戻した。
サ「ナギちゃんが起きた時のために何か作ってくる。それとチョッパーも飯まだだったろ?」
チョ「うん。」
サ「持ってくるから待ってな。」
チョ「ありがとな♪」
サンジは医務室を出てキッチンに立つ。
サ「なんか久しぶりだな。」
久々に立つ自分のキッチンに胸を躍らせ料理を始めた。
完成すると医務室にいるチョッパーの元へ料理を届けた。
サ「パスタでよかったか?」
チョ「おぅ!うまそ~(*≧∀≦*)」
サンジは食事を届けるとすぐにキッチンへと戻り
自分も食事を済ませながら
コトコトと煮込まれる鍋の中を確認する。
サ「弱火でもう少しって所だな。」
チョッパーが食べ終わった頃に医務室の食器を下げにいき
後片づけを済ませると再び鍋の中を確認する。
サ「そろそろだな。」
そっとおたまですくって味見をする。
サ「ん。いい感じだ♪」
思った通りの味にサンジは満足げに笑った。
外から夕日が差し込み
夕方を告げる頃。
サンジは少し早足に医務室へと戻った。
サ「チョッパー。ナギちゃんどうだ?」
チョ「さっき起きた所だ。熱は…。」
チョッパーはナギから体温計を受け取る。
チョ「39℃か。ちょっと下がったな。」
『サンジ君……。』
ナギは起きたばかりでぼーっとする意識の中、サンジに手を伸ばす。
サンジがその手を優しく握った。
サ「ごめんな。飯作りに行ってたんだ。」
『ごはん…?』
サ「あぁ。ナギちゃん食欲どう?」
『う~ん……。あんまり……。』
サ「だと思った。だからスープにしておいた。何か入れたい具材あったら言って。まぁ、後入れできるものに限られるけど。」
『後入れできるもの……?』
サ「卵とか海藻類とかかな。」
『じゃあ、卵がいいかな…。』
サ「了解♪」
ナギはゆっくりと起き上がった。
サ「大丈夫か?」
『うん…。スープもらうね。何かご飯の話したらちょっとお腹すいてきたかも…(笑)』
サ「じゃあ、持ってくるな♪」
しばらくして戻ってきたサンジから小さなカップを受け取るとナギは両手でカップを包み
ふーふーと息をかけて冷ます。
そしてそっとカップに口をつけて
一口…。
『………!』
ナギは目を丸くして黙ってしまった。
チョ「ナギ?」
サ「口にあわなかった…?」
少し不安げな質問にナギは慌てて首を横に振った。
『これさっき作ったの…?』
サ「あぁ。食べるの大変だろうから野菜がなくなるくらいまで煮込んでおいた。」
『すごい……。なんていうか…。こんな美味しいの初めて…。チョッパーはいつもこんな美味しいの食べてるの?ちょっとずるいかも…。』
チョ「あはは!な?サンジの飯はうまいだろ?」
『すっごく!』
サ「よかった♪」
『ねぇ、サンジ君。私、早く元気になっていっぱい食べられるようになるからまた作ってくれる…?』
サ「もちろん♪治るまでの間は任せな!村に戻ってからだって作ってやるぜ☆」
『ありがとう…♪よし!チョッパー、お薬!私、すぐ寝るね!早く元気にならないと!』
チョ「あはは!わかったわかった♪はい、夜の分な。」
ナギはチョッパーから薬を受け取ると一気に流し込んだ。
『うわ……。なんか美味しいもの食べた後だとこのお薬めっちゃ不味いかも…。』
サ「はははは!」
『今まであんまり食べてなかったから口に入れる物の味なんか気にしてなかったけどこれ美味しくない…。』
チョ「効き目重視で苦い薬草使ってるからな(笑)」
『2人とも私のこと考えて色々やってくれてありがとう…♪早く…なお…し……あれ……?』
《バフッ》
サ「ナギちゃん!?」
『ん~……。』
ナギはベットに倒れ込んでしまった。
『なんか……グルグルする……。』
チョ「ちょっとめまいを起こしちゃったな。大丈夫。そのまま目を閉じてしばらくじっとしてれば治るからな。」
『わかった…。』
チョッパーはナギに布団をかけると冷やしたタオルと氷袋を額に乗せる。
チョ「朝まで冷やしておこうな。」
『うん……。』
氷の冷たさに
ナギが気持ち良さそうな表情をする。
しばらくして薬が効き始めるとナギはそのまま眠ってしまった。
チョ「熱は高いけど他の症状は落ち着いてるから大丈夫そうだな。」
その日の夜。
ナミがレヴィンを連れてやってきた。
「悪ぃ。夜中しか抜けられる時間がなかった。」
ナ「ナギはどう?」
チョ「まだ熱が39℃ある。」
「そうか。」
サ「日誌の方はどうだ?」
ナ「だいぶ証拠は集まったわ。」
ナミはそう言ってチョッパーとサンジに紙の束を渡した。
「村長がこの儀式を始めたきっかけ。それとこの儀式や決まり事は全て村長が作り出した嘘だという証拠は粗方まとめられた。まだ読み切れてない日誌もあるが。見るに耐えないものがいくつかあってあまり気が進むもんじゃねぇ…。」
チョ「見るに耐えないものって…?」
ナ「お姫様の言葉が書いてあったの…。殺さないでほしいと命乞いされた事や、家族には絶対に手を出さないでほしいと懇願して滝壺に飛び込んでいったとか…。」
サ「…………。」
ナ「もうこんなの繰り返しちゃだめよ。絶対に…。」
「あぁ。」
『…マキ…ちゃん…の…。』
チョ「ナギ…?」
ナギは苦しそうに誰かの名前を口にした。
サ「ナギちゃん?」
サンジの呼びかけにナギがゆっくりと目を開けた。
「悪ぃ。起こしたな。」
『レヴィン……。マキちゃん……の…だよ…。』
「え?」
『それ……きっと……マキ…お姉ちゃんの……っ…。』
ナギは絞り出すようにそう言うとポロポロと涙を流した。
「そういう事か………っ!」
レヴィンは悔しそうに奥歯を噛みしめた。
ナ「マキお姉ちゃんって…?」
「俺らがガキの頃あの孤児院を巣立っていった人だ。ちょうど今のナギと同い年。姫に選ばれて巣立っていった。優しくていい人だった。特にナギは懐いてたな…。」
『最後に…お手紙くれたの……。神様の所に帰る前に家族のみんなの事は何があっても絶対に守ってくれるようにお願いしておくねって……。』
サ「けど実際に願ったのは神様になんかじゃなくて村長にか………。」
『もう嫌…っ…。誰も死んでほしくないっ……。』
チョ「ナギ……。」
サ「必ず止める。絶対にやめさせるから。」
サンジは硬い表情でそう言うと
ナギの涙を優しく拭った。
しばらくしてナギが気を失うようにして再び眠りに落ちるとレヴィンはナギの頭を優しく撫でた。
「待ってろ。必ず村人全員を救ってみせるから。」
レヴィンはそれだけ言うとナミと共に家へと戻っていった。
チョ「熱が高いからな…。」
チョッパーはナギの額に冷やしたタオルを乗せるとその上から氷袋を乗せた。
チョ「薬だけじゃどうにもならないけど…。ナギの免疫力も弱ってるから治るのに時間がかかるかもしれないな…。」
サ「治るんだよな…?」
チョ「大丈夫だ。意識もしっかりしてたし、ここなら薬も揃ってるから不測の事態にも対応できる。」
サ「よかった。」
『はぁっ…はぁっ……。』
辛そうに浅い呼吸を繰り返すナギの頬は熱で真っ赤に染まっている。
チョ「夕方までに何か食べられるくらいには回復しててほしいな…。」
サ「そうだな。今朝からろくに食ってねぇし…。」
サンジは少し考えたあと握っていたナギの手を優しくベットへ戻した。
サ「ナギちゃんが起きた時のために何か作ってくる。それとチョッパーも飯まだだったろ?」
チョ「うん。」
サ「持ってくるから待ってな。」
チョ「ありがとな♪」
サンジは医務室を出てキッチンに立つ。
サ「なんか久しぶりだな。」
久々に立つ自分のキッチンに胸を躍らせ料理を始めた。
完成すると医務室にいるチョッパーの元へ料理を届けた。
サ「パスタでよかったか?」
チョ「おぅ!うまそ~(*≧∀≦*)」
サンジは食事を届けるとすぐにキッチンへと戻り
自分も食事を済ませながら
コトコトと煮込まれる鍋の中を確認する。
サ「弱火でもう少しって所だな。」
チョッパーが食べ終わった頃に医務室の食器を下げにいき
後片づけを済ませると再び鍋の中を確認する。
サ「そろそろだな。」
そっとおたまですくって味見をする。
サ「ん。いい感じだ♪」
思った通りの味にサンジは満足げに笑った。
外から夕日が差し込み
夕方を告げる頃。
サンジは少し早足に医務室へと戻った。
サ「チョッパー。ナギちゃんどうだ?」
チョ「さっき起きた所だ。熱は…。」
チョッパーはナギから体温計を受け取る。
チョ「39℃か。ちょっと下がったな。」
『サンジ君……。』
ナギは起きたばかりでぼーっとする意識の中、サンジに手を伸ばす。
サンジがその手を優しく握った。
サ「ごめんな。飯作りに行ってたんだ。」
『ごはん…?』
サ「あぁ。ナギちゃん食欲どう?」
『う~ん……。あんまり……。』
サ「だと思った。だからスープにしておいた。何か入れたい具材あったら言って。まぁ、後入れできるものに限られるけど。」
『後入れできるもの……?』
サ「卵とか海藻類とかかな。」
『じゃあ、卵がいいかな…。』
サ「了解♪」
ナギはゆっくりと起き上がった。
サ「大丈夫か?」
『うん…。スープもらうね。何かご飯の話したらちょっとお腹すいてきたかも…(笑)』
サ「じゃあ、持ってくるな♪」
しばらくして戻ってきたサンジから小さなカップを受け取るとナギは両手でカップを包み
ふーふーと息をかけて冷ます。
そしてそっとカップに口をつけて
一口…。
『………!』
ナギは目を丸くして黙ってしまった。
チョ「ナギ?」
サ「口にあわなかった…?」
少し不安げな質問にナギは慌てて首を横に振った。
『これさっき作ったの…?』
サ「あぁ。食べるの大変だろうから野菜がなくなるくらいまで煮込んでおいた。」
『すごい……。なんていうか…。こんな美味しいの初めて…。チョッパーはいつもこんな美味しいの食べてるの?ちょっとずるいかも…。』
チョ「あはは!な?サンジの飯はうまいだろ?」
『すっごく!』
サ「よかった♪」
『ねぇ、サンジ君。私、早く元気になっていっぱい食べられるようになるからまた作ってくれる…?』
サ「もちろん♪治るまでの間は任せな!村に戻ってからだって作ってやるぜ☆」
『ありがとう…♪よし!チョッパー、お薬!私、すぐ寝るね!早く元気にならないと!』
チョ「あはは!わかったわかった♪はい、夜の分な。」
ナギはチョッパーから薬を受け取ると一気に流し込んだ。
『うわ……。なんか美味しいもの食べた後だとこのお薬めっちゃ不味いかも…。』
サ「はははは!」
『今まであんまり食べてなかったから口に入れる物の味なんか気にしてなかったけどこれ美味しくない…。』
チョ「効き目重視で苦い薬草使ってるからな(笑)」
『2人とも私のこと考えて色々やってくれてありがとう…♪早く…なお…し……あれ……?』
《バフッ》
サ「ナギちゃん!?」
『ん~……。』
ナギはベットに倒れ込んでしまった。
『なんか……グルグルする……。』
チョ「ちょっとめまいを起こしちゃったな。大丈夫。そのまま目を閉じてしばらくじっとしてれば治るからな。」
『わかった…。』
チョッパーはナギに布団をかけると冷やしたタオルと氷袋を額に乗せる。
チョ「朝まで冷やしておこうな。」
『うん……。』
氷の冷たさに
ナギが気持ち良さそうな表情をする。
しばらくして薬が効き始めるとナギはそのまま眠ってしまった。
チョ「熱は高いけど他の症状は落ち着いてるから大丈夫そうだな。」
その日の夜。
ナミがレヴィンを連れてやってきた。
「悪ぃ。夜中しか抜けられる時間がなかった。」
ナ「ナギはどう?」
チョ「まだ熱が39℃ある。」
「そうか。」
サ「日誌の方はどうだ?」
ナ「だいぶ証拠は集まったわ。」
ナミはそう言ってチョッパーとサンジに紙の束を渡した。
「村長がこの儀式を始めたきっかけ。それとこの儀式や決まり事は全て村長が作り出した嘘だという証拠は粗方まとめられた。まだ読み切れてない日誌もあるが。見るに耐えないものがいくつかあってあまり気が進むもんじゃねぇ…。」
チョ「見るに耐えないものって…?」
ナ「お姫様の言葉が書いてあったの…。殺さないでほしいと命乞いされた事や、家族には絶対に手を出さないでほしいと懇願して滝壺に飛び込んでいったとか…。」
サ「…………。」
ナ「もうこんなの繰り返しちゃだめよ。絶対に…。」
「あぁ。」
『…マキ…ちゃん…の…。』
チョ「ナギ…?」
ナギは苦しそうに誰かの名前を口にした。
サ「ナギちゃん?」
サンジの呼びかけにナギがゆっくりと目を開けた。
「悪ぃ。起こしたな。」
『レヴィン……。マキちゃん……の…だよ…。』
「え?」
『それ……きっと……マキ…お姉ちゃんの……っ…。』
ナギは絞り出すようにそう言うとポロポロと涙を流した。
「そういう事か………っ!」
レヴィンは悔しそうに奥歯を噛みしめた。
ナ「マキお姉ちゃんって…?」
「俺らがガキの頃あの孤児院を巣立っていった人だ。ちょうど今のナギと同い年。姫に選ばれて巣立っていった。優しくていい人だった。特にナギは懐いてたな…。」
『最後に…お手紙くれたの……。神様の所に帰る前に家族のみんなの事は何があっても絶対に守ってくれるようにお願いしておくねって……。』
サ「けど実際に願ったのは神様になんかじゃなくて村長にか………。」
『もう嫌…っ…。誰も死んでほしくないっ……。』
チョ「ナギ……。」
サ「必ず止める。絶対にやめさせるから。」
サンジは硬い表情でそう言うと
ナギの涙を優しく拭った。
しばらくしてナギが気を失うようにして再び眠りに落ちるとレヴィンはナギの頭を優しく撫でた。
「待ってろ。必ず村人全員を救ってみせるから。」
レヴィンはそれだけ言うとナミと共に家へと戻っていった。
