☆花言葉
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翌朝。
「よし。全員、準備はいいな?」
ル「おぅ!」
「それじゃあ、始めるぞ!」
レヴィンの言葉に全員が持ち場へと向かった。
レヴィンもしばらく時計を見つめると家を出ていつも通りの時間に姫の部屋へと向かった。
「レヴィン様。おはようございます。」
「おはよう。昨夜は特に異常はなかったか?」
「はい。」
「そうか。」
レヴィンは兵達と挨拶を交わすと部屋へと入っていった。
《おはよ。》
「もう起きてたか。」
《そりゃそうだよ。7時にスタートって言ったのはレヴィンでしょ?》
「お前の事だから寝坊するかと思った。」
『も~。そんな事しないよ。』
外に聞こえないように小声で会話を終えるとナギはベットに横になった。
「準備はいいな。」
『うん。』
「始めるぞ。」
『うまくやる。』
ナギの返事を聞くとレヴィンは勢いよくドアを開けて部屋を飛び出した。
「レヴィン様!?」
「緊急事態だ!俺が戻って来るまで誰も部屋に通すな!メイドもだ!」
「わ、わかりました…!」
レヴィンは兵にそう伝えると建物の奥へと入っていった。
「いったい何が……。」
「姫様に何かあったんだろう…。」
「まさか姫様が…!?」
「考えたくはないが………。」
想像する先に何が待っているのかを何となく悟った兵達の顔が青ざめる。
その頃、レヴィンは建物の最上階にある村長の部屋へ到着した。
《コンコン。》
「誰だ?」
「医務官のレヴィンです。村長。至急お耳に入れたい事があります。」
《ガチャ》
「どうした?医務官が訪ねてくるなど珍しい。」
「姫様が……。姫様がお部屋でお亡くなりに…なっているのです…。」
「な、なに!?」
「急いで姫様のお部屋までご同行願えませんか…。」
「すぐに行こう!」
村長はレヴィンの後をついていき
姫の部屋へと向かった。
ブ「ナミさん、ロビンさん。村長さんが部屋を出ましたよ。」
ナ「作戦開始よ!」
ロ「任せて♪」
ロビンが壁に作った足場をナミ、チョッパー、ルフィが登り、
窓から村長の部屋へと忍び込んだ。
ナ「ブルック。見張りよろしく。」
ブ「お任せください♪」
ブルックは幽体離脱した状態でドアに顔を突っ込む。
ブ「廊下には誰もいないようですね。」
ナミ達はびっしりと本が並んだ本棚から日誌を探す。
チョ「えーっと。これと同じデザインのヤツだから…。アレかな?」
チョッパーが指差す先の本をナミが取る。
中を開くと儀式の事が書かれていた。
ナ「今日は神帰りの儀式の日。今回の姫は雪の神を選択した。冷たく凍る雪の中に姫を埋めて兵達と雪を踏み固めた。春になったら掘り起こして海に流す。」
チョ「……。」
ナ「………。」
書いてある事の衝撃さに2人は言葉を失った。
ル「ナミー。こっちは終わったぞー。」
ナミとチョッパーが日誌を探している間にルフィは下からダミーの日誌を部屋に運び入れた。
ナ「日誌の始まりは…ここね。ここからここまで持っていきましょう。1番最近の物は持って行かないで。きっと今日も書き込むだろうしダミーだとバレちゃう。」
チョ「わかった。ここまですり替えればいいんだな。」
ナ「本物の日誌はルフィが腕を伸ばして下に敷いてあるシートに置いて。」
ル「おぅ!」
ナ「時間がないわ。急ぎましょ!」
こうして盗みチームが動いている頃。
村長が姫の部屋に到着した。
「そ、村長!?」
兵達が驚き、慌てて頭を下げた。
「お前たち。しばらく持ち場を離れてくれんか。大事な話がある。」
「承知いたしました…!」
兵達がその場を去ると村長はそのまま部屋へと入る。
レヴィンがわざとゆっくりとドアをあける。
『…!』
来た!
ナギは大きく息を吸うとそのまま息を止めた。
「安全のためここから先へは進まないでください。調べた所、感染症のようです。」
「感染症!?」
「はい。姫は少し前から病を患っておりました。その結果、免疫力が弱り最終的に感染症にかかったようです。」
「なぜ早く知らせなかった。」
「姫様のご命令だったからです。村長に心配はかけたくないとずっとおっしゃっておりました。姫の命令は絶対なので村長にお知らせする事はできませんでした。」
「そ、そうか…。」
「姫様は最後まで神帰りの儀式を行うつもりでおりました。儀式まで自分の体が持てばよいと…。だから最後まで村長や村人には秘密にしてほしいと…。ここ最近はお食事も喉を通らないようで…。今日もテーブルに昨日の食事が残されたまま…。」
レヴィンはそう言うとナギのシャツを少しめくって見せた。
「!?」
その浮き出た肋骨に村長が驚く。
「ここまでお痩せになっても姫様は昨日まで子供達や村人の前で笑顔を作り、ご自分の使命を全うしておられました…。」
レヴィンはそう言うとナギに布団をかけて軽く合図した。
「これから先のご相談があります。少し外で話しましょう。」
「あ、あぁ。」
レヴィンが出ていき、ドアが閉まった。
『っぷはぁっ!はぁ…はぁ…。レヴィン…話長いよ~……。』
レヴィンが部屋を出るとちょうど棺を担いだフランキーがやってきた。
「彼は誰だ!?」
「彼は姫様がお招きした客人です。他にも数名おります。たまたまこの近くを通りかかり、この島に寄ったそうです。姫様はなんとか自分の体を儀式まで持たせる事はできないかと、外の知識を持っている彼らを村に招きました。」
「そうか…。」
「彼らはとても優秀です。特に彼は考えられないような技術の塊です。」
レヴィンが合図するとフランキーは鼻を長押しして髪型を変えて見せた。
「な、なんだ!?」
「彼はサイボーグというものだそうで、機械でできているのです。」
「生き物ではないと!?」
「はい。その証拠に姫様の死を伝えてまだ数分足らずなのにこの棺を作ってくれました。」
「なんと…。会話はできんのか…?」
フ「おぅ。俺はフランキー。体は機械だが立派な船大工だ。大工仕事なら何でも任せな!」
「これが外の技術か。」
「はい。これから姫様をこの棺に納めたいと思います。村人への知らせは全てが整ってからでよろしいでしょうか。」
「そうだな。」
「じゃあ、フランキー。中に入って姫を棺に入れよう。」
フ「おぅ!」
「村長は部屋の隅で見ていてください。私は島の外に出た時に抗体を得ているので感染しませんし、彼も機械なので感染しませんが村長は危険なので。」
「わ、わかった。」
レヴィンは再びゆっくりとドアをあけた。
「よし。全員、準備はいいな?」
ル「おぅ!」
「それじゃあ、始めるぞ!」
レヴィンの言葉に全員が持ち場へと向かった。
レヴィンもしばらく時計を見つめると家を出ていつも通りの時間に姫の部屋へと向かった。
「レヴィン様。おはようございます。」
「おはよう。昨夜は特に異常はなかったか?」
「はい。」
「そうか。」
レヴィンは兵達と挨拶を交わすと部屋へと入っていった。
《おはよ。》
「もう起きてたか。」
《そりゃそうだよ。7時にスタートって言ったのはレヴィンでしょ?》
「お前の事だから寝坊するかと思った。」
『も~。そんな事しないよ。』
外に聞こえないように小声で会話を終えるとナギはベットに横になった。
「準備はいいな。」
『うん。』
「始めるぞ。」
『うまくやる。』
ナギの返事を聞くとレヴィンは勢いよくドアを開けて部屋を飛び出した。
「レヴィン様!?」
「緊急事態だ!俺が戻って来るまで誰も部屋に通すな!メイドもだ!」
「わ、わかりました…!」
レヴィンは兵にそう伝えると建物の奥へと入っていった。
「いったい何が……。」
「姫様に何かあったんだろう…。」
「まさか姫様が…!?」
「考えたくはないが………。」
想像する先に何が待っているのかを何となく悟った兵達の顔が青ざめる。
その頃、レヴィンは建物の最上階にある村長の部屋へ到着した。
《コンコン。》
「誰だ?」
「医務官のレヴィンです。村長。至急お耳に入れたい事があります。」
《ガチャ》
「どうした?医務官が訪ねてくるなど珍しい。」
「姫様が……。姫様がお部屋でお亡くなりに…なっているのです…。」
「な、なに!?」
「急いで姫様のお部屋までご同行願えませんか…。」
「すぐに行こう!」
村長はレヴィンの後をついていき
姫の部屋へと向かった。
ブ「ナミさん、ロビンさん。村長さんが部屋を出ましたよ。」
ナ「作戦開始よ!」
ロ「任せて♪」
ロビンが壁に作った足場をナミ、チョッパー、ルフィが登り、
窓から村長の部屋へと忍び込んだ。
ナ「ブルック。見張りよろしく。」
ブ「お任せください♪」
ブルックは幽体離脱した状態でドアに顔を突っ込む。
ブ「廊下には誰もいないようですね。」
ナミ達はびっしりと本が並んだ本棚から日誌を探す。
チョ「えーっと。これと同じデザインのヤツだから…。アレかな?」
チョッパーが指差す先の本をナミが取る。
中を開くと儀式の事が書かれていた。
ナ「今日は神帰りの儀式の日。今回の姫は雪の神を選択した。冷たく凍る雪の中に姫を埋めて兵達と雪を踏み固めた。春になったら掘り起こして海に流す。」
チョ「……。」
ナ「………。」
書いてある事の衝撃さに2人は言葉を失った。
ル「ナミー。こっちは終わったぞー。」
ナミとチョッパーが日誌を探している間にルフィは下からダミーの日誌を部屋に運び入れた。
ナ「日誌の始まりは…ここね。ここからここまで持っていきましょう。1番最近の物は持って行かないで。きっと今日も書き込むだろうしダミーだとバレちゃう。」
チョ「わかった。ここまですり替えればいいんだな。」
ナ「本物の日誌はルフィが腕を伸ばして下に敷いてあるシートに置いて。」
ル「おぅ!」
ナ「時間がないわ。急ぎましょ!」
こうして盗みチームが動いている頃。
村長が姫の部屋に到着した。
「そ、村長!?」
兵達が驚き、慌てて頭を下げた。
「お前たち。しばらく持ち場を離れてくれんか。大事な話がある。」
「承知いたしました…!」
兵達がその場を去ると村長はそのまま部屋へと入る。
レヴィンがわざとゆっくりとドアをあける。
『…!』
来た!
ナギは大きく息を吸うとそのまま息を止めた。
「安全のためここから先へは進まないでください。調べた所、感染症のようです。」
「感染症!?」
「はい。姫は少し前から病を患っておりました。その結果、免疫力が弱り最終的に感染症にかかったようです。」
「なぜ早く知らせなかった。」
「姫様のご命令だったからです。村長に心配はかけたくないとずっとおっしゃっておりました。姫の命令は絶対なので村長にお知らせする事はできませんでした。」
「そ、そうか…。」
「姫様は最後まで神帰りの儀式を行うつもりでおりました。儀式まで自分の体が持てばよいと…。だから最後まで村長や村人には秘密にしてほしいと…。ここ最近はお食事も喉を通らないようで…。今日もテーブルに昨日の食事が残されたまま…。」
レヴィンはそう言うとナギのシャツを少しめくって見せた。
「!?」
その浮き出た肋骨に村長が驚く。
「ここまでお痩せになっても姫様は昨日まで子供達や村人の前で笑顔を作り、ご自分の使命を全うしておられました…。」
レヴィンはそう言うとナギに布団をかけて軽く合図した。
「これから先のご相談があります。少し外で話しましょう。」
「あ、あぁ。」
レヴィンが出ていき、ドアが閉まった。
『っぷはぁっ!はぁ…はぁ…。レヴィン…話長いよ~……。』
レヴィンが部屋を出るとちょうど棺を担いだフランキーがやってきた。
「彼は誰だ!?」
「彼は姫様がお招きした客人です。他にも数名おります。たまたまこの近くを通りかかり、この島に寄ったそうです。姫様はなんとか自分の体を儀式まで持たせる事はできないかと、外の知識を持っている彼らを村に招きました。」
「そうか…。」
「彼らはとても優秀です。特に彼は考えられないような技術の塊です。」
レヴィンが合図するとフランキーは鼻を長押しして髪型を変えて見せた。
「な、なんだ!?」
「彼はサイボーグというものだそうで、機械でできているのです。」
「生き物ではないと!?」
「はい。その証拠に姫様の死を伝えてまだ数分足らずなのにこの棺を作ってくれました。」
「なんと…。会話はできんのか…?」
フ「おぅ。俺はフランキー。体は機械だが立派な船大工だ。大工仕事なら何でも任せな!」
「これが外の技術か。」
「はい。これから姫様をこの棺に納めたいと思います。村人への知らせは全てが整ってからでよろしいでしょうか。」
「そうだな。」
「じゃあ、フランキー。中に入って姫を棺に入れよう。」
フ「おぅ!」
「村長は部屋の隅で見ていてください。私は島の外に出た時に抗体を得ているので感染しませんし、彼も機械なので感染しませんが村長は危険なので。」
「わ、わかった。」
レヴィンは再びゆっくりとドアをあけた。
