☆花言葉
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
フ「ウソップ。急ぎの仕事だ。」
ウ「何だ?」
フ「ちょいと作りてぇもんがあるから船に戻るぞ。」
フランキーはそう言ってウソップを連れてサニー号へと戻った。
2階ではレヴィンとサンジが作業の続きをこなす。
サ「ナギちゃんもやるかい?」
「コイツはダメだ。」
『私、すっごく不器用なんだよね(笑)』
「お前は子供達の面倒でも見とけ。」
『はーい。』
ナギが1階へ降りたのを確認するとレヴィンがそっと口を開いた。
「お前ナギに惚れてんのか。」
サ「な!?」
「見てりゃわかる。」
サ「そう言うお前はどうなんだよ。」
「俺も惚れてる。って言ったらどうする?」
サ「そ、そりゃ…。ナギちゃん次第だろ。」
「冗談。俺はそんなんじゃねぇよ。ナギとは姉弟みたいなもんだ。同じくらいの時期に親を亡くしてここに入ってからずっと一緒だったからな。実際はナギの方が1つ年上だが昔から手のかかる妹みたいなもんだ。」
サ「そうか。」
「一応言っておくがナギはかなり鈍いぞ。よっぽどストレートに言わなきゃわからねぇからな。まぁ、頑張れ。」
サ「いや、頑張れって…。そもそもお前はそれでいいのかよ。」
「何がだ。」
サ「もし、ナギちゃんがOK出したらそのまま海に連れて行っちまうぜ?」
サンジは少しいじわるそうに笑う。
「そうなってくれたらありがたいね。もうこの村はなくなるからな。」
サ「は?それどういうことだよ。」
「ナギを助け出した後の事はお前らには関係ないから黙っておいたがどうせ明るみになるだろうし言っておく。俺は医学を学びに島の外に出た時にこの村ができるきっかけになった元の国に行ったんだ。そこで村長とやりあった国王にこの村の現状を話した。その時は特に策はなかったが、なんとかして村を解体したらこの国に村人全員を受け入れてほしいと頼んだ。国王は二つ返事で許可をくれたよ。いいヤツだ。」
サ「じゃあ、もしナギちゃんが海に出ないって言ったらその国に一緒に行くのか。」
「まぁ、そうなるな。けどできる事ならナギは連れて行きたくねぇ。」
サ「なんでだよ。」
「今まで窮屈な思いをしてきたからな。これからは自分に正直に生きていってほしい。昔、よく言ってたんだ。海が好きだって。水平線を見て、海の果てには何があるのかって話をよくしてた。俺が勉強を終えて帰って来た時に島の外の話をしたら目を輝かせてさ。行きたいって言ってた。毎日のように。けど姫に選ばれてからは一度も言ってねぇんだ。だからもう一度、夢を持ってほしいんだよ。」
サ「連れてくよ。ナギちゃんを。どんな世界だって見せてやる。
どんな所にだって連れてってやる。」
「お前にナギを説得できればな。」
レヴィンはそう言っていじわるそうな笑いを返した。
ウ「何だ?」
フ「ちょいと作りてぇもんがあるから船に戻るぞ。」
フランキーはそう言ってウソップを連れてサニー号へと戻った。
2階ではレヴィンとサンジが作業の続きをこなす。
サ「ナギちゃんもやるかい?」
「コイツはダメだ。」
『私、すっごく不器用なんだよね(笑)』
「お前は子供達の面倒でも見とけ。」
『はーい。』
ナギが1階へ降りたのを確認するとレヴィンがそっと口を開いた。
「お前ナギに惚れてんのか。」
サ「な!?」
「見てりゃわかる。」
サ「そう言うお前はどうなんだよ。」
「俺も惚れてる。って言ったらどうする?」
サ「そ、そりゃ…。ナギちゃん次第だろ。」
「冗談。俺はそんなんじゃねぇよ。ナギとは姉弟みたいなもんだ。同じくらいの時期に親を亡くしてここに入ってからずっと一緒だったからな。実際はナギの方が1つ年上だが昔から手のかかる妹みたいなもんだ。」
サ「そうか。」
「一応言っておくがナギはかなり鈍いぞ。よっぽどストレートに言わなきゃわからねぇからな。まぁ、頑張れ。」
サ「いや、頑張れって…。そもそもお前はそれでいいのかよ。」
「何がだ。」
サ「もし、ナギちゃんがOK出したらそのまま海に連れて行っちまうぜ?」
サンジは少しいじわるそうに笑う。
「そうなってくれたらありがたいね。もうこの村はなくなるからな。」
サ「は?それどういうことだよ。」
「ナギを助け出した後の事はお前らには関係ないから黙っておいたがどうせ明るみになるだろうし言っておく。俺は医学を学びに島の外に出た時にこの村ができるきっかけになった元の国に行ったんだ。そこで村長とやりあった国王にこの村の現状を話した。その時は特に策はなかったが、なんとかして村を解体したらこの国に村人全員を受け入れてほしいと頼んだ。国王は二つ返事で許可をくれたよ。いいヤツだ。」
サ「じゃあ、もしナギちゃんが海に出ないって言ったらその国に一緒に行くのか。」
「まぁ、そうなるな。けどできる事ならナギは連れて行きたくねぇ。」
サ「なんでだよ。」
「今まで窮屈な思いをしてきたからな。これからは自分に正直に生きていってほしい。昔、よく言ってたんだ。海が好きだって。水平線を見て、海の果てには何があるのかって話をよくしてた。俺が勉強を終えて帰って来た時に島の外の話をしたら目を輝かせてさ。行きたいって言ってた。毎日のように。けど姫に選ばれてからは一度も言ってねぇんだ。だからもう一度、夢を持ってほしいんだよ。」
サ「連れてくよ。ナギちゃんを。どんな世界だって見せてやる。
どんな所にだって連れてってやる。」
「お前にナギを説得できればな。」
レヴィンはそう言っていじわるそうな笑いを返した。
