☆茜色の約束
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しばらくして食事を終えたミライはチョッパーに許可をもらい
甲板へ出た。
芝生に座り深呼吸をする。
サ「大丈夫かい…?」
『あ。サンジ君どうしたの?』
サ「いや…まだ体調悪いんじゃねぇかって思ってな…。」
『もう大丈夫だよ♪』
サ「ならよかった。」
『心配してくれてありがと♪ちょっと風に当たりたかったの。』
サ「そうか。」
『………。ねぇ、サンジ君…。』
サ「んー?」
『やっぱり…約束守れないかも…。』
サ「え?」
『しばらくは思い出すのなしって……。私…気になる事がたくさんあって…。』
サ「けどまたさっきみたいに…。」
『うん……。けど…それでも思い出したい。』
サ「……。ミライちゃんさ…。もしかして気を使ってる…?」
『え…?』
サ「その…。俺とミライちゃんは付き合ってたって言ったろ…?」
『うん。』
サ「それを気にして早く思い出そうとしてるんじゃねぇかって…。俺が辛くないようにって考えてるんじゃないかと思ってさ…。」
『前はね…そうだった。けど今は違うよ。サンジ君が記憶を失くす前の私を大切に思ってくれてたように私もきっとサンジ君の事を大切に思ってたんだと思うの。じゃなきゃ指輪をこんなに大切にずっと持ってないでしょ?それはみんなに対しても同じだったんじゃないかなって。だってみんないつも笑ってるんだもん。私に話しかける時も。本当は私に忘れられちゃって悲しいかもしれないのに。私はとっても大切に思われてたんだなって思った。私もきっとみんなを大切に思ってたと思う。きっとその思い出は私にとって大切な宝物だったんだよ。だから絶対に取り戻したいの。例えその中に私にとって怖い思いをした物が混ざっていても。早く知りたい。その宝物の中身を。』
サ「ミライちゃん…。」
『だからサンジ君が知ってる事は全部教えて!私も気になってる事話すから!』
サ「ミライちゃんの気持ちはわかった。けど今は協力できねぇ…。」
『どうして…!』
サ「さっきパニックを起こしたばかりだからだ。せめて対策をしよう。あんなに苦しむミライちゃんをもう見てられねぇ…。」
『………ごめん…。ちょっと焦ってたかも…。』
サ「ゆっくり行こう。」
サンジはそう言ってミライの頭を優しく撫でた。
『うん。ありがと。』
ミライはそう言って柔らかく笑う。
次第に暮れて行く空と
広がる夕焼けに照らされて
その表情が
ふとあの日と重なった。
あの日のミライちゃんもこうやって笑ってくれた。
夕焼けが好きだと言った君のために
その島で採れる金属を使って作った不思議な色の指輪。
それを渡して言ったんだ。
ミライちゃんを好きだという事、
今までにないくらいの本気の恋だという事、
そして、俺についてきてほしいと。
ミライちゃんは少し考えた後
今日みたいに笑って俺の手を取ってくれた。
ただし条件付きだと言って。
いつかあの日の条件を思い出してくれる日が来るんだろうか…。
いや、例えその条件を思い出してくれなくても俺は守り続けるよ。
『サンジ君?どうしたの?』
サ「あ…。夕焼けがキレイだと思ってな。」
『ほんとだ。この指輪の色と同じだね♪』
ミライは指輪をかざす。
『本当に夕焼けの色なんだな~。キレイ♪』
甲板へ出た。
芝生に座り深呼吸をする。
サ「大丈夫かい…?」
『あ。サンジ君どうしたの?』
サ「いや…まだ体調悪いんじゃねぇかって思ってな…。」
『もう大丈夫だよ♪』
サ「ならよかった。」
『心配してくれてありがと♪ちょっと風に当たりたかったの。』
サ「そうか。」
『………。ねぇ、サンジ君…。』
サ「んー?」
『やっぱり…約束守れないかも…。』
サ「え?」
『しばらくは思い出すのなしって……。私…気になる事がたくさんあって…。』
サ「けどまたさっきみたいに…。」
『うん……。けど…それでも思い出したい。』
サ「……。ミライちゃんさ…。もしかして気を使ってる…?」
『え…?』
サ「その…。俺とミライちゃんは付き合ってたって言ったろ…?」
『うん。』
サ「それを気にして早く思い出そうとしてるんじゃねぇかって…。俺が辛くないようにって考えてるんじゃないかと思ってさ…。」
『前はね…そうだった。けど今は違うよ。サンジ君が記憶を失くす前の私を大切に思ってくれてたように私もきっとサンジ君の事を大切に思ってたんだと思うの。じゃなきゃ指輪をこんなに大切にずっと持ってないでしょ?それはみんなに対しても同じだったんじゃないかなって。だってみんないつも笑ってるんだもん。私に話しかける時も。本当は私に忘れられちゃって悲しいかもしれないのに。私はとっても大切に思われてたんだなって思った。私もきっとみんなを大切に思ってたと思う。きっとその思い出は私にとって大切な宝物だったんだよ。だから絶対に取り戻したいの。例えその中に私にとって怖い思いをした物が混ざっていても。早く知りたい。その宝物の中身を。』
サ「ミライちゃん…。」
『だからサンジ君が知ってる事は全部教えて!私も気になってる事話すから!』
サ「ミライちゃんの気持ちはわかった。けど今は協力できねぇ…。」
『どうして…!』
サ「さっきパニックを起こしたばかりだからだ。せめて対策をしよう。あんなに苦しむミライちゃんをもう見てられねぇ…。」
『………ごめん…。ちょっと焦ってたかも…。』
サ「ゆっくり行こう。」
サンジはそう言ってミライの頭を優しく撫でた。
『うん。ありがと。』
ミライはそう言って柔らかく笑う。
次第に暮れて行く空と
広がる夕焼けに照らされて
その表情が
ふとあの日と重なった。
あの日のミライちゃんもこうやって笑ってくれた。
夕焼けが好きだと言った君のために
その島で採れる金属を使って作った不思議な色の指輪。
それを渡して言ったんだ。
ミライちゃんを好きだという事、
今までにないくらいの本気の恋だという事、
そして、俺についてきてほしいと。
ミライちゃんは少し考えた後
今日みたいに笑って俺の手を取ってくれた。
ただし条件付きだと言って。
いつかあの日の条件を思い出してくれる日が来るんだろうか…。
いや、例えその条件を思い出してくれなくても俺は守り続けるよ。
『サンジ君?どうしたの?』
サ「あ…。夕焼けがキレイだと思ってな。」
『ほんとだ。この指輪の色と同じだね♪』
ミライは指輪をかざす。
『本当に夕焼けの色なんだな~。キレイ♪』
