☆茜色の約束
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2人で船を降りると
都会めいた島の風景にミライちゃんの目がキラキラと輝く。
『すごーい!』
こういう形であっても
君の笑顔を見れるのは嬉しいものだ。
サ「プリンセス。本日はどこへ参りましょうか?」
『ふふふ♪じゃあ、ね~。』
ミライは少し考える。
『色んな所見たいからまずはあっちから!』
そう言ってはしゃぐミライにサンジも笑顔になる。
しばらく街を散策して、ショッピングを楽しんだ。
『こんなに広い公園もあるんだ~。都会なのに自然がいっぱいだね!』
サ「そうだな。」
『ふぅ~。』
ミライは近くのベンチに座る。
サ「疲れたかい?」
『ちょっとね~。休憩~。』
サ「じゃ、飲み物でも買ってくるよ♪」
『ありがとう♪』
ミライは荷物の中を少し覗く。
サンジ君に服選んでもらっちゃった。
これでちょっとサンジ君の好みが知れたかも♪
「っ!ふぇぇぇぇん…。」
『ん?』
ふいに
目の前を泣きながら歩く小さな男の子が目に止まった。
『どうしたの?』
「お姉ちゃ…っ…助けてぇ~…っ…。」
『お友達とケンカ?それともいじめられちゃったの?』
「お母さん…っ…いなくなったぁ~っ…っ…ふぇぇぇぇんっ…。」
『迷子か~。確かにここ広いもんね。よしよし。とりあえず座って。お母さんとはどこではぐれちゃったの?』
「ふぇぇぇぇんっ…。」
『あわわ!な、泣かないで?もう大丈夫だから。お姉ちゃんがお母さん探してあげるから。ね?』
「ほんと…?」
『うん!』
サ「ミライちゃんお待たせ♪ってあれ?その子は?」
『迷子みたい。』
サ「迷子か。」
「ふぇぇ~…っ。」
『よしよし。あ!ほら、お兄ちゃんがジュース買ってきてくれたから半分こしよ?』
そう言ってミライは男の子にジュースをあげた。
しばらくして幾分か落ち着いたようだ。
サ「名前言えるか?」
「リク。」
『リク君ね。偉い偉い♪それじゃ、お母さん探しに行こう!』
ミライがリクと手を繋ぎ
サンジは荷物を持った。
『ごめんね。私の荷物なのに持ってもらっちゃって。』
サ「これくらいお安いご用さ♪」
『ありがとう♪さて、リク君。お母さんとはぐれちゃったのはあっちだよね?』
「うん。」
サ「植物園がある方か。」
「お花見てたらいなくなっちゃった…。」
『お母さんはどんな人が言える?』
「優しいけど怒ると怖い…。」
『あー。えーっと…。』
サ「髪の色は?」
「水色。」
サ「背は?お姉ちゃんより小さい?大きい?」
「大きい。」
『そっか~。私、小柄だからな~。私より大きい人は結構多いかも。』
ミライはそう言って歩きながら辺りを見渡す。
しばらくして植物園にたどり着いた。
『リク君はどのお花見てたの?』
「あの大きい時計のヤツ!」
『花時計か。』
サ「ここは植物園に入ってすぐだから他の施設に行ったと考えて母親は外を探してるかもな。」
『そっか。それだと広すぎるな。』
サ「一応、植物園の中も探してみよう。」
ミライ達はしばらく園内を探し回った。
『それらしい人いないね…。』
「お母さん…っ…見つからない…?」
『わぁ!泣かないで~!』
「ふぇっ…お母さぁぁぁぁぁぁんっ!」
『あちゃー…。』
「お母さぁぁぁぁぁぁん!」
「リクーー!」
「!?」
サ「今、声が聞こえた!」
「お母さんの声だ!お母さーん!」
「リクー!?」
ミライとサンジが人混みに目を凝らすとリクの言った通りの水色の髪の女性が走ってきた。
「お母さん!」
「リク!」
リクは母親に飛びつく。
「よかった!1人でどっか行っちゃダメでしょ!」
「ごめんなさーい…。」
「もうっ…。本当に無事でよかった…!」
『よかった♪』
「お姉ちゃん、お兄ちゃん、ありがとう!」
「あなた方がリクを…?」
『泣いていたので一緒にお母さんを探してたんです。』
「まぁ!飛んだご迷惑を!それに何とお礼を言っていいやら…。本当にありがとうございました!」
『いえいえ♪もうお母さんの手離しちゃダメだよ?』
「うん!お姉ちゃん、お兄ちゃん、ありがとう!バイバーイ!」
リクは何度も頭を下げる母親に連れられて歩いていった。
サ「無事に母親が見つかってよかったな♪」
『うん♪けどもう迷子は懲り懲りだ~。2回目だもん。』
サ「え?」
『あれ…?』
2回目…?
前にもこんな事あったっけ…?
今日、初めて船降りるのに…。
前…に…も…。
『…!?』
サ「ミライちゃん?」
ミライの脳裏にふと子供を連れて歩いた風景がよぎる。
『……。』
そうだ…。
あの時も迷子だったんだ…。
『子供……。』
サ「え?」
『子供…っ…が…!…うぅっ!』
急に頭を抱えてミライはしゃがみ込んでしまった。
サ「ミライちゃん!?」
『うぅっ!』
サ「頭が痛いのか!?」
『はぁっ…!はぁっ…!子供…が…っ!…うぅぅっ!』
サ「ミライちゃん!」
『痛い…!痛いっ!痛いっ!うぅぅっ!』
尋常ではない痛がり方にサンジは慌ててミライを抱き上げた。
サ「急いで船に戻ろう!」
『……!あ……。』
小さく声を上げたかと思うとミライは意識を失った。
サ「ミライちゃん!?しっかりしろ!」
サンジの呼びかけに応える事のないミライに
サンジは船まで走った。
都会めいた島の風景にミライちゃんの目がキラキラと輝く。
『すごーい!』
こういう形であっても
君の笑顔を見れるのは嬉しいものだ。
サ「プリンセス。本日はどこへ参りましょうか?」
『ふふふ♪じゃあ、ね~。』
ミライは少し考える。
『色んな所見たいからまずはあっちから!』
そう言ってはしゃぐミライにサンジも笑顔になる。
しばらく街を散策して、ショッピングを楽しんだ。
『こんなに広い公園もあるんだ~。都会なのに自然がいっぱいだね!』
サ「そうだな。」
『ふぅ~。』
ミライは近くのベンチに座る。
サ「疲れたかい?」
『ちょっとね~。休憩~。』
サ「じゃ、飲み物でも買ってくるよ♪」
『ありがとう♪』
ミライは荷物の中を少し覗く。
サンジ君に服選んでもらっちゃった。
これでちょっとサンジ君の好みが知れたかも♪
「っ!ふぇぇぇぇん…。」
『ん?』
ふいに
目の前を泣きながら歩く小さな男の子が目に止まった。
『どうしたの?』
「お姉ちゃ…っ…助けてぇ~…っ…。」
『お友達とケンカ?それともいじめられちゃったの?』
「お母さん…っ…いなくなったぁ~っ…っ…ふぇぇぇぇんっ…。」
『迷子か~。確かにここ広いもんね。よしよし。とりあえず座って。お母さんとはどこではぐれちゃったの?』
「ふぇぇぇぇんっ…。」
『あわわ!な、泣かないで?もう大丈夫だから。お姉ちゃんがお母さん探してあげるから。ね?』
「ほんと…?」
『うん!』
サ「ミライちゃんお待たせ♪ってあれ?その子は?」
『迷子みたい。』
サ「迷子か。」
「ふぇぇ~…っ。」
『よしよし。あ!ほら、お兄ちゃんがジュース買ってきてくれたから半分こしよ?』
そう言ってミライは男の子にジュースをあげた。
しばらくして幾分か落ち着いたようだ。
サ「名前言えるか?」
「リク。」
『リク君ね。偉い偉い♪それじゃ、お母さん探しに行こう!』
ミライがリクと手を繋ぎ
サンジは荷物を持った。
『ごめんね。私の荷物なのに持ってもらっちゃって。』
サ「これくらいお安いご用さ♪」
『ありがとう♪さて、リク君。お母さんとはぐれちゃったのはあっちだよね?』
「うん。」
サ「植物園がある方か。」
「お花見てたらいなくなっちゃった…。」
『お母さんはどんな人が言える?』
「優しいけど怒ると怖い…。」
『あー。えーっと…。』
サ「髪の色は?」
「水色。」
サ「背は?お姉ちゃんより小さい?大きい?」
「大きい。」
『そっか~。私、小柄だからな~。私より大きい人は結構多いかも。』
ミライはそう言って歩きながら辺りを見渡す。
しばらくして植物園にたどり着いた。
『リク君はどのお花見てたの?』
「あの大きい時計のヤツ!」
『花時計か。』
サ「ここは植物園に入ってすぐだから他の施設に行ったと考えて母親は外を探してるかもな。」
『そっか。それだと広すぎるな。』
サ「一応、植物園の中も探してみよう。」
ミライ達はしばらく園内を探し回った。
『それらしい人いないね…。』
「お母さん…っ…見つからない…?」
『わぁ!泣かないで~!』
「ふぇっ…お母さぁぁぁぁぁぁんっ!」
『あちゃー…。』
「お母さぁぁぁぁぁぁん!」
「リクーー!」
「!?」
サ「今、声が聞こえた!」
「お母さんの声だ!お母さーん!」
「リクー!?」
ミライとサンジが人混みに目を凝らすとリクの言った通りの水色の髪の女性が走ってきた。
「お母さん!」
「リク!」
リクは母親に飛びつく。
「よかった!1人でどっか行っちゃダメでしょ!」
「ごめんなさーい…。」
「もうっ…。本当に無事でよかった…!」
『よかった♪』
「お姉ちゃん、お兄ちゃん、ありがとう!」
「あなた方がリクを…?」
『泣いていたので一緒にお母さんを探してたんです。』
「まぁ!飛んだご迷惑を!それに何とお礼を言っていいやら…。本当にありがとうございました!」
『いえいえ♪もうお母さんの手離しちゃダメだよ?』
「うん!お姉ちゃん、お兄ちゃん、ありがとう!バイバーイ!」
リクは何度も頭を下げる母親に連れられて歩いていった。
サ「無事に母親が見つかってよかったな♪」
『うん♪けどもう迷子は懲り懲りだ~。2回目だもん。』
サ「え?」
『あれ…?』
2回目…?
前にもこんな事あったっけ…?
今日、初めて船降りるのに…。
前…に…も…。
『…!?』
サ「ミライちゃん?」
ミライの脳裏にふと子供を連れて歩いた風景がよぎる。
『……。』
そうだ…。
あの時も迷子だったんだ…。
『子供……。』
サ「え?」
『子供…っ…が…!…うぅっ!』
急に頭を抱えてミライはしゃがみ込んでしまった。
サ「ミライちゃん!?」
『うぅっ!』
サ「頭が痛いのか!?」
『はぁっ…!はぁっ…!子供…が…っ!…うぅぅっ!』
サ「ミライちゃん!」
『痛い…!痛いっ!痛いっ!うぅぅっ!』
尋常ではない痛がり方にサンジは慌ててミライを抱き上げた。
サ「急いで船に戻ろう!」
『……!あ……。』
小さく声を上げたかと思うとミライは意識を失った。
サ「ミライちゃん!?しっかりしろ!」
サンジの呼びかけに応える事のないミライに
サンジは船まで走った。
