☆茜色の約束
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その後
ミライは安心したように眠りについた。
サ「ちょっと熱が高いな……。」
『う…ぅ…ん…。』
サ「ミライちゃん?」
『や…め………て……!…。』
サ「ミライちゃん!ミライちゃん!」
『ん……!はぁ…はぁ…。あれ……?夢……。』
サ「またあの夢を見たのか…?うなされてた。」
『サンジ君……っ…。』
サ「ミライちゃん…?」
いつもとは明らかに違うミライの怯えようにサンジが驚く。
サ「大丈夫だ。落ち着いて。」
サンジは怯えるミライを優しく抱きしめた。
サ「何があったか話せるかい?」
『子供が…殺されそうになってたの。銃を向けられて。助けようと思ったら撃ってきて…。弾は私にも子供にもきっと当たってないとは思うけど…そこで目が覚めたからわからない…。』
サ「この夢は初めて見る夢かい?」
『うん…。ねぇ…サンジ君…。私の見る夢は私の記憶に関係してるのかな…?』
サ「……それは俺にもわからない。けどミライちゃんが…その…。」
『お願い。教えて。自分でもわかってるの。きっと私は襲われたせいで記憶をなくしたんじゃないかって…。だからあの日の事を聞いたらまたパニックを起こすかもしれない…。けど知りたいの…!私に何があったのか。チョッパーはダメって言ったけど私やっぱり全部取り戻したい!怖い思い出もみんなとの思い出も大切な私だけのものだから…。お願い…。」
サ「わかった…。けど何かあった時のためにチョッパーも一緒にだ。いいな?」
『うん。』
サ「それともう一つ。今のミライちゃんは万全な状態じゃねぇ。だからまずは熱を下げてからだ。」
『わかった。』
サ「眠るのが不安だったら今日はずっとここにいる。夢で怖い目にあっても俺が必ず起こすから。だから安心して眠りな。」
そう優しく言うサンジにミライはサンジの手を取る。
『じゃあ、ずっと握ってて…。それならきっと大丈夫。そんな気がするの。』
サ「わかったよ♪」
こうしてミライは再び眠りについた。
その日の夜。
チョッパーがミライの様子を見に戻ってきた。
チョ「少し下がってきたな。よかった♪」
サ「なぁ、チョッパー。一つ頼みてぇ事があるんだが…。」
チョ「何だ?」
サ「ミライちゃんが襲われた日の事を知りたがってるんだ…。」
チョ「そうか…。」
サ「俺、話そうと思う。だからもしもの時の為にチョッパーにそばにいてほしい。」
チョ「わかった。ミライが望むならそうしよう。けど危険だと思ったら止めるからな。」
サ「あぁ。それで頼む。」
そして翌日。
チョ「よし。熱もほとんど下がったな。もう安心だ!」
『ありがとう♪』
チョ「ケガの方は大丈夫か?」
『うん。ちょっと痛いけど大丈夫。』
チョ「よかった♪階段から落ちたって聞いてビックリしたよ。」
『心配かけてごめんね。あんまり体調の悪い認識はなかったんだけど急にめまいがしちゃって…。』
チョ「あんまり眠れてなくて頭も働いてなかったんだよ。だから体の方は限界を迎えていたのに気づけなかったんだ。」
『そっか。』
《ガチャ》
サ「ちょうど起きてたな♪」
『あ。サンジ君。おはよ♪』
サ「体調はどうだ?」
『もう大丈夫♪』
チョ「けど今日は大人しくしてろよ?まだ病み上がりなんだし。」
『うん。わかった。ねぇ…チョッパー。昨日ね、サンジ君と話したんだけど…私、襲われた日の事を知りたいの。前にチョッパーはダメって言ったけど…やっぱり知りたい。』
チョ「うん。わかった。俺もサンジから聞いたよ。俺も一緒にいるから安心していいゾ!ただし、俺が危険と判断したら止めるからな。」
『わかった。チョッパーありがとう♪』
チョ「今日はやめて明日にしよう。」
『うん。』
サ「そんじゃ、栄養つけて体調を万全にしておかないとな♪」
サンジはそう言って朝ご飯の乗ったトレーをベットのサイドテーブルへ置く。
『ありがとう♪』
こうしてその日は
医務室で大人しく過ごした。
そして翌日。
医務室には真剣な顔つきのミライ、サンジ、チョッパーの姿があった。
チョ「それじゃ始めるゾ。」
『うん。』
サ「俺たちもこの船から見てた事だから曖昧な部分もある。それを踏まえて聞いてくれな。」
『わかった。』
サ「あの日、ミライちゃんは買い物をしに島に降りたんだ。そこで盗賊に追いかけられたらしい。子電電虫で俺たちに助けを求めてきた。急いで船から状況を確認したら崖の上にミライちゃんと数人の人が立ってた。多分それが盗賊だろう。」
『私はその人達に襲われて海に落ちたの…?』
サ「あぁ。俺はミライちゃんを助けに行くためにミニメリーに乗って向かってたからここから先はゴーグルで様子を見てたウソップの話だ。」
『うん。』
サ「ミライちゃんは銃を向けられて脅されていたらしい。遠くてどんな話をしているかはわからなかったが。その日に雨が降ってたんだ。」
『だから雨が怖いんだ…。』
サ「そうだと思う。そのあと俺が崖の下に着く前に銃声が聞こえてしばらくしてミライちゃんは海に落ちた。すぐに流されたミライちゃんを見つけてミニメリーに上げたけどしばらく息をしてなかったんだ。」
『私…死んじゃうかもしれなかったんだ……。』
サ「そのあと飲んだ水を吐かせてすぐにサニー号に戻ってチョッパーに診せた。弾は外れたらしくミライちゃんのケガは流された時にぶつけた腕だけだった。」
『昨日の夢…みたい…。』
チョ「夢?」
『うん。昨日、銃で撃たれる夢を見たの。でも私には弾はあたらなかった。』
チョ「なるほど。それも記憶と関係してそうだな。」
サ「そのあとは…。」
『そこから先は覚えてるかも…。気がついたらチョッパーがいて、サンジ君もすごく心配してくれた。けど2人が誰かはわからなくて…。』
全てを聞き終えたミライは少し怯えたような表情を見せた。
チョ「大丈夫。我慢しなくていいゾ。」
チョッパーは優しくミライにそう声をかけるとミライの隣に座りそっと背中をさすった。
サ「ごめんな。やっぱり怖かったよな。」
『うぅん。大丈夫。サンジ君もチョッパーも一緒にいてくれたから。2人と一緒なら大丈夫なのかも。2人とも教えてくれてありがとう。これで色んな事がわかった。』
チョ「よかった。何か気になる所とかないか?」
『うーん…。この前ラウンジで銃を向けられた時に初めてじゃないような気がしたの。でも今の話を聞いて納得できた。あとは……。』
ミライは少し考えるそぶりをする。
『子供……。』
チョ「子供?」
『昨日の夢にね、子供が出てきたの。』
サ「そう言えば子供を守ろうとしたって言ってたな。」
『うん。』
チョ「子供か…。あの時もいたのかな?けど俺たちからはよく見えなかったからな…。」
サ「俺もそこまではわからねぇな。」
『そっか。』
チョ「記憶が混乱してるって事もあるししばらく様子を見よう。それから今日もここで寝てくれるか?」
『え?もう熱は下がったけど…。』
チョ「ミライにとってトラウマに当たるような事を聞いたんだ。何か起こるかもしれないし。昨日も夢を見たんだろ?それなら今日も何か夢を見るかもしれない。何かあった時の為に俺がここにいるから。」
『そっか。わかった。チョッパーありがとう♪』
サ「今のところは大丈夫そうだな。」
『うん。サンジ君とチョッパーのおかげ♪それとこのお守りも…。』
ミライは嬉しそうに指輪に触れる。
そんなミライを見てチョッパーは安心したように笑った。
ミライは安心したように眠りについた。
サ「ちょっと熱が高いな……。」
『う…ぅ…ん…。』
サ「ミライちゃん?」
『や…め………て……!…。』
サ「ミライちゃん!ミライちゃん!」
『ん……!はぁ…はぁ…。あれ……?夢……。』
サ「またあの夢を見たのか…?うなされてた。」
『サンジ君……っ…。』
サ「ミライちゃん…?」
いつもとは明らかに違うミライの怯えようにサンジが驚く。
サ「大丈夫だ。落ち着いて。」
サンジは怯えるミライを優しく抱きしめた。
サ「何があったか話せるかい?」
『子供が…殺されそうになってたの。銃を向けられて。助けようと思ったら撃ってきて…。弾は私にも子供にもきっと当たってないとは思うけど…そこで目が覚めたからわからない…。』
サ「この夢は初めて見る夢かい?」
『うん…。ねぇ…サンジ君…。私の見る夢は私の記憶に関係してるのかな…?』
サ「……それは俺にもわからない。けどミライちゃんが…その…。」
『お願い。教えて。自分でもわかってるの。きっと私は襲われたせいで記憶をなくしたんじゃないかって…。だからあの日の事を聞いたらまたパニックを起こすかもしれない…。けど知りたいの…!私に何があったのか。チョッパーはダメって言ったけど私やっぱり全部取り戻したい!怖い思い出もみんなとの思い出も大切な私だけのものだから…。お願い…。」
サ「わかった…。けど何かあった時のためにチョッパーも一緒にだ。いいな?」
『うん。』
サ「それともう一つ。今のミライちゃんは万全な状態じゃねぇ。だからまずは熱を下げてからだ。」
『わかった。』
サ「眠るのが不安だったら今日はずっとここにいる。夢で怖い目にあっても俺が必ず起こすから。だから安心して眠りな。」
そう優しく言うサンジにミライはサンジの手を取る。
『じゃあ、ずっと握ってて…。それならきっと大丈夫。そんな気がするの。』
サ「わかったよ♪」
こうしてミライは再び眠りについた。
その日の夜。
チョッパーがミライの様子を見に戻ってきた。
チョ「少し下がってきたな。よかった♪」
サ「なぁ、チョッパー。一つ頼みてぇ事があるんだが…。」
チョ「何だ?」
サ「ミライちゃんが襲われた日の事を知りたがってるんだ…。」
チョ「そうか…。」
サ「俺、話そうと思う。だからもしもの時の為にチョッパーにそばにいてほしい。」
チョ「わかった。ミライが望むならそうしよう。けど危険だと思ったら止めるからな。」
サ「あぁ。それで頼む。」
そして翌日。
チョ「よし。熱もほとんど下がったな。もう安心だ!」
『ありがとう♪』
チョ「ケガの方は大丈夫か?」
『うん。ちょっと痛いけど大丈夫。』
チョ「よかった♪階段から落ちたって聞いてビックリしたよ。」
『心配かけてごめんね。あんまり体調の悪い認識はなかったんだけど急にめまいがしちゃって…。』
チョ「あんまり眠れてなくて頭も働いてなかったんだよ。だから体の方は限界を迎えていたのに気づけなかったんだ。」
『そっか。』
《ガチャ》
サ「ちょうど起きてたな♪」
『あ。サンジ君。おはよ♪』
サ「体調はどうだ?」
『もう大丈夫♪』
チョ「けど今日は大人しくしてろよ?まだ病み上がりなんだし。」
『うん。わかった。ねぇ…チョッパー。昨日ね、サンジ君と話したんだけど…私、襲われた日の事を知りたいの。前にチョッパーはダメって言ったけど…やっぱり知りたい。』
チョ「うん。わかった。俺もサンジから聞いたよ。俺も一緒にいるから安心していいゾ!ただし、俺が危険と判断したら止めるからな。」
『わかった。チョッパーありがとう♪』
チョ「今日はやめて明日にしよう。」
『うん。』
サ「そんじゃ、栄養つけて体調を万全にしておかないとな♪」
サンジはそう言って朝ご飯の乗ったトレーをベットのサイドテーブルへ置く。
『ありがとう♪』
こうしてその日は
医務室で大人しく過ごした。
そして翌日。
医務室には真剣な顔つきのミライ、サンジ、チョッパーの姿があった。
チョ「それじゃ始めるゾ。」
『うん。』
サ「俺たちもこの船から見てた事だから曖昧な部分もある。それを踏まえて聞いてくれな。」
『わかった。』
サ「あの日、ミライちゃんは買い物をしに島に降りたんだ。そこで盗賊に追いかけられたらしい。子電電虫で俺たちに助けを求めてきた。急いで船から状況を確認したら崖の上にミライちゃんと数人の人が立ってた。多分それが盗賊だろう。」
『私はその人達に襲われて海に落ちたの…?』
サ「あぁ。俺はミライちゃんを助けに行くためにミニメリーに乗って向かってたからここから先はゴーグルで様子を見てたウソップの話だ。」
『うん。』
サ「ミライちゃんは銃を向けられて脅されていたらしい。遠くてどんな話をしているかはわからなかったが。その日に雨が降ってたんだ。」
『だから雨が怖いんだ…。』
サ「そうだと思う。そのあと俺が崖の下に着く前に銃声が聞こえてしばらくしてミライちゃんは海に落ちた。すぐに流されたミライちゃんを見つけてミニメリーに上げたけどしばらく息をしてなかったんだ。」
『私…死んじゃうかもしれなかったんだ……。』
サ「そのあと飲んだ水を吐かせてすぐにサニー号に戻ってチョッパーに診せた。弾は外れたらしくミライちゃんのケガは流された時にぶつけた腕だけだった。」
『昨日の夢…みたい…。』
チョ「夢?」
『うん。昨日、銃で撃たれる夢を見たの。でも私には弾はあたらなかった。』
チョ「なるほど。それも記憶と関係してそうだな。」
サ「そのあとは…。」
『そこから先は覚えてるかも…。気がついたらチョッパーがいて、サンジ君もすごく心配してくれた。けど2人が誰かはわからなくて…。』
全てを聞き終えたミライは少し怯えたような表情を見せた。
チョ「大丈夫。我慢しなくていいゾ。」
チョッパーは優しくミライにそう声をかけるとミライの隣に座りそっと背中をさすった。
サ「ごめんな。やっぱり怖かったよな。」
『うぅん。大丈夫。サンジ君もチョッパーも一緒にいてくれたから。2人と一緒なら大丈夫なのかも。2人とも教えてくれてありがとう。これで色んな事がわかった。』
チョ「よかった。何か気になる所とかないか?」
『うーん…。この前ラウンジで銃を向けられた時に初めてじゃないような気がしたの。でも今の話を聞いて納得できた。あとは……。』
ミライは少し考えるそぶりをする。
『子供……。』
チョ「子供?」
『昨日の夢にね、子供が出てきたの。』
サ「そう言えば子供を守ろうとしたって言ってたな。」
『うん。』
チョ「子供か…。あの時もいたのかな?けど俺たちからはよく見えなかったからな…。」
サ「俺もそこまではわからねぇな。」
『そっか。』
チョ「記憶が混乱してるって事もあるししばらく様子を見よう。それから今日もここで寝てくれるか?」
『え?もう熱は下がったけど…。』
チョ「ミライにとってトラウマに当たるような事を聞いたんだ。何か起こるかもしれないし。昨日も夢を見たんだろ?それなら今日も何か夢を見るかもしれない。何かあった時の為に俺がここにいるから。」
『そっか。わかった。チョッパーありがとう♪』
サ「今のところは大丈夫そうだな。」
『うん。サンジ君とチョッパーのおかげ♪それとこのお守りも…。』
ミライは嬉しそうに指輪に触れる。
そんなミライを見てチョッパーは安心したように笑った。
