☆dolphin
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こうして宴の夜は更けていき
クルー達は甲板で雑魚寝、
ナミ、ロビンは部屋へ、リエの母は医務室で眠りについた。
そしてまだ明かりのつくラウンジにはリエとサンジの姿があった。
『後かたづけ手伝おうか?』
サ「大丈夫だよ♪それよりごめんな。こんな所のソファで。」
『充分だよ♪むしろ船の上で寝れるなんて嬉しいくらい!今日は最高の日だな~。サンジ君、本当にありがとね。』
サ「俺は大したことはしねぇさ。」
『してくれたよ!私を夢の中で助けてくれたし、今日も海に入った私を助けてくれた。あの時はイルカの意識だったから海に入ろうとしちゃって、でも自分じゃ止められなくて困ってたの。サンジ君が来てくれて本当によかった♪』
サ「なるほどな。……あれ?けどリエちゃんは能力者なのによく海で平気だったな。」
『私もそこが不思議だったんだけど能力は私に宿ってるからイルカの意識だけになった私の体には残ってなかったみたい。さっきロビンが調べてくれたの。』
サ「なるほどな~。」
『おかげで助かったよ~。もし能力があったら波に飲まれる前に溺れてたかもしれないし。そうしたらサンジ君に見つけてもらえなかったかも。』
リエはそう言ったあと少し身震いをした。
『考えたら怖くなっちゃった。私、死にかけたんだよね…。気をつけなきゃ。』
次は1人だから助けてくれる人はもういないんだ………。
サ「よし!片づけ終わり!待たせて悪かったな。」
『うぅん。大丈夫♪』
サ「それじゃ、おやすみ♪」
『おやすみ♪』
それからしばらくして眠りについたリエは夢を見た。
『あれ?ここどこ?』
そこはフワフワとした雲の上だった。
『私、無意識にまた誰かの夢に入っちゃったんだ…。気をつけないといけなかったのに…。でも今度は出る方法もわかってるし大丈夫。…ちょっとだけ見せてもらおうかな。』
リエはフワフワとした雲を歩く。
しばらく行くと大きな湖にたどり着いた。
『雲の上に湖…。すごい夢だな。』
リエが湖を覗き込むと中には見た事がない程のたくさんの魚がいた。
『すごい。こんなにたくさん。まるで世界中の魚が集まる魚の街みたい。』
リエが顔を上げると湖の向こう側に誰かが座っていた。
リエは湖のふちを歩いてゆっくりと近づく。
『サンジ君だ…!じゃあ、これはサンジ君の夢?』
そっと近づくとサンジは嬉しそうに湖を見つめていた。
サ「オールブルー…。ついに見つけた…。」
『オールブルー?…!お父さんが昔言ってたかも。確か世界中の魚が集まる海の事だよね?サンジ君はそれを探してるんだ。』
リエは嬉しそうにサンジを見つめる。
『素敵な夢だね♪』
サ「リエちゃんとこの景色を見れたら…。」
サンジはそう呟いた。
『!?私…?』
サ「リエちゃんにはナミさんやロビンちゃんとは違う何かを感じた…。けどそれが何なのか…。もう船を出さなくちゃならねぇのに…。」
『そっか…。もうみんな行っちゃうんだ…。寂しいな…。んっ。』
リエは意を決してサンジの隣に座った。
サ「リエちゃん!?」
『呼ばれたから来ちゃった♪』
サ「驚いた…。」
『ねぇ、サンジ君。これがサンジ君が探してるもの?』
サ「あぁ!オールブルー。けど今、認識したよ。これは夢なんだな。そもそも海じゃなくて湖だしな。」
『うん。ごめんね。でも私がいるのは事実だよ♪』
サ「そうだな♪」
『ねぇ、さっきの話、詳しく聞いていい?私に感じた何かってやつ。』
サ「それが俺にもよくわからねぇんだ…。けどあの時、海でリエちゃんを抱き上げた時に感じたんだ。」
『そっか。じゃあ、私と同じだね。』
サ「え?」
『私もね、何かを感じたの。私にもよくわからないけど。…でもね、お父さんが昔言ってたんだ。お母さんに会った時に感じたんだって。ずっと一緒にいたいって。もしかしたらそうなのかもしれないなって。』
サ「ずっと一緒にいたい…か…。」
『私…ちょっとだけ寂しい…。サンジ君やみんなはもう島を出て行っちゃうんでしょ…?』
サ「あぁ…。俺も寂しい…。」
『もう少し一緒にいたい…。うぅん。もっと、もっと、一緒にいたい!私もオールブルー見てみたいな。私も同じものを探していたらまた会えるかな…?』
サ「いや。やっぱりやめだ。」
『え?』
サ「リエちゃん。一緒に行こう!」
『え!?』
サ「海賊になりたいんだろ?ならこの船でやればいい!俺はずっと一緒にいたい。」
『サンジ君…。』
サンジの言葉にリエの心臓が高鳴る。
ずっと一緒にいたい。
そうか…。
こういう事なんだ…。
お父さんが言ってたのは…。
ずっと一緒にいたいは大好きな証。
そう教えてくれたよね…。
『サンジ君。私もずっと一緒にいたい!私も連れて行って!』
サ「ありがとう。」
サンジがリエを抱きしめると急に足元の雲が晴れた。
『あ…。消える。』
サ「消える?」
『夢の終わりだよ。もうすぐ起きる時間って事。サンジ君が起きる前に出なくっちゃ。それじゃ、また後でね。』
リエはそっとサンジから離れるとふわりと消えた。
サ「ん…。朝か…。」
その頃、リエもラウンジで目覚めた。
『…!』
リエは飛び起きるとラウンジを飛び出し医務室へ飛び込んだ。
『お母さん!おはよ!私、今日出るね!』
「おは……えーっ!?」
『私、サンジ君と行く!』
「ちょ、ちょっと待って!そんな急に…。」
『ごめん。でも私、サンジ君と行きたいの。サンジ君たちは今日出なくちゃいけないから。』
「まったく…。そういう所もお父さんそっくり。」
『え…?』
「お父さんもね、そうやってお母さんとの結婚を勝手に決めたのよ?それも出会ってすぐにね。海賊の仲間達もビックリよ。急に船長が海賊をやめて島に住むなんて言い出すんですもの。」
『あれ?お父さんって船長だったの!?』
「そうよ♪リエは知らなかったでしょうけどこの村の人のほとんどがお父さんの仲間だったのよ。」
『え、えー!?』
「商店街の人も、家のお隣さんも♪」
『みんなそんなこと教えてくれなかったよ~?』
「リエにその話をしたら父親を思い出して寂しがるだろうからって子供の頃からずっと秘密にしててくれたのよ♪」
『そっか…。みんな…。』
「お母さんが子供の頃はこの島はもっと田舎で住んでる人もすごく少なかったの。お父さん達がたまたま来てくれてここまでになったのよ♪けど発展してもちゃんと自然が残っているでしょう?それはお父さんがここの自然に惚れたから。ずっと大切にしたいって言ってくれたからなのよ。」
『そっか。やっぱお父さんはすごいね。』
「リエにお父さんを超えられるかしら?ふふふ♪」
『超えられないな。お父さんはずっとすごい人だもん。でも私もお父さんと同じくらいすごい人になる。お父さんから聞いた話は覚えてる。私もお父さんみたいな冒険がしたい。』
「こんな田舎の島にも名前が届くくらいになりなさい。」
『うん!』
《コンコン、ガチャ》
サ「やっぱりここにいた。」
『サンジ君!おはよう♪』
サ「おはよ♪話はついた?」
『うん!急いで家に帰って準備しなくっちゃ!』
サ「そんじゃ、ちょっと早めの朝飯にするか。お母さんもどうです?」
「いただくわ♪」
こうして朝食をとる。
ニコニコとしながら父親の話をする2人をサンジが見つめる。
そんなサンジにリエが気づく。
『サンジ君もすごいよ♪』
サ「え?」
『ずっと見てるからヤキモチでも妬いてるのかなって♪』
サ「な!?そ、そんなんじゃ///」
「ふふふ♪」
こうして賑やかな朝食を終えるとリエと母親は一度、家へと帰っていった。
しばらくしてクルー達が起きだし
サンジが事情を説明する。
ル「サンジずりーぞ!」
サ「は?」
ル「俺が言おうと思ってたのに勝手に誘いやがって~!リエが夢の中から肉出してもサンジにはやらねぇからな!」
フ「はははは!」
ゾ「元々そのつもりだったらしい(笑)」
ウ「しょうがねぇヤツだな~。」
ナ「まったく…。」
ロ「ふふふ♪」
ブ「また賑やかになりそうですね~!」
チョ「俺、嬉しいぞ!早く帰って来ないかな~♪」
ロ「今日は歓迎会をしなくちゃね♪」
ル「宴だーー!」
ウ「2日連続かよ~。」
ブ「いいじゃないですか、楽しそうで♪ヨホホホホホホ~!」
クルー達は甲板で雑魚寝、
ナミ、ロビンは部屋へ、リエの母は医務室で眠りについた。
そしてまだ明かりのつくラウンジにはリエとサンジの姿があった。
『後かたづけ手伝おうか?』
サ「大丈夫だよ♪それよりごめんな。こんな所のソファで。」
『充分だよ♪むしろ船の上で寝れるなんて嬉しいくらい!今日は最高の日だな~。サンジ君、本当にありがとね。』
サ「俺は大したことはしねぇさ。」
『してくれたよ!私を夢の中で助けてくれたし、今日も海に入った私を助けてくれた。あの時はイルカの意識だったから海に入ろうとしちゃって、でも自分じゃ止められなくて困ってたの。サンジ君が来てくれて本当によかった♪』
サ「なるほどな。……あれ?けどリエちゃんは能力者なのによく海で平気だったな。」
『私もそこが不思議だったんだけど能力は私に宿ってるからイルカの意識だけになった私の体には残ってなかったみたい。さっきロビンが調べてくれたの。』
サ「なるほどな~。」
『おかげで助かったよ~。もし能力があったら波に飲まれる前に溺れてたかもしれないし。そうしたらサンジ君に見つけてもらえなかったかも。』
リエはそう言ったあと少し身震いをした。
『考えたら怖くなっちゃった。私、死にかけたんだよね…。気をつけなきゃ。』
次は1人だから助けてくれる人はもういないんだ………。
サ「よし!片づけ終わり!待たせて悪かったな。」
『うぅん。大丈夫♪』
サ「それじゃ、おやすみ♪」
『おやすみ♪』
それからしばらくして眠りについたリエは夢を見た。
『あれ?ここどこ?』
そこはフワフワとした雲の上だった。
『私、無意識にまた誰かの夢に入っちゃったんだ…。気をつけないといけなかったのに…。でも今度は出る方法もわかってるし大丈夫。…ちょっとだけ見せてもらおうかな。』
リエはフワフワとした雲を歩く。
しばらく行くと大きな湖にたどり着いた。
『雲の上に湖…。すごい夢だな。』
リエが湖を覗き込むと中には見た事がない程のたくさんの魚がいた。
『すごい。こんなにたくさん。まるで世界中の魚が集まる魚の街みたい。』
リエが顔を上げると湖の向こう側に誰かが座っていた。
リエは湖のふちを歩いてゆっくりと近づく。
『サンジ君だ…!じゃあ、これはサンジ君の夢?』
そっと近づくとサンジは嬉しそうに湖を見つめていた。
サ「オールブルー…。ついに見つけた…。」
『オールブルー?…!お父さんが昔言ってたかも。確か世界中の魚が集まる海の事だよね?サンジ君はそれを探してるんだ。』
リエは嬉しそうにサンジを見つめる。
『素敵な夢だね♪』
サ「リエちゃんとこの景色を見れたら…。」
サンジはそう呟いた。
『!?私…?』
サ「リエちゃんにはナミさんやロビンちゃんとは違う何かを感じた…。けどそれが何なのか…。もう船を出さなくちゃならねぇのに…。」
『そっか…。もうみんな行っちゃうんだ…。寂しいな…。んっ。』
リエは意を決してサンジの隣に座った。
サ「リエちゃん!?」
『呼ばれたから来ちゃった♪』
サ「驚いた…。」
『ねぇ、サンジ君。これがサンジ君が探してるもの?』
サ「あぁ!オールブルー。けど今、認識したよ。これは夢なんだな。そもそも海じゃなくて湖だしな。」
『うん。ごめんね。でも私がいるのは事実だよ♪』
サ「そうだな♪」
『ねぇ、さっきの話、詳しく聞いていい?私に感じた何かってやつ。』
サ「それが俺にもよくわからねぇんだ…。けどあの時、海でリエちゃんを抱き上げた時に感じたんだ。」
『そっか。じゃあ、私と同じだね。』
サ「え?」
『私もね、何かを感じたの。私にもよくわからないけど。…でもね、お父さんが昔言ってたんだ。お母さんに会った時に感じたんだって。ずっと一緒にいたいって。もしかしたらそうなのかもしれないなって。』
サ「ずっと一緒にいたい…か…。」
『私…ちょっとだけ寂しい…。サンジ君やみんなはもう島を出て行っちゃうんでしょ…?』
サ「あぁ…。俺も寂しい…。」
『もう少し一緒にいたい…。うぅん。もっと、もっと、一緒にいたい!私もオールブルー見てみたいな。私も同じものを探していたらまた会えるかな…?』
サ「いや。やっぱりやめだ。」
『え?』
サ「リエちゃん。一緒に行こう!」
『え!?』
サ「海賊になりたいんだろ?ならこの船でやればいい!俺はずっと一緒にいたい。」
『サンジ君…。』
サンジの言葉にリエの心臓が高鳴る。
ずっと一緒にいたい。
そうか…。
こういう事なんだ…。
お父さんが言ってたのは…。
ずっと一緒にいたいは大好きな証。
そう教えてくれたよね…。
『サンジ君。私もずっと一緒にいたい!私も連れて行って!』
サ「ありがとう。」
サンジがリエを抱きしめると急に足元の雲が晴れた。
『あ…。消える。』
サ「消える?」
『夢の終わりだよ。もうすぐ起きる時間って事。サンジ君が起きる前に出なくっちゃ。それじゃ、また後でね。』
リエはそっとサンジから離れるとふわりと消えた。
サ「ん…。朝か…。」
その頃、リエもラウンジで目覚めた。
『…!』
リエは飛び起きるとラウンジを飛び出し医務室へ飛び込んだ。
『お母さん!おはよ!私、今日出るね!』
「おは……えーっ!?」
『私、サンジ君と行く!』
「ちょ、ちょっと待って!そんな急に…。」
『ごめん。でも私、サンジ君と行きたいの。サンジ君たちは今日出なくちゃいけないから。』
「まったく…。そういう所もお父さんそっくり。」
『え…?』
「お父さんもね、そうやってお母さんとの結婚を勝手に決めたのよ?それも出会ってすぐにね。海賊の仲間達もビックリよ。急に船長が海賊をやめて島に住むなんて言い出すんですもの。」
『あれ?お父さんって船長だったの!?』
「そうよ♪リエは知らなかったでしょうけどこの村の人のほとんどがお父さんの仲間だったのよ。」
『え、えー!?』
「商店街の人も、家のお隣さんも♪」
『みんなそんなこと教えてくれなかったよ~?』
「リエにその話をしたら父親を思い出して寂しがるだろうからって子供の頃からずっと秘密にしててくれたのよ♪」
『そっか…。みんな…。』
「お母さんが子供の頃はこの島はもっと田舎で住んでる人もすごく少なかったの。お父さん達がたまたま来てくれてここまでになったのよ♪けど発展してもちゃんと自然が残っているでしょう?それはお父さんがここの自然に惚れたから。ずっと大切にしたいって言ってくれたからなのよ。」
『そっか。やっぱお父さんはすごいね。』
「リエにお父さんを超えられるかしら?ふふふ♪」
『超えられないな。お父さんはずっとすごい人だもん。でも私もお父さんと同じくらいすごい人になる。お父さんから聞いた話は覚えてる。私もお父さんみたいな冒険がしたい。』
「こんな田舎の島にも名前が届くくらいになりなさい。」
『うん!』
《コンコン、ガチャ》
サ「やっぱりここにいた。」
『サンジ君!おはよう♪』
サ「おはよ♪話はついた?」
『うん!急いで家に帰って準備しなくっちゃ!』
サ「そんじゃ、ちょっと早めの朝飯にするか。お母さんもどうです?」
「いただくわ♪」
こうして朝食をとる。
ニコニコとしながら父親の話をする2人をサンジが見つめる。
そんなサンジにリエが気づく。
『サンジ君もすごいよ♪』
サ「え?」
『ずっと見てるからヤキモチでも妬いてるのかなって♪』
サ「な!?そ、そんなんじゃ///」
「ふふふ♪」
こうして賑やかな朝食を終えるとリエと母親は一度、家へと帰っていった。
しばらくしてクルー達が起きだし
サンジが事情を説明する。
ル「サンジずりーぞ!」
サ「は?」
ル「俺が言おうと思ってたのに勝手に誘いやがって~!リエが夢の中から肉出してもサンジにはやらねぇからな!」
フ「はははは!」
ゾ「元々そのつもりだったらしい(笑)」
ウ「しょうがねぇヤツだな~。」
ナ「まったく…。」
ロ「ふふふ♪」
ブ「また賑やかになりそうですね~!」
チョ「俺、嬉しいぞ!早く帰って来ないかな~♪」
ロ「今日は歓迎会をしなくちゃね♪」
ル「宴だーー!」
ウ「2日連続かよ~。」
ブ「いいじゃないですか、楽しそうで♪ヨホホホホホホ~!」
