☆dolphin
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リエを医務室に運んでからしばらくしてリエが目を覚ました。
『ん……。』
「リエ?リエ!」
『ここ…どこ…?お母さん…?』
「よかった…!」
チョ「リエ話せるのか?」
『え……?あ…!戻ってる!私、元に戻ってる!』
サ「どう言う事だ?」
『サンジ君が助けてくれたんだよ♪』
サ「俺が?」
『私、夢の中から出られなくなっちゃったの。けどさっきサンジ君が私があの時のイルカだって当ててくれた。だから夢のありかがわかってもう一度あのイルカと繋がれたの!」
チョ「???」
「夢の中ってどういう事?」
『あ……。あのね…私、お父さんの部屋にずっと置きっぱなしになってた悪魔の実を食べたの…。実の名前はわからないけど色んな生き物の夢の中を旅できる能力みたい。』
「悪魔の実を食べた!?何でそんな危ない事したの!」
『私………。私も海に出たいの!お父さんみたいに!だけど今のままじゃ弱いから…。』
チョ「それで食べたのか。」
『うん。』
「まったく…。けど無事でよかったわ…。」
『心配かけてごめんなさい。』
チョ「で?イルカと繋がれたって?」
『うん。私の能力は他の生き物の夢の中に入れるの。けど初めて入ったから出る方法がわからなくて…。』
サ「それがあの時のイルカか。」
チョ「サンジはイルカの姿のリエに会ったのか?」
サ「あぁ。夢の中でな。呼ばれたんだ。」
『私もどうしていいかわからなくてずっと叫んでたらサンジ君が来てくれたの!きっとこれも能力なんだと思う。私が他の人の夢を引き寄せたのかなって。』
サ「そうかもな。不思議と引っ張られたんだ。そしたら網に絡まったイルカがいて。」
『うん。それでサンジ君に網を取ってもらったんだけどそのままそこに私の意識だけが引っかかっちゃってイルカだけが外に出ちゃったみたい。』
チョ「それでリエはずっと話せなかったのか!」
『うん。でも少しだけ繋がりがあったからみんなの事は見えてたよ!こっちから発信する事はできなかったけど。』
サ「さっきまでのリエちゃんが俺にだけ反応してたのはイルカが俺にだけ会ったことがあるからか。」
『うん。』
「もう…!こんな危ない事して…。」
『ごめんなさい…。でももうコツは掴んだから次はちゃんと出られると思う。だからもうこんな事にはならないから…。』
「ならいいけど…。」
『あのねお母さん。私、お父さんみたいに海賊になりたいの。』
「さっきも言っていたけど本気なの…?」
『本気。小さかったけどちゃんと覚えてる。お父さんがしてくれた海賊の話。私もお父さんみたいに旅がしたい。お父さんが見た景色を私も見たいの!』
「はぁ……。あの人、いつもリエにそんな話ばかりしていたからいつかはこうなるんじゃないかって思っていたわ……。」
『ダメ…?』
「リエも私を置いていくのね…。」
『それは………。』
「な~んて、冗談よ♪行ってきなさい!その代わり土産話は私が死ぬまで聞いても尽きないくらい持って帰ってきてちょうだいね?」
『お母さん…!ありがとう!』
チョ「よかったな!」
『うんっ!』
《ガチャ》
ナ「あら?リエ起きたの。」
『ナミ!ちゃんとわかるよ!みんな見てたから♪』
急に表情豊かに話すリエにナミが驚く。
ナ「何があったの?」
事のあらましをサンジとチョッパーが説明する。
ナ「そういう事だったのね。」
『ねぇ、改めてみんなに会いたいんだけどいいかな?』
ナ「えぇ♪」
サ「せっかくだから宴でもやるか!リエちゃんの快気祝いと船出の祝いだ♪」
『わ~!ありがとう~!』
「海賊の宴なんて久しぶりだわ♪」
『お母さんは参加したことあるの!?』
「そりゃそうよ♪そうやってお父さんと知り合ったんだもの。」
『その話もっと聞きたい!』
チョ「俺も!」
サ「そんじゃ、うまい飯作って、甲板で乾杯だ!」
こうして医務室を出ると他のクルーにも声をかけ、楽しい宴が始まった。
宴ではリエの両親の出会いのエピソードやウソップの冒険のエピソードが語られ大盛り上がり。
ニコニコと笑うリエにクルー達も笑顔になった。
ロ「やっと見つけたわ。」
『なぁに?』
ロビンが開いていたのは悪魔の実の図鑑だった。
ロ「あなたが食べたのはこれかしら?」
『あー!それそれ!そのすんごい不味そうな色のヤツ!』
ロ「ユメユメの実。生き物の夢を自由に行き来できる。夢の中で得た情報を具現化できる。って書いてあるわ。」
『夢の中で得た情報を具現化?』
チョ「それってイルカの言葉とかか?リエちょっとだけ喋ってたゾ?」
『え!?』
チョ「もしかしたらイルカと会話できるんじゃないか?あの時はリエの体にイルカの意識だけが残ったんだろ?」
『うん。だから勝手にイルカが鳴いてたんだけどちゃんと意味があったんだ。私にはなんて言ってるかわからなかったけど…。』
チョ「イルカを釣った時に《ここにいるよ》って言ってた。きっと仲間を探してたのかもな。イルカ本人の意識はもう元の体に戻ってるだろうけどあの時はリエの体の中にあったから群れからはぐれたって思ったのかもな。」
『そっか。それで周りは知らない人間だらけで唯一知ってるのがサンジ君だったからずっと近くにいてほしかったのかも。イルカもひとりぼっちで不安だったんだね。いつか本人に会えたら謝らなくっちゃ。』
チョ「きっとイルカの言葉を話せるから会えたらすぐわかるな♪」
『本当に話せるのかな~?私はあんまり自覚がないんだけど…。』
チョ「今やってみたらどうだ?俺もちょっとならわかるゾ♪」
『そっか!…えーっと…。』
リエはゆっくりと目を閉じ、夢の中の事を思いだす。
『…!』
ふと何かと繋がったような感覚になった。
『できるかも…。』
リエはそう言うと深く深呼吸をした。
『キュー。キュキュ!』
チョ「すごいじゃないか!」
ブ「今のは何と言ったのでしょう?」
『ありがとうだよ!みんなのおかげでとっても楽しかったし、サンジ君に助けてもらったし、チョッパーも一生懸命に病気のこと調べてくれたし、ロビンも私が食べた実を突き止めてくれた!今日はありがとうでいっぱいだからね!それと…お母さんも。ありがとう。私、世界を目一杯見てくるね。お父さんみたいに♪』
「えぇ。帰ってくるのを楽しみに待っているわ…♪」
リエの母は目に涙をためて嬉しそうにそう言った。
『ふふふ♪』
『ん……。』
「リエ?リエ!」
『ここ…どこ…?お母さん…?』
「よかった…!」
チョ「リエ話せるのか?」
『え……?あ…!戻ってる!私、元に戻ってる!』
サ「どう言う事だ?」
『サンジ君が助けてくれたんだよ♪』
サ「俺が?」
『私、夢の中から出られなくなっちゃったの。けどさっきサンジ君が私があの時のイルカだって当ててくれた。だから夢のありかがわかってもう一度あのイルカと繋がれたの!」
チョ「???」
「夢の中ってどういう事?」
『あ……。あのね…私、お父さんの部屋にずっと置きっぱなしになってた悪魔の実を食べたの…。実の名前はわからないけど色んな生き物の夢の中を旅できる能力みたい。』
「悪魔の実を食べた!?何でそんな危ない事したの!」
『私………。私も海に出たいの!お父さんみたいに!だけど今のままじゃ弱いから…。』
チョ「それで食べたのか。」
『うん。』
「まったく…。けど無事でよかったわ…。」
『心配かけてごめんなさい。』
チョ「で?イルカと繋がれたって?」
『うん。私の能力は他の生き物の夢の中に入れるの。けど初めて入ったから出る方法がわからなくて…。』
サ「それがあの時のイルカか。」
チョ「サンジはイルカの姿のリエに会ったのか?」
サ「あぁ。夢の中でな。呼ばれたんだ。」
『私もどうしていいかわからなくてずっと叫んでたらサンジ君が来てくれたの!きっとこれも能力なんだと思う。私が他の人の夢を引き寄せたのかなって。』
サ「そうかもな。不思議と引っ張られたんだ。そしたら網に絡まったイルカがいて。」
『うん。それでサンジ君に網を取ってもらったんだけどそのままそこに私の意識だけが引っかかっちゃってイルカだけが外に出ちゃったみたい。』
チョ「それでリエはずっと話せなかったのか!」
『うん。でも少しだけ繋がりがあったからみんなの事は見えてたよ!こっちから発信する事はできなかったけど。』
サ「さっきまでのリエちゃんが俺にだけ反応してたのはイルカが俺にだけ会ったことがあるからか。」
『うん。』
「もう…!こんな危ない事して…。」
『ごめんなさい…。でももうコツは掴んだから次はちゃんと出られると思う。だからもうこんな事にはならないから…。』
「ならいいけど…。」
『あのねお母さん。私、お父さんみたいに海賊になりたいの。』
「さっきも言っていたけど本気なの…?」
『本気。小さかったけどちゃんと覚えてる。お父さんがしてくれた海賊の話。私もお父さんみたいに旅がしたい。お父さんが見た景色を私も見たいの!』
「はぁ……。あの人、いつもリエにそんな話ばかりしていたからいつかはこうなるんじゃないかって思っていたわ……。」
『ダメ…?』
「リエも私を置いていくのね…。」
『それは………。』
「な~んて、冗談よ♪行ってきなさい!その代わり土産話は私が死ぬまで聞いても尽きないくらい持って帰ってきてちょうだいね?」
『お母さん…!ありがとう!』
チョ「よかったな!」
『うんっ!』
《ガチャ》
ナ「あら?リエ起きたの。」
『ナミ!ちゃんとわかるよ!みんな見てたから♪』
急に表情豊かに話すリエにナミが驚く。
ナ「何があったの?」
事のあらましをサンジとチョッパーが説明する。
ナ「そういう事だったのね。」
『ねぇ、改めてみんなに会いたいんだけどいいかな?』
ナ「えぇ♪」
サ「せっかくだから宴でもやるか!リエちゃんの快気祝いと船出の祝いだ♪」
『わ~!ありがとう~!』
「海賊の宴なんて久しぶりだわ♪」
『お母さんは参加したことあるの!?』
「そりゃそうよ♪そうやってお父さんと知り合ったんだもの。」
『その話もっと聞きたい!』
チョ「俺も!」
サ「そんじゃ、うまい飯作って、甲板で乾杯だ!」
こうして医務室を出ると他のクルーにも声をかけ、楽しい宴が始まった。
宴ではリエの両親の出会いのエピソードやウソップの冒険のエピソードが語られ大盛り上がり。
ニコニコと笑うリエにクルー達も笑顔になった。
ロ「やっと見つけたわ。」
『なぁに?』
ロビンが開いていたのは悪魔の実の図鑑だった。
ロ「あなたが食べたのはこれかしら?」
『あー!それそれ!そのすんごい不味そうな色のヤツ!』
ロ「ユメユメの実。生き物の夢を自由に行き来できる。夢の中で得た情報を具現化できる。って書いてあるわ。」
『夢の中で得た情報を具現化?』
チョ「それってイルカの言葉とかか?リエちょっとだけ喋ってたゾ?」
『え!?』
チョ「もしかしたらイルカと会話できるんじゃないか?あの時はリエの体にイルカの意識だけが残ったんだろ?」
『うん。だから勝手にイルカが鳴いてたんだけどちゃんと意味があったんだ。私にはなんて言ってるかわからなかったけど…。』
チョ「イルカを釣った時に《ここにいるよ》って言ってた。きっと仲間を探してたのかもな。イルカ本人の意識はもう元の体に戻ってるだろうけどあの時はリエの体の中にあったから群れからはぐれたって思ったのかもな。」
『そっか。それで周りは知らない人間だらけで唯一知ってるのがサンジ君だったからずっと近くにいてほしかったのかも。イルカもひとりぼっちで不安だったんだね。いつか本人に会えたら謝らなくっちゃ。』
チョ「きっとイルカの言葉を話せるから会えたらすぐわかるな♪」
『本当に話せるのかな~?私はあんまり自覚がないんだけど…。』
チョ「今やってみたらどうだ?俺もちょっとならわかるゾ♪」
『そっか!…えーっと…。』
リエはゆっくりと目を閉じ、夢の中の事を思いだす。
『…!』
ふと何かと繋がったような感覚になった。
『できるかも…。』
リエはそう言うと深く深呼吸をした。
『キュー。キュキュ!』
チョ「すごいじゃないか!」
ブ「今のは何と言ったのでしょう?」
『ありがとうだよ!みんなのおかげでとっても楽しかったし、サンジ君に助けてもらったし、チョッパーも一生懸命に病気のこと調べてくれたし、ロビンも私が食べた実を突き止めてくれた!今日はありがとうでいっぱいだからね!それと…お母さんも。ありがとう。私、世界を目一杯見てくるね。お父さんみたいに♪』
「えぇ。帰ってくるのを楽しみに待っているわ…♪」
リエの母は目に涙をためて嬉しそうにそう言った。
『ふふふ♪』
