☆あの日の誓いをもう一度
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朝食を終えると奏はすぐにチョッパーとリハビリを始めた。
チョ「まずは右手から行こうか。ちょっとずつ慣らしていこうな♪」
『うん。』
チョ「まずはゆっくり腕を動かしてみよう。」
『んっ…。』
奏は腕に力を込める。
『はぁ…。あんまり動かないみたい…。』
チョ「最初はそんなもんだ。でも大丈夫!焦らずやっていこう♪」
『うん…。』
チョ「痛みはどうだ?」
『ちょっと痛い。』
チョ「わかった。無理しなくていいゾ?」
『うん。ありがと。でも頑張る。…んっ…。』
奏は再び腕に力を込める。
『…っ…。』
早く治さなきゃ。
早くこの船を降りなきゃ。
早く、早く…。
こんな姿をサンジ君に見られるなんて…耐えられない…。
サンジ君に嫌われたくない…。
チョ「奏?」
『え…?』
チョ「少し休もう?」
『あ…。うん…。』
チョッパーは奏の手を取ると優しくマッサージし始めた。
チョ「筋肉も少しずつほぐしていこう。」
『んっ…。』
チョ「ここ痛いか?」
『うん…。』
チョ「そうか…。」
チョッパーはしばらくマッサージをすると奏をベットに戻した。
チョ「午前中はこれくらいにしよう。少し休んで今度は違う筋肉を動かしてみよう。」
『うん。…チョッパー…。』
チョ「んー?」
『…ありがとう…。』
チョ「おぅ!」
チョッパーはそう返事をすると一度、医務室を出てその足でキッチンに向かった。
サ「おぅ。チョッパー、どうした?」
チョ「サンジ…。奏の事なんだけど…。」
サ「何かあったか?」
チョ「思ってるよりも右手は深刻な状態かもしれない…。腕はなんとかなるにしても…指は……。」
サ「そうか……。」
チョ「手のひらの腱が完全に断裂してると思う…。かなり痛そうだったし…。」
サ「なぁ、チョッパー。最低限でもどの程度まで回復する見込みがある…。」
チョ「杖をついて歩けるくらいかな…。うまく行かなければ杖も持てないかも…。」
サ「そうか……。」
その頃、医務室では奏が一人、枕を濡らしていた。
何もできない…。
もう二度と楽器を吹くことも叶わない…。
こんな恥さらしな娘はきっといらないよね…。
お父さん、お母さんごめんなさい…。
そしてサンジ君…。
できればこんな形で会いたくなかった…。
あの日の誓いも果たせてない…。
それに…もう二度と果たせない…。
こんな私…嫌だよね…。
ごめんなさい…。
でもよかった…。
あの日、サンジ君に自分の気持ちを打ち明けなくて…。
この気持ちは誰にも見せず
私の中にしまっておこう…。
二度と外に出してはいけない…。
チョ「まずは右手から行こうか。ちょっとずつ慣らしていこうな♪」
『うん。』
チョ「まずはゆっくり腕を動かしてみよう。」
『んっ…。』
奏は腕に力を込める。
『はぁ…。あんまり動かないみたい…。』
チョ「最初はそんなもんだ。でも大丈夫!焦らずやっていこう♪」
『うん…。』
チョ「痛みはどうだ?」
『ちょっと痛い。』
チョ「わかった。無理しなくていいゾ?」
『うん。ありがと。でも頑張る。…んっ…。』
奏は再び腕に力を込める。
『…っ…。』
早く治さなきゃ。
早くこの船を降りなきゃ。
早く、早く…。
こんな姿をサンジ君に見られるなんて…耐えられない…。
サンジ君に嫌われたくない…。
チョ「奏?」
『え…?』
チョ「少し休もう?」
『あ…。うん…。』
チョッパーは奏の手を取ると優しくマッサージし始めた。
チョ「筋肉も少しずつほぐしていこう。」
『んっ…。』
チョ「ここ痛いか?」
『うん…。』
チョ「そうか…。」
チョッパーはしばらくマッサージをすると奏をベットに戻した。
チョ「午前中はこれくらいにしよう。少し休んで今度は違う筋肉を動かしてみよう。」
『うん。…チョッパー…。』
チョ「んー?」
『…ありがとう…。』
チョ「おぅ!」
チョッパーはそう返事をすると一度、医務室を出てその足でキッチンに向かった。
サ「おぅ。チョッパー、どうした?」
チョ「サンジ…。奏の事なんだけど…。」
サ「何かあったか?」
チョ「思ってるよりも右手は深刻な状態かもしれない…。腕はなんとかなるにしても…指は……。」
サ「そうか……。」
チョ「手のひらの腱が完全に断裂してると思う…。かなり痛そうだったし…。」
サ「なぁ、チョッパー。最低限でもどの程度まで回復する見込みがある…。」
チョ「杖をついて歩けるくらいかな…。うまく行かなければ杖も持てないかも…。」
サ「そうか……。」
その頃、医務室では奏が一人、枕を濡らしていた。
何もできない…。
もう二度と楽器を吹くことも叶わない…。
こんな恥さらしな娘はきっといらないよね…。
お父さん、お母さんごめんなさい…。
そしてサンジ君…。
できればこんな形で会いたくなかった…。
あの日の誓いも果たせてない…。
それに…もう二度と果たせない…。
こんな私…嫌だよね…。
ごめんなさい…。
でもよかった…。
あの日、サンジ君に自分の気持ちを打ち明けなくて…。
この気持ちは誰にも見せず
私の中にしまっておこう…。
二度と外に出してはいけない…。
