☆あの日の誓いをもう一度
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奏が眠ってしばらくした頃
サンジが医務室にやってきた。
チョ「おぅ。サンジ。奏なら薬が効いてさっき寝たところだ。」
サ「そうか。…ごめんな。」
サンジは少し熱い奏の頬を優しく撫でた。
サ「俺がもっとちゃんと拭いてやってれば。それともう少し温めてやればよかったな。」
チョ「サンジのせいじゃないさ。あ、そういえばナミから聞いたか?」
サ「何をだ?」
チョ「奏、両親に連絡する事にしたんだ♪それと船の進路を変えて奏の家に行く事になった。」
サ「そうか♪」
それから数時間後。
船は小さな島に到着した。
クルー達はそれぞれ買い物に行き
船にはチョッパーとサンジが残った。
奏は昼過ぎにようやく目を覚ました。
『ん……。』
サ「おはよ♪」
『あれ…?』
サ「どうした?」
『何か静か…。』
チョ「島に着いたからみんな買い物に行ってるんだ♪」
『そっか。サンジ君はお買い物いいの?』
サ「まだ食材に余裕があるからな。何か食べたいものがあれば買ってくるよ♪」
『大丈夫。』
チョ「食欲はあるか?」
『うん。お腹空いちゃった。』
サ「じゃ、お粥作ってくるな♪」
『ありがとう♪』
チョ「熱はどうだ?」
チョッパーは奏の額に触れる。
チョ「少し下がってきたな♪でも油断しちゃダメだゾ?しっかり食べて、薬も飲んで、たっぷり寝るんだゾ?」
『うん。チョッパー、ありがとう♪』
奏はゆっくりと腕を動かすとチョッパーを優しく包み込んだ。
チョ「はは♪」
『私、リハビリもっと、もっと頑張るね。今度はチョッパーやみんなに恩返しするために。もう死にたいなんて絶対言わない。』
チョ「奏…♪俺もしっかりサポートするからな!一緒に頑張ろう!」
『うん!』
しばらくしてサンジがお粥を持って戻ってきた。
サ「チョッパーもメシ食ってこいよ♪ラウンジに用意してある。」
チョ「おぅ!ありがとな♪」
サ「はい、奏ちゃんはこれな♪」
『ありがとう♪』
サンジはお粥を冷ましながら奏の口へと運ぶ。
サ「どう?」
『美味しい♪』
サ「よかった♪」
奏は嬉しそうに笑った。
サ「…よし。これで最後な。」
『ごちそうさま♪』
サ「食欲もあるし大丈夫そうだな♪」
『うん♪きっとサンジ君のご飯を食べてるからだよ。サンジ君のご飯はいつも元気になれるの。…あの日もそうだったんだよ。』
サ「あの日?」
『私とサンジ君がバラティエで初めて会った日。あの日ね、お母さんにすごく怒られたの。どうしてもうまくできない所があって練習を投げ出しちゃったんだ。それで落ち込んでたらお父さんが気分転換にってバラティエに連れていってくれたの。それで初めてサンジ君のご飯食べたんだ。本当に美味しくて、誰かを思ってくれてる味がして、とっても優しくて、…なんだかね、頑張れって言われてるみたいだったの。それは大人になっても変わらなかった。サンジ君はずっと私の背中を押してくれてた。それなのに…私…。…サンジ君…。昨日は本当にごめんなさい…。』
サ「奏ちゃん…。」
『それと………。昨日の…その…お返事っていうか…その…。』
サ「あぁ…///いや、その…。困らせるような事言って悪かった。」
その言葉に奏は何度も首を横に振った。
『違うの…。私…本当は……すごく不安だった…。私が…そんな事言ったらサンジ君が困るって思ったの…。サンジ君を困らせたくなくて……っ…サンジ君に嫌われたくなくて…っ…だからずっと言えなくて…っ…。』
必死に言葉を紡ぐ奏の目からポロポロと涙が溢れる。
『本当は…私もサンジ君が好き…!出会った時からずっと、ずっと…!』
サ「奏ちゃん♪」
サンジは奏の涙を優しく拭うとギュッと抱きしめた。
サ「クソ嬉しい♪」
『こんな体になってごめんなさい…っ…。約束守れなくてごめんなさい…っ…。傷つけてごめんなさい…っ…。…まだ何もできないけど…っ…それでも…私と一緒にいてくれますか…?』
サ「もちろん♪それにまだ約束は破られてねぇぜ?」
『え…?』
サンジは奏から離れるとそっとシャツのボタンを外した。
そこにはチェーンに通された指輪が首からさがっていた。
サ「俺は俺の夢をまだ諦めてねぇし、奏ちゃんの夢だってこれから先、一緒なら叶えられるって思ってる。少なくとももう離れ離れじゃねぇんだ。時間がかかったっていい。一緒ならなんだってできるさ♪」
『サンジ君…っ!私も諦めない…!頑張るからっ!』
サ「あぁ♪」
その後、泣き疲れた奏は眠ってしまった。
《ガチャ》
チョ「奏~?」
サ「薬飲んで眠った所だ。」
チョ「そっか♪」
奏の寝顔を見てチョッパーが笑う。
チョ「なんだか嬉しそうだな♪いい事でもあったのか~?」
チョッパーはイタズラに奏の頬をつつく。
『ん~…Zzzzzz』
サ「!?」
チョ「どうした?」
サ「今奏ちゃんが…。」
サンジはそう言って握っていた奏の手を見る。
サ「今、俺の手を握り返したんだ!」
チョ「指が動いたのか!?」
サ「あぁ!一瞬だったけど確かに握り返した!」
その言葉にチョッパーはより嬉しそうに笑った。
チョ「奏。きっともう少しだゾ!」
サ「俺もサポートする。一緒に頑張ろうな♪」
サンジが医務室にやってきた。
チョ「おぅ。サンジ。奏なら薬が効いてさっき寝たところだ。」
サ「そうか。…ごめんな。」
サンジは少し熱い奏の頬を優しく撫でた。
サ「俺がもっとちゃんと拭いてやってれば。それともう少し温めてやればよかったな。」
チョ「サンジのせいじゃないさ。あ、そういえばナミから聞いたか?」
サ「何をだ?」
チョ「奏、両親に連絡する事にしたんだ♪それと船の進路を変えて奏の家に行く事になった。」
サ「そうか♪」
それから数時間後。
船は小さな島に到着した。
クルー達はそれぞれ買い物に行き
船にはチョッパーとサンジが残った。
奏は昼過ぎにようやく目を覚ました。
『ん……。』
サ「おはよ♪」
『あれ…?』
サ「どうした?」
『何か静か…。』
チョ「島に着いたからみんな買い物に行ってるんだ♪」
『そっか。サンジ君はお買い物いいの?』
サ「まだ食材に余裕があるからな。何か食べたいものがあれば買ってくるよ♪」
『大丈夫。』
チョ「食欲はあるか?」
『うん。お腹空いちゃった。』
サ「じゃ、お粥作ってくるな♪」
『ありがとう♪』
チョ「熱はどうだ?」
チョッパーは奏の額に触れる。
チョ「少し下がってきたな♪でも油断しちゃダメだゾ?しっかり食べて、薬も飲んで、たっぷり寝るんだゾ?」
『うん。チョッパー、ありがとう♪』
奏はゆっくりと腕を動かすとチョッパーを優しく包み込んだ。
チョ「はは♪」
『私、リハビリもっと、もっと頑張るね。今度はチョッパーやみんなに恩返しするために。もう死にたいなんて絶対言わない。』
チョ「奏…♪俺もしっかりサポートするからな!一緒に頑張ろう!」
『うん!』
しばらくしてサンジがお粥を持って戻ってきた。
サ「チョッパーもメシ食ってこいよ♪ラウンジに用意してある。」
チョ「おぅ!ありがとな♪」
サ「はい、奏ちゃんはこれな♪」
『ありがとう♪』
サンジはお粥を冷ましながら奏の口へと運ぶ。
サ「どう?」
『美味しい♪』
サ「よかった♪」
奏は嬉しそうに笑った。
サ「…よし。これで最後な。」
『ごちそうさま♪』
サ「食欲もあるし大丈夫そうだな♪」
『うん♪きっとサンジ君のご飯を食べてるからだよ。サンジ君のご飯はいつも元気になれるの。…あの日もそうだったんだよ。』
サ「あの日?」
『私とサンジ君がバラティエで初めて会った日。あの日ね、お母さんにすごく怒られたの。どうしてもうまくできない所があって練習を投げ出しちゃったんだ。それで落ち込んでたらお父さんが気分転換にってバラティエに連れていってくれたの。それで初めてサンジ君のご飯食べたんだ。本当に美味しくて、誰かを思ってくれてる味がして、とっても優しくて、…なんだかね、頑張れって言われてるみたいだったの。それは大人になっても変わらなかった。サンジ君はずっと私の背中を押してくれてた。それなのに…私…。…サンジ君…。昨日は本当にごめんなさい…。』
サ「奏ちゃん…。」
『それと………。昨日の…その…お返事っていうか…その…。』
サ「あぁ…///いや、その…。困らせるような事言って悪かった。」
その言葉に奏は何度も首を横に振った。
『違うの…。私…本当は……すごく不安だった…。私が…そんな事言ったらサンジ君が困るって思ったの…。サンジ君を困らせたくなくて……っ…サンジ君に嫌われたくなくて…っ…だからずっと言えなくて…っ…。』
必死に言葉を紡ぐ奏の目からポロポロと涙が溢れる。
『本当は…私もサンジ君が好き…!出会った時からずっと、ずっと…!』
サ「奏ちゃん♪」
サンジは奏の涙を優しく拭うとギュッと抱きしめた。
サ「クソ嬉しい♪」
『こんな体になってごめんなさい…っ…。約束守れなくてごめんなさい…っ…。傷つけてごめんなさい…っ…。…まだ何もできないけど…っ…それでも…私と一緒にいてくれますか…?』
サ「もちろん♪それにまだ約束は破られてねぇぜ?」
『え…?』
サンジは奏から離れるとそっとシャツのボタンを外した。
そこにはチェーンに通された指輪が首からさがっていた。
サ「俺は俺の夢をまだ諦めてねぇし、奏ちゃんの夢だってこれから先、一緒なら叶えられるって思ってる。少なくとももう離れ離れじゃねぇんだ。時間がかかったっていい。一緒ならなんだってできるさ♪」
『サンジ君…っ!私も諦めない…!頑張るからっ!』
サ「あぁ♪」
その後、泣き疲れた奏は眠ってしまった。
《ガチャ》
チョ「奏~?」
サ「薬飲んで眠った所だ。」
チョ「そっか♪」
奏の寝顔を見てチョッパーが笑う。
チョ「なんだか嬉しそうだな♪いい事でもあったのか~?」
チョッパーはイタズラに奏の頬をつつく。
『ん~…Zzzzzz』
サ「!?」
チョ「どうした?」
サ「今奏ちゃんが…。」
サンジはそう言って握っていた奏の手を見る。
サ「今、俺の手を握り返したんだ!」
チョ「指が動いたのか!?」
サ「あぁ!一瞬だったけど確かに握り返した!」
その言葉にチョッパーはより嬉しそうに笑った。
チョ「奏。きっともう少しだゾ!」
サ「俺もサポートする。一緒に頑張ろうな♪」
