☆星に願いを
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2人でそんな会話をしているとサンジが戻って来た。
チョ「どうした?」
サ「いや、マリーさんに聞いたらここにはコックがいねぇって言うからアリアちゃんに何か作ろうかと思ってな。」
チョ「コックいないのか?」
「はい。必要ないので。」
チョ「アリアのご飯はサリー達が作ってるのか。」
「いいえ。私達が作っているのはこの城にいる使用人達の食事だけです。」
サ「じゃあ、アリアちゃんのは誰が?」
「姫様とトルテ様はお食事をお召し上がりになりません。」
チョ「え!?」
「魔力があれば事足りるそうで。ですがトルテ様によると食べられないわけではないそうですよ♪必要性がないだけだそうです。」
サ「なら作って来ても問題ねぇって事だな♪」
「はい。ぜひ姫様にお食事をお願いします♪」
サ「せっかくだから全員分作るか!」
「では私もお手伝いいたしますね♪」
そう言ってサンジとサリーは部屋を出ていった。
チョ「アリアはご飯食べた事ないのかな…?」
「あるわよ。」
チョ「トルテ。起きてたのか。」
「こうでもしないとアリアが眠らないと思ったの。」
チョ「優しいな♪」
「あら、どうも。」
チョ「で?アリアはご飯食べた事あるのか?」
「えぇ。ずっと昔の事だけれど。国王様とお妃様が生きていた頃は毎日、一緒に食事をしていたわ。まぁ、国王様が人間だったしね。アリアが食事をしなくなったのはお妃様を殺してからよ。」
チョ「ショックだったんだな……。」
「えぇ…。ずっと一緒にいるつもりだったけれどあんな状態を見たら殺すしかないわ…。」
チョ「あんな状態って…?」
「お妃様は完全に精神が崩壊してたわ…。魔力も暴走して、このままいけば国を滅ぼしかねなかった…。」
チョ「そうか……。辛かったな……。」
それから数時間後。
辺りがすっかり夕暮れとなった頃。
アリアが目を覚ました。
サ「起きたかい?」
『……んっ…。』
サ「おっと。まだ起きねぇほうがいい。」
『大丈夫よ…。』
サンジは起き上がったアリアの額に手を当てる。
サ「少し下がってきたな♪」
『そう…。』
サ「そうだ。アリアちゃんに飯作ったんだ。今持ってくるな♪」
『え…?あの…私…食事は…って…行っちゃった…。』
アリアは辺りをキョロキョロと見渡す。
『トルテ…?いないの…?…どこに行ったのかしら…?彼を止めてもらおうと思ったのに…。』
《ガチャ》
サ「おまたせ♪」
『あの…。私…食事は必要ないの。』
サ「けど食えねぇわけじゃねぇんだろ?」
『まぁ…そうだけど…。それよりトルテを知らないかしら…?』
サ「それなら治療法についてチョッパーと話してたからもうすぐ戻ってくるぜ♪」
『そう…。』
《ガチャ》
チョ「アリア起きたかー?」
『えぇ…。』
「少しは薬の効果が出たかしら?」
『そうみたい…。』
チョッパーはアリアの額に触れる。
チョ「ちょっと下がってきたな!よかった♪」
《ガチャ》
「サンジ様。チョッパー様のお食事をお持ちしました。」
サ「マリーさん。悪ぃな。アイツらと先に食べててよかったのに。」
「せっかくですから私も姫様とお食事をご一緒しようかと思いまして♪」
ナ「なーんだ。同じ事考えてたわけね。」
マリーの後ろには他のクルー達とサリーがいた。
ウ「飯はみんなで食った方がうめぇんだぞ?お前知らねぇだろ~?」
ウソップがそう得意げに言う。
フ「ベットの上でも食いやすいようにテーブル作ってきたぜ☆」
『でも…私…食事は…。』
ロ「せっかくだからみんなで食べましょ♪」
「姫様♪」
「いいじゃない。たまには。私も食べるわ。」
『トルテも…?』
「どうせ暇なんだからたまには人間のペースに付き合ってみたら?意外と面白いかもしれないわよ?」
『…うん…。じゃあ、少しだけ…。』
ル「よーし!宴だーーー!」
サ「騒ぐなバカ!」
《ガンッ》
ル「イデーーー!」
こうしてアリアの部屋で賑やかな食事が始まった。
サ「アリアちゃんのは胃に優しい特別メニューな♪」
『ありがとう…。』
ル「サンジの飯は世界一うめぇぞ~!」
『いただきます…。…!?…。』
サ「どう?」
『お、おいしい…っ…。』
そう言うアリアの瞳からポロポロと涙がこぼれた。
チョ「アリア!?どっか痛いのか!?」
『違うの…っ…。なんだかとても……不思議な感じがして…。』
「久しぶりでしょ。誰かの思いがこもった食事は。」
『うん…っ…。みんな…ありがとう…っ…。』
サ「どういたしまして♪」
「姫様。」
マリーはアリアの元へ行くとハンカチでそっと涙を拭った。
『マリー、サリー…。ありがとう…。ずっとそばにいてくれて…いつも私とトルテを気にかけてくれて…。それなのに今までお礼も言えずに…。ごめんなさい…。』
「姫様…。」
「そんな事お気になさらないでください。私達は姫様とトルテ様が好きでここにいるんです。それにこうしてお話もできましたしそれだけで充分なんです♪」
「そうです。けど贅沢を言っていいのであればお元気になられた姫様とこれから先を歩んでいきたいと思っております。」
『マリー…。わかったわ…♪』
アリアは嬉しそうに笑った。
こうしてアリアにとって久しぶりの賑やかな時間が過ぎていった。
チョ「どうした?」
サ「いや、マリーさんに聞いたらここにはコックがいねぇって言うからアリアちゃんに何か作ろうかと思ってな。」
チョ「コックいないのか?」
「はい。必要ないので。」
チョ「アリアのご飯はサリー達が作ってるのか。」
「いいえ。私達が作っているのはこの城にいる使用人達の食事だけです。」
サ「じゃあ、アリアちゃんのは誰が?」
「姫様とトルテ様はお食事をお召し上がりになりません。」
チョ「え!?」
「魔力があれば事足りるそうで。ですがトルテ様によると食べられないわけではないそうですよ♪必要性がないだけだそうです。」
サ「なら作って来ても問題ねぇって事だな♪」
「はい。ぜひ姫様にお食事をお願いします♪」
サ「せっかくだから全員分作るか!」
「では私もお手伝いいたしますね♪」
そう言ってサンジとサリーは部屋を出ていった。
チョ「アリアはご飯食べた事ないのかな…?」
「あるわよ。」
チョ「トルテ。起きてたのか。」
「こうでもしないとアリアが眠らないと思ったの。」
チョ「優しいな♪」
「あら、どうも。」
チョ「で?アリアはご飯食べた事あるのか?」
「えぇ。ずっと昔の事だけれど。国王様とお妃様が生きていた頃は毎日、一緒に食事をしていたわ。まぁ、国王様が人間だったしね。アリアが食事をしなくなったのはお妃様を殺してからよ。」
チョ「ショックだったんだな……。」
「えぇ…。ずっと一緒にいるつもりだったけれどあんな状態を見たら殺すしかないわ…。」
チョ「あんな状態って…?」
「お妃様は完全に精神が崩壊してたわ…。魔力も暴走して、このままいけば国を滅ぼしかねなかった…。」
チョ「そうか……。辛かったな……。」
それから数時間後。
辺りがすっかり夕暮れとなった頃。
アリアが目を覚ました。
サ「起きたかい?」
『……んっ…。』
サ「おっと。まだ起きねぇほうがいい。」
『大丈夫よ…。』
サンジは起き上がったアリアの額に手を当てる。
サ「少し下がってきたな♪」
『そう…。』
サ「そうだ。アリアちゃんに飯作ったんだ。今持ってくるな♪」
『え…?あの…私…食事は…って…行っちゃった…。』
アリアは辺りをキョロキョロと見渡す。
『トルテ…?いないの…?…どこに行ったのかしら…?彼を止めてもらおうと思ったのに…。』
《ガチャ》
サ「おまたせ♪」
『あの…。私…食事は必要ないの。』
サ「けど食えねぇわけじゃねぇんだろ?」
『まぁ…そうだけど…。それよりトルテを知らないかしら…?』
サ「それなら治療法についてチョッパーと話してたからもうすぐ戻ってくるぜ♪」
『そう…。』
《ガチャ》
チョ「アリア起きたかー?」
『えぇ…。』
「少しは薬の効果が出たかしら?」
『そうみたい…。』
チョッパーはアリアの額に触れる。
チョ「ちょっと下がってきたな!よかった♪」
《ガチャ》
「サンジ様。チョッパー様のお食事をお持ちしました。」
サ「マリーさん。悪ぃな。アイツらと先に食べててよかったのに。」
「せっかくですから私も姫様とお食事をご一緒しようかと思いまして♪」
ナ「なーんだ。同じ事考えてたわけね。」
マリーの後ろには他のクルー達とサリーがいた。
ウ「飯はみんなで食った方がうめぇんだぞ?お前知らねぇだろ~?」
ウソップがそう得意げに言う。
フ「ベットの上でも食いやすいようにテーブル作ってきたぜ☆」
『でも…私…食事は…。』
ロ「せっかくだからみんなで食べましょ♪」
「姫様♪」
「いいじゃない。たまには。私も食べるわ。」
『トルテも…?』
「どうせ暇なんだからたまには人間のペースに付き合ってみたら?意外と面白いかもしれないわよ?」
『…うん…。じゃあ、少しだけ…。』
ル「よーし!宴だーーー!」
サ「騒ぐなバカ!」
《ガンッ》
ル「イデーーー!」
こうしてアリアの部屋で賑やかな食事が始まった。
サ「アリアちゃんのは胃に優しい特別メニューな♪」
『ありがとう…。』
ル「サンジの飯は世界一うめぇぞ~!」
『いただきます…。…!?…。』
サ「どう?」
『お、おいしい…っ…。』
そう言うアリアの瞳からポロポロと涙がこぼれた。
チョ「アリア!?どっか痛いのか!?」
『違うの…っ…。なんだかとても……不思議な感じがして…。』
「久しぶりでしょ。誰かの思いがこもった食事は。」
『うん…っ…。みんな…ありがとう…っ…。』
サ「どういたしまして♪」
「姫様。」
マリーはアリアの元へ行くとハンカチでそっと涙を拭った。
『マリー、サリー…。ありがとう…。ずっとそばにいてくれて…いつも私とトルテを気にかけてくれて…。それなのに今までお礼も言えずに…。ごめんなさい…。』
「姫様…。」
「そんな事お気になさらないでください。私達は姫様とトルテ様が好きでここにいるんです。それにこうしてお話もできましたしそれだけで充分なんです♪」
「そうです。けど贅沢を言っていいのであればお元気になられた姫様とこれから先を歩んでいきたいと思っております。」
『マリー…。わかったわ…♪』
アリアは嬉しそうに笑った。
こうしてアリアにとって久しぶりの賑やかな時間が過ぎていった。
