☆星に願いを
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それから数日後。
アリアの熱は無事に下がった。
昼食を終えた昼下がり。
サンジがアリアにおやつを持って行くと
アリアはベットの上で嬉しそうに何かに耳を傾けていた。
サ「アリアちゃん?」
「しー。」
トルテはそう言うと窓の外を指差した。
サンジが開けたままになった大きな窓からバルコニーに出ると下の花畑から賑やかな子供達の声が聞こえてきた。
「月に1度、街の子供達を招いて読み聞かせをしているの。今月は紙芝居よ♪」
サ「へぇ~♪」
サンジはアリアの元へ戻る。
『みんなとても楽しそうでしょ?私ね、こうやってたくさんの人が笑っている声を聞くのが好きなの♪こっちまで幸せな気分になれるでしょ?』
そう言ってアリアは嬉しそうに笑う。
ちょうどそこへチョッパーが戻ってきた。
チョ「アリア~。お昼の薬持ってきたゾ~。ん?何してるんだ?」
『子供達の声を聞いているの♪』
チョッパーはアリアの指差す先を覗き込む。
チョ「紙芝居だ!」
「マリーが描いているのよ♪」
サ「へぇ~。何か意外だな。」
『でしょう?読むのはサリーだけれどお話はいつもマリーが描くの。とても素敵な物ばかりよ♪』
「紙芝居の他にも絵本を描いたりしているわ♪」
チョ「読んでみたいゾ!」
『城の図書室に置いてあるからいつでもどうぞ♪』
チョ「やったー(≧∀≦)」
「さぁ、薬を飲んで少し休みなさい。」
『うん。』
チョ「痛み止めはどうだ?ちゃんと効いてるか?」
『えぇ。大丈夫よ♪』
チョ「もう少し体力がついたら薬で腫瘍を小さくする治療を始めよう。手術はそれからだ。」
『わかったわ♪』
チョ「少し副作用があるけど頑張れるか?」
『平気よ。チョッパーがついていてくれるんでしょ?』
チョ「おう!」
『心強いわ♪』
アリアはそう言うとチョッパーの持ってきた薬を流し込んだ。
チョ「いっぱい寝て、食べて体力つけような!」
『はぁい。優秀なお医者様♪』
チョ「エッエッエ~♪」
サ「食事はお任せください。プリンセス♪」
『ありがとう♪』
それから数週間後。
薬での治療を始める事となった。
最初にチョッパーから説明を受けるアリアとトルテはいつになく真剣な顔をしていた。
「それで?その他に副作用は?」
チョ「う~ん…。女の子には言いにくいんだけど髪が抜けちゃうんだ…。」
「それは一般的な人間の話よね?アリアなら多分大丈夫だと思うわ。」
チョ「え?」
『うん。魔法使いの髪は魔力が強く通ってるからきっと抜けないと思う。ほら、見て。』
アリアはそう言って切ったはずの髪を束ねて見せた。
チョ「もうこんなに伸びてるのか!?」
『うん。少し魔力が回復したから。例え抜けたとしてもすぐに生えると思う。』
チョ「魔法使いってすごいんだな。」
チョッパーは感心し、アリアの髪に触れる。
「あとの副作用はなんとかなるわね。食事が取れなくてもアリアは魔力で生きてるから大丈夫だし。」
『そうだね。』
チョ「あと、血液中の白血球の量が減るから感染症にかかりやすくなる。」
『わかった。』
チョ「ここまで聞いてどうだ?治療、頑張れそうか?」
『うん。大丈夫。』
チョ「わかった。じゃあ、さっそく明日から始めよう。」
『よろしくお願いします♪』
チョ「おぅ!任せとけ☆」
そして翌日。
治療が始まった。
サ「アリアちゃん?飯食えそう?」
『ごめんなさい…。ダメみたい…。』
サ「そうか…。食べれそうな物あったらいつでも言ってな♪」
『ありがとう…。』
ベットの上でツラそうにするアリアの背中をナミが優しくさする。
『ナミもごめんなさい…。疲れてしまうからもういいわ…。』
ナ「大丈夫よ。ここにいるわ♪」
ナミは優しくそう言うとアリアに笑顔を向けた。
『ごめんなさい…。』
ナ「も~。謝ってばっかり。急にどうしたの?」
『私がみんなの大切な冒険の時間を奪ってしまっているから…。』
ナ「そんなの気にしなくていいのよ♪それにあたし達は時間が惜しいとは思ってないわ。」
『え…?』
ナ「人間も意外と長い時間を生きていくものよ。まぁ、アリアにとっては一瞬かもしれないけど。それにここに来たのも冒険の1つ。ここに来たからアリアに出会えて今、一緒に大切な時間を過ごしてる。これも素敵な人生の宝物よ♪」
『宝物…?』
ナ「そう♪お宝はお金や宝石だけじゃないの。思い出もお宝なのよ。」
『思い出…宝物…。』
ナ「アリアにもきっとあるはずよ♪」
『私の宝物……。えぇ…。あるわ…。私の宝物はこの島のみんなの笑顔…。みんながずっと、ずっと笑っていられるようにこれからも頑張りたい…。』
ナ「なら早く元気にならなくちゃね♪」
『うん…。頑張る…。お母様と………。』
アリアは意識を失うように眠りに落ちていった。
「少し記憶が混乱してるみたいね。まぁ、無理もないわ。あなたお妃様に似てるのよ。」
ナ「私がアリアのお母さんに?」
「えぇ。強くて、優しい人だったわ。アリアが風邪をひくと今のあなたみたいにいつも優しく寄り添ってくれたの。」
ナ「アリアはとても愛されていたのね。」
「えぇ。アリアもお妃様の事をとても愛していたわ…。」
ナ「会ってみたかったわ…。」
「写真でよければ城の図書室にアルバムがおいてあるわよ♪お妃様のかけた魔法が発動すれば当時の映像も見られるから行ってみたら?」
ナ「映像?」
「そう。記録の魔法。写真に触れるとそのシーンの動画を見られるの。」
ナ「へぇ~!魔法ってすごいのね!」
「魔法はみんなを幸せにするためにある。お妃様の口癖だったわ。」
ナ「いい人ね。あとで行ってみるわ♪」
アリアの熱は無事に下がった。
昼食を終えた昼下がり。
サンジがアリアにおやつを持って行くと
アリアはベットの上で嬉しそうに何かに耳を傾けていた。
サ「アリアちゃん?」
「しー。」
トルテはそう言うと窓の外を指差した。
サンジが開けたままになった大きな窓からバルコニーに出ると下の花畑から賑やかな子供達の声が聞こえてきた。
「月に1度、街の子供達を招いて読み聞かせをしているの。今月は紙芝居よ♪」
サ「へぇ~♪」
サンジはアリアの元へ戻る。
『みんなとても楽しそうでしょ?私ね、こうやってたくさんの人が笑っている声を聞くのが好きなの♪こっちまで幸せな気分になれるでしょ?』
そう言ってアリアは嬉しそうに笑う。
ちょうどそこへチョッパーが戻ってきた。
チョ「アリア~。お昼の薬持ってきたゾ~。ん?何してるんだ?」
『子供達の声を聞いているの♪』
チョッパーはアリアの指差す先を覗き込む。
チョ「紙芝居だ!」
「マリーが描いているのよ♪」
サ「へぇ~。何か意外だな。」
『でしょう?読むのはサリーだけれどお話はいつもマリーが描くの。とても素敵な物ばかりよ♪』
「紙芝居の他にも絵本を描いたりしているわ♪」
チョ「読んでみたいゾ!」
『城の図書室に置いてあるからいつでもどうぞ♪』
チョ「やったー(≧∀≦)」
「さぁ、薬を飲んで少し休みなさい。」
『うん。』
チョ「痛み止めはどうだ?ちゃんと効いてるか?」
『えぇ。大丈夫よ♪』
チョ「もう少し体力がついたら薬で腫瘍を小さくする治療を始めよう。手術はそれからだ。」
『わかったわ♪』
チョ「少し副作用があるけど頑張れるか?」
『平気よ。チョッパーがついていてくれるんでしょ?』
チョ「おう!」
『心強いわ♪』
アリアはそう言うとチョッパーの持ってきた薬を流し込んだ。
チョ「いっぱい寝て、食べて体力つけような!」
『はぁい。優秀なお医者様♪』
チョ「エッエッエ~♪」
サ「食事はお任せください。プリンセス♪」
『ありがとう♪』
それから数週間後。
薬での治療を始める事となった。
最初にチョッパーから説明を受けるアリアとトルテはいつになく真剣な顔をしていた。
「それで?その他に副作用は?」
チョ「う~ん…。女の子には言いにくいんだけど髪が抜けちゃうんだ…。」
「それは一般的な人間の話よね?アリアなら多分大丈夫だと思うわ。」
チョ「え?」
『うん。魔法使いの髪は魔力が強く通ってるからきっと抜けないと思う。ほら、見て。』
アリアはそう言って切ったはずの髪を束ねて見せた。
チョ「もうこんなに伸びてるのか!?」
『うん。少し魔力が回復したから。例え抜けたとしてもすぐに生えると思う。』
チョ「魔法使いってすごいんだな。」
チョッパーは感心し、アリアの髪に触れる。
「あとの副作用はなんとかなるわね。食事が取れなくてもアリアは魔力で生きてるから大丈夫だし。」
『そうだね。』
チョ「あと、血液中の白血球の量が減るから感染症にかかりやすくなる。」
『わかった。』
チョ「ここまで聞いてどうだ?治療、頑張れそうか?」
『うん。大丈夫。』
チョ「わかった。じゃあ、さっそく明日から始めよう。」
『よろしくお願いします♪』
チョ「おぅ!任せとけ☆」
そして翌日。
治療が始まった。
サ「アリアちゃん?飯食えそう?」
『ごめんなさい…。ダメみたい…。』
サ「そうか…。食べれそうな物あったらいつでも言ってな♪」
『ありがとう…。』
ベットの上でツラそうにするアリアの背中をナミが優しくさする。
『ナミもごめんなさい…。疲れてしまうからもういいわ…。』
ナ「大丈夫よ。ここにいるわ♪」
ナミは優しくそう言うとアリアに笑顔を向けた。
『ごめんなさい…。』
ナ「も~。謝ってばっかり。急にどうしたの?」
『私がみんなの大切な冒険の時間を奪ってしまっているから…。』
ナ「そんなの気にしなくていいのよ♪それにあたし達は時間が惜しいとは思ってないわ。」
『え…?』
ナ「人間も意外と長い時間を生きていくものよ。まぁ、アリアにとっては一瞬かもしれないけど。それにここに来たのも冒険の1つ。ここに来たからアリアに出会えて今、一緒に大切な時間を過ごしてる。これも素敵な人生の宝物よ♪」
『宝物…?』
ナ「そう♪お宝はお金や宝石だけじゃないの。思い出もお宝なのよ。」
『思い出…宝物…。』
ナ「アリアにもきっとあるはずよ♪」
『私の宝物……。えぇ…。あるわ…。私の宝物はこの島のみんなの笑顔…。みんながずっと、ずっと笑っていられるようにこれからも頑張りたい…。』
ナ「なら早く元気にならなくちゃね♪」
『うん…。頑張る…。お母様と………。』
アリアは意識を失うように眠りに落ちていった。
「少し記憶が混乱してるみたいね。まぁ、無理もないわ。あなたお妃様に似てるのよ。」
ナ「私がアリアのお母さんに?」
「えぇ。強くて、優しい人だったわ。アリアが風邪をひくと今のあなたみたいにいつも優しく寄り添ってくれたの。」
ナ「アリアはとても愛されていたのね。」
「えぇ。アリアもお妃様の事をとても愛していたわ…。」
ナ「会ってみたかったわ…。」
「写真でよければ城の図書室にアルバムがおいてあるわよ♪お妃様のかけた魔法が発動すれば当時の映像も見られるから行ってみたら?」
ナ「映像?」
「そう。記録の魔法。写真に触れるとそのシーンの動画を見られるの。」
ナ「へぇ~!魔法ってすごいのね!」
「魔法はみんなを幸せにするためにある。お妃様の口癖だったわ。」
ナ「いい人ね。あとで行ってみるわ♪」
