☆あの場所でまたきっと…。
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ナミさんが昼には船を出すと言っていた。
昼まであと少し。
寄れるとしたらあと1カ所だ。
けどその場所はもう決まってる。
いるんだろう?
あの場所に。
今すぐ行くよ。
もう一度キミに会いに。
サ「アウイちゃん!」
サンジは桜の木へ向かうと辺りを探しまわった。
「お兄ちゃんどうしたの?」
そこにいたのは1人の少年だった。
サ「あ…いや…。」
「お兄ちゃんももしかして何か探してるの?」
サ「ま、まぁ、そんな所だ。」
「僕も探してるの…。」
サ「落とし物か?」
「うぅん…。お母さん。この子の…。ここで拾ったんだけどママが飼っちゃダメって…。だから元の場所に戻しに来たんだけどまだ仔猫だから…このままひとりぼっちだったら死んじゃう…。」
そう言って俯く少年の腕の中には生まれて間もない白い仔猫が抱かれていた。
サ「…!?」
仔猫は少年の腕の中で生まれて初めてゆっくりと目を開けた。
「うわ~♪すっごくキレイな目だね!」
仔猫の目は青く透き通っていながらもどこまでも深いような不思議な色をしていた。
サ「その猫、俺が飼ってもいいかい?」
「ほんと!?お兄ちゃんが飼ってくれるの!?」
サ「あぁ♪」
「よかった~♪」
少年はサンジにそっと猫を手渡した。
「これでもうひとりぼっちじゃないね♪そう言えばお兄ちゃんの探しものは?」
サ「もう見つかったよ♪」
「もしかしてこの猫?」
サ「あぁ♪」
「そっか~。生まれ変わりだったんだね♪」
サ「わかるのか?」
「うん!だってお兄ちゃん目を見てすぐに嬉しそうな顔したもん!きっと目が目印なのかなって♪それに僕も生まれ変わりだから。」
サ「それって前の記憶が残ってるのか…?」
「僕はね。本当は残らないんだって。でも思いが強いと残るっておばあちゃんが言ってた!僕はママのお腹の中で死んじゃったの。だからほとんど覚えてないんだけどママが僕に早く会いたいねってお話してくれたのを覚えてるんだ。でもそのままママには会えなかった。だからママに会いたいっていっぱいお願いしたの。そうしたらまたママの子供になれたんだ♪」
サ「そうか。」
「もしかしたらその猫も覚えてるかもよ?」
サ「だといいな♪」
「化け猫だといいね♪」
サ「化け猫!?」
「知らないの?化け猫は人間の姿にもなれるし、お話もできるんだよ♪女神の絵本に書いてあった!昔、人間だった人が生まれ変わりすると化け猫とかになれるかもしれないんだって。でも全員がなれるわけじゃないって書いてあったから違うかもしれないけど。」
サ「化け猫か…。それはいつわかる?」
「この子が大人になったら化けられるようになるよ!化け猫は成長が早いって書いてあったからもし化け猫だったらすぐ大人になると思う!そうしたらお兄ちゃんとお話できるよ♪」
サ「そっか。色々教えてくれてありがとな♪」
「猫もらってくれてありがとう♪あ!そろそろ帰らないとママに怒られちゃう。それじゃ!」
サ「あぁ。」
少年は猫を優しく撫でる。
「元気でね♪」
そう言って帰っていった。
サンジは抱いていた猫をそっと地面に降ろした。
サ「アウイちゃんだろう?俺にはちゃんとわかるぜ。その目、アウイちゃんと同じだ。…約束。ちゃんと守りに来た。」
サンジはゆっくりと猫の前にひざまずいた。
サ「俺と旅をしてくれ。一緒に海賊として。危険な事もあるかもしれねぇ。けど必ず俺が守るから。絶対に幸せにしてみせる。だから…一緒に来てくれるかい…?」
『ミャ~♪』
猫は差し出されたサンジの手に頬ずりをした。
サンジは嬉しそうに笑う。
サ「それじゃ、帰るか。俺たちの船に♪」
サンジは仔猫を抱き上げ船へと戻った。
昼まであと少し。
寄れるとしたらあと1カ所だ。
けどその場所はもう決まってる。
いるんだろう?
あの場所に。
今すぐ行くよ。
もう一度キミに会いに。
サ「アウイちゃん!」
サンジは桜の木へ向かうと辺りを探しまわった。
「お兄ちゃんどうしたの?」
そこにいたのは1人の少年だった。
サ「あ…いや…。」
「お兄ちゃんももしかして何か探してるの?」
サ「ま、まぁ、そんな所だ。」
「僕も探してるの…。」
サ「落とし物か?」
「うぅん…。お母さん。この子の…。ここで拾ったんだけどママが飼っちゃダメって…。だから元の場所に戻しに来たんだけどまだ仔猫だから…このままひとりぼっちだったら死んじゃう…。」
そう言って俯く少年の腕の中には生まれて間もない白い仔猫が抱かれていた。
サ「…!?」
仔猫は少年の腕の中で生まれて初めてゆっくりと目を開けた。
「うわ~♪すっごくキレイな目だね!」
仔猫の目は青く透き通っていながらもどこまでも深いような不思議な色をしていた。
サ「その猫、俺が飼ってもいいかい?」
「ほんと!?お兄ちゃんが飼ってくれるの!?」
サ「あぁ♪」
「よかった~♪」
少年はサンジにそっと猫を手渡した。
「これでもうひとりぼっちじゃないね♪そう言えばお兄ちゃんの探しものは?」
サ「もう見つかったよ♪」
「もしかしてこの猫?」
サ「あぁ♪」
「そっか~。生まれ変わりだったんだね♪」
サ「わかるのか?」
「うん!だってお兄ちゃん目を見てすぐに嬉しそうな顔したもん!きっと目が目印なのかなって♪それに僕も生まれ変わりだから。」
サ「それって前の記憶が残ってるのか…?」
「僕はね。本当は残らないんだって。でも思いが強いと残るっておばあちゃんが言ってた!僕はママのお腹の中で死んじゃったの。だからほとんど覚えてないんだけどママが僕に早く会いたいねってお話してくれたのを覚えてるんだ。でもそのままママには会えなかった。だからママに会いたいっていっぱいお願いしたの。そうしたらまたママの子供になれたんだ♪」
サ「そうか。」
「もしかしたらその猫も覚えてるかもよ?」
サ「だといいな♪」
「化け猫だといいね♪」
サ「化け猫!?」
「知らないの?化け猫は人間の姿にもなれるし、お話もできるんだよ♪女神の絵本に書いてあった!昔、人間だった人が生まれ変わりすると化け猫とかになれるかもしれないんだって。でも全員がなれるわけじゃないって書いてあったから違うかもしれないけど。」
サ「化け猫か…。それはいつわかる?」
「この子が大人になったら化けられるようになるよ!化け猫は成長が早いって書いてあったからもし化け猫だったらすぐ大人になると思う!そうしたらお兄ちゃんとお話できるよ♪」
サ「そっか。色々教えてくれてありがとな♪」
「猫もらってくれてありがとう♪あ!そろそろ帰らないとママに怒られちゃう。それじゃ!」
サ「あぁ。」
少年は猫を優しく撫でる。
「元気でね♪」
そう言って帰っていった。
サンジは抱いていた猫をそっと地面に降ろした。
サ「アウイちゃんだろう?俺にはちゃんとわかるぜ。その目、アウイちゃんと同じだ。…約束。ちゃんと守りに来た。」
サンジはゆっくりと猫の前にひざまずいた。
サ「俺と旅をしてくれ。一緒に海賊として。危険な事もあるかもしれねぇ。けど必ず俺が守るから。絶対に幸せにしてみせる。だから…一緒に来てくれるかい…?」
『ミャ~♪』
猫は差し出されたサンジの手に頬ずりをした。
サンジは嬉しそうに笑う。
サ「それじゃ、帰るか。俺たちの船に♪」
サンジは仔猫を抱き上げ船へと戻った。
