☆ふたつの願い
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翌朝。
チョッパーが医務室に行くと
アオとココはまだ眠っていた。
チョッパーがそっとアオの額にふれた。
チョ「よかった、下がってる♪」
チョッパーは優しくアオの頭を撫でた。
チョ「もう少しだけ休んでてもらおう。アオは頑張り屋さんだから熱が下がったって聞いたらきっとすぐに仕事に出ちゃうだろう。そうしたらココも寂しいだろうしまた無理もちゃうだろうからな。」
チョッパーはそう言いながらそっとアオの腕から点滴を抜いて絆創膏を貼った。
チョ「これでよし!」
『ん……?』
チョ「起こしちゃったか?ごめんな。」
『チョッパー…。おはよ♪』
チョ「おはよ♪気分はどうだ?」
『もう大丈夫みたい♪』
チョ「そっか、よかった♪でも今日も一応休んでおけよ?またぶり返すかもしれないし。」
『けど仕事が…。』
チョ「気にしなくて大丈夫だと思うゾ?キールもゆっくり休めって言ってたしな♪それにココが寂しがると思う。だからもう少し一緒にいてやってくれ。」
『ココ……。』
「ん~Zzzz…。」
『わかった。…チョッパー。』
チョ「ん?」
『この船にいる他の人に会える?少し話がしたいの。』
チョ「みんなを呼んでくるか?」
『うぅん。私が行く。』
チョ「じゃあ、ラウンジだな♪そろそろ朝ご飯だからみんなが集まってると思うゾ。」
『わかった。そこに行く。…ココ、少し待ってて。』
アオはココにそう言うと起こさないようにベットを出た。
チョッパーと一緒にラウンジに行くとクルー達が集まっていた。
サ「おはよ♪もう体はいいのかい?」
『おかげさまで♪みなさんには本当にお世話になりました!』
ナ「気にしないで♪」
『…あの…お世話になっておいてこんな事を言うのはよくないとは思うんですけど…私を…私達をここに置いてもらえませんか…?私、何でもします!しっかり働きますから!』
ナ「それってこれからこの船で航海をしたいって事?」
『はい!私とココをこの船に乗せてください!』
ゾ「目的は何だ。」
『……この船に乗っていればずっと旅を続けられる…。それに何より、温かい食事と寝床をココに与えてあげられるから……。お世話になっておいてこんな都合のいいお願いをするなんて失礼なのは重々承知です。でもこの船ならココの笑顔を守れると思うんです…。だからっ…!』
ナ「悪いけどそう簡単な事じゃないわ。ここは海賊船。あなたもココも海賊になるのよ?危険だってあるし…。」
『自分の身とココは私が守ります!皆さんにできるだけご迷惑がかからないようにします。掃除も洗濯もどんな雑用だってやります。私をここで働かせてください!お願いしますっ!』
ゾ「だとよ。どうするルフィ。」
ル「やだ。」
『………そう…ですよね…。厚かましいお願いをしてすみませんでした…。』
アオはクルー達に頭を下げるとラウンジを出ていった。
チョ「ルフィ。何で断ったんだ?」
ル「嫌だからだ。」
ウ「あのな~。それじゃあ、答えになってねぇだろ~。」
サ「……。」
サンジはそんな会話をするクルー達に食事を出すとアオとココの分をトレーに乗せて医務室へと向かった。
医務室のドアをノックして中に入るとベットにアオとココが座っていた。
「サンジ君おはよ~♪」
サ「おはよ♪」
「朝ごはん?」
サ「おぅ!」
「わーい!いただきまーす!」
サ「アオちゃんのもあるよ♪」
『ありがとう。』
「お姉ちゃん?」
『ん?なぁに?』
「まだ元気じゃない?具合悪い?」
ココは不安そうな顔でそう言った。
『うぅん。もう大丈夫よ♪』
「でも…元気ない。」
『ココ…。ごめんね。ちょっと考え事してたの。』
「どんな?ココも一緒に考える!」
『次はどんな島に行こうかなって考えてたの♪ココはどんな所がいい?』
「う~んとね、楽しい所!それとお仕事が少…やっぱなんでもない…。」
『ココ…。…もう…やめちゃおうか…。』
「え…?」
『旅するの…。』
「他の島に行かないの…?」
『うん…。』
「でもずっとこの島にいたら怖い人に捕まっちゃうんでしょ…?」
『……ごめんね、ココ…。本当はね、怖い人なんかじゃないの。機関に行けばココは温かいご飯とふかふかのベットが与えられて、同じ歳くらいの友達もいっぱいできるの。お姉ちゃんはココをそこに行かせたくなくてウソ…ついてたの…。』
「ウソ…?」
『うん…。それにそこにいればいつか新しいお父さんとお母さんができるかもしれないの…。』
「………。」
『そっちの方がココは幸せになれるよ…。』
「……ウソつき…。」
ココは目に涙をためてアオを見る。
『……。』
「お姉ちゃんのウソつきっ!…っ!」
ココは大声でそう叫ぶと医務室を飛び出していった。
サ「ココちゃん!」
『……。』
サ「アオちゃん、どうしてあんな事…。」
『…これでいいの…。いつか機関に捕まるかもしれない…。その時に無理やり引き離されるならココが自分で選んだ方がいいもの…っ…。』
アオの頬を涙が伝った。
サ「アオちゃん…。」
チョッパーが医務室に行くと
アオとココはまだ眠っていた。
チョッパーがそっとアオの額にふれた。
チョ「よかった、下がってる♪」
チョッパーは優しくアオの頭を撫でた。
チョ「もう少しだけ休んでてもらおう。アオは頑張り屋さんだから熱が下がったって聞いたらきっとすぐに仕事に出ちゃうだろう。そうしたらココも寂しいだろうしまた無理もちゃうだろうからな。」
チョッパーはそう言いながらそっとアオの腕から点滴を抜いて絆創膏を貼った。
チョ「これでよし!」
『ん……?』
チョ「起こしちゃったか?ごめんな。」
『チョッパー…。おはよ♪』
チョ「おはよ♪気分はどうだ?」
『もう大丈夫みたい♪』
チョ「そっか、よかった♪でも今日も一応休んでおけよ?またぶり返すかもしれないし。」
『けど仕事が…。』
チョ「気にしなくて大丈夫だと思うゾ?キールもゆっくり休めって言ってたしな♪それにココが寂しがると思う。だからもう少し一緒にいてやってくれ。」
『ココ……。』
「ん~Zzzz…。」
『わかった。…チョッパー。』
チョ「ん?」
『この船にいる他の人に会える?少し話がしたいの。』
チョ「みんなを呼んでくるか?」
『うぅん。私が行く。』
チョ「じゃあ、ラウンジだな♪そろそろ朝ご飯だからみんなが集まってると思うゾ。」
『わかった。そこに行く。…ココ、少し待ってて。』
アオはココにそう言うと起こさないようにベットを出た。
チョッパーと一緒にラウンジに行くとクルー達が集まっていた。
サ「おはよ♪もう体はいいのかい?」
『おかげさまで♪みなさんには本当にお世話になりました!』
ナ「気にしないで♪」
『…あの…お世話になっておいてこんな事を言うのはよくないとは思うんですけど…私を…私達をここに置いてもらえませんか…?私、何でもします!しっかり働きますから!』
ナ「それってこれからこの船で航海をしたいって事?」
『はい!私とココをこの船に乗せてください!』
ゾ「目的は何だ。」
『……この船に乗っていればずっと旅を続けられる…。それに何より、温かい食事と寝床をココに与えてあげられるから……。お世話になっておいてこんな都合のいいお願いをするなんて失礼なのは重々承知です。でもこの船ならココの笑顔を守れると思うんです…。だからっ…!』
ナ「悪いけどそう簡単な事じゃないわ。ここは海賊船。あなたもココも海賊になるのよ?危険だってあるし…。」
『自分の身とココは私が守ります!皆さんにできるだけご迷惑がかからないようにします。掃除も洗濯もどんな雑用だってやります。私をここで働かせてください!お願いしますっ!』
ゾ「だとよ。どうするルフィ。」
ル「やだ。」
『………そう…ですよね…。厚かましいお願いをしてすみませんでした…。』
アオはクルー達に頭を下げるとラウンジを出ていった。
チョ「ルフィ。何で断ったんだ?」
ル「嫌だからだ。」
ウ「あのな~。それじゃあ、答えになってねぇだろ~。」
サ「……。」
サンジはそんな会話をするクルー達に食事を出すとアオとココの分をトレーに乗せて医務室へと向かった。
医務室のドアをノックして中に入るとベットにアオとココが座っていた。
「サンジ君おはよ~♪」
サ「おはよ♪」
「朝ごはん?」
サ「おぅ!」
「わーい!いただきまーす!」
サ「アオちゃんのもあるよ♪」
『ありがとう。』
「お姉ちゃん?」
『ん?なぁに?』
「まだ元気じゃない?具合悪い?」
ココは不安そうな顔でそう言った。
『うぅん。もう大丈夫よ♪』
「でも…元気ない。」
『ココ…。ごめんね。ちょっと考え事してたの。』
「どんな?ココも一緒に考える!」
『次はどんな島に行こうかなって考えてたの♪ココはどんな所がいい?』
「う~んとね、楽しい所!それとお仕事が少…やっぱなんでもない…。」
『ココ…。…もう…やめちゃおうか…。』
「え…?」
『旅するの…。』
「他の島に行かないの…?」
『うん…。』
「でもずっとこの島にいたら怖い人に捕まっちゃうんでしょ…?」
『……ごめんね、ココ…。本当はね、怖い人なんかじゃないの。機関に行けばココは温かいご飯とふかふかのベットが与えられて、同じ歳くらいの友達もいっぱいできるの。お姉ちゃんはココをそこに行かせたくなくてウソ…ついてたの…。』
「ウソ…?」
『うん…。それにそこにいればいつか新しいお父さんとお母さんができるかもしれないの…。』
「………。」
『そっちの方がココは幸せになれるよ…。』
「……ウソつき…。」
ココは目に涙をためてアオを見る。
『……。』
「お姉ちゃんのウソつきっ!…っ!」
ココは大声でそう叫ぶと医務室を飛び出していった。
サ「ココちゃん!」
『……。』
サ「アオちゃん、どうしてあんな事…。」
『…これでいいの…。いつか機関に捕まるかもしれない…。その時に無理やり引き離されるならココが自分で選んだ方がいいもの…っ…。』
アオの頬を涙が伝った。
サ「アオちゃん…。」
