☆ふたつの願い
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外に出ると雨はやんでいた。
サンジは街中をアオをおぶって走りだす。
『…っ…。』
サ「アオちゃん…?」
途中でアオがサンジの肩をギュッと掴んだ。
『ココ……。』
サ「不安かい?大丈夫。アイツらがいる。」
『サンジ君はみんなの事とっても信頼してるんだね…。』
サ「アオちゃんはココちゃんの事、信じられねぇ?」
『…信じたい…けど…。私…ココに嫌われちゃったから…。』
サ「そうかな?」
『え…?』
サ「俺、ココちゃんがアオちゃんに嘘つきって言った時なんか違和感を感じたんだ。」
『違和感って…?』
サ「あの時のココちゃん、アオちゃんじゃなくて違う所を見てたような気がしてさ。もしかしたらココちゃんにとっての嘘つきは別の意味なのかなって。」
『別の意味…?』
サ「うまく言えねぇけどアオちゃんが自分の気持ちに嘘をついてるって言いたかったのかもしれねぇと思って。アオちゃんはココちゃんの事、好きだろ?それなのにあんなこと言ってさ。ココちゃんはきっとアオちゃんの本当の気持ちがわからなくなっちまったんじゃねぇかなって。」
『私の…本当の気持ち…。』
サ「それをちゃんと伝えられるといいな♪」
『うん。』
港に着くとクルー達が小さな船の前で戦闘態勢を取っていた。
クルー達の前にはスーツを着た数人の男がいる。
男達の前にはロープで縛られたココの姿があった。
サンジはそっとアオを降ろした。
「そこをどけ!」
ナ「だからその子を離しなさい!その子を離したらどいてあげる。」
「それはできん。コイツは国の物だ。持って帰る必要がある。」
フ「“物”かよ。」
ル「ココ。お前はどうしたいんだ。」
「…ココは……。」
『ココ!』
「!?…お姉ちゃん…どうして…?」
「お前が誘拐犯だな!お前も一緒に来てもらう。我が国の法により裁きを受けろ!」
『ココを返して!』
「…行かない。ココ…お姉ちゃんの所には帰らない!」
『ココ…?』
「お姉ちゃんはウソつきだからココはお姉ちゃんとは一緒にいたくない。」
『ココ…。』
アオはゆっくりとココに歩み寄る。
「来ないで!」
アオはココから少し離れた所で止まった。
『んっ…。』
ヤバ…めまい…。
サ「アオちゃん!」
アオはその場に崩れた。
「お姉ちゃん…?また…無理したの…?」
『私は大丈夫よ。』
「……また…またウソついた…。ココ知ってるもん!お姉ちゃんがウソつく時はいつも手をギュってするんだもん!」
『…!』
アオは不意に握られた自分の拳に気づいた。
「さっきだってそうだった…!本当はココは島に帰っても幸せにはなれないって思ってるんでしょ…?それなのに…ココを捨てるの…?お姉ちゃんはもうココの事…嫌いになったの…?もしそうだったらココは島に帰る…。お姉ちゃんといたらお姉ちゃんが可哀想だから…。」
サンジは街中をアオをおぶって走りだす。
『…っ…。』
サ「アオちゃん…?」
途中でアオがサンジの肩をギュッと掴んだ。
『ココ……。』
サ「不安かい?大丈夫。アイツらがいる。」
『サンジ君はみんなの事とっても信頼してるんだね…。』
サ「アオちゃんはココちゃんの事、信じられねぇ?」
『…信じたい…けど…。私…ココに嫌われちゃったから…。』
サ「そうかな?」
『え…?』
サ「俺、ココちゃんがアオちゃんに嘘つきって言った時なんか違和感を感じたんだ。」
『違和感って…?』
サ「あの時のココちゃん、アオちゃんじゃなくて違う所を見てたような気がしてさ。もしかしたらココちゃんにとっての嘘つきは別の意味なのかなって。」
『別の意味…?』
サ「うまく言えねぇけどアオちゃんが自分の気持ちに嘘をついてるって言いたかったのかもしれねぇと思って。アオちゃんはココちゃんの事、好きだろ?それなのにあんなこと言ってさ。ココちゃんはきっとアオちゃんの本当の気持ちがわからなくなっちまったんじゃねぇかなって。」
『私の…本当の気持ち…。』
サ「それをちゃんと伝えられるといいな♪」
『うん。』
港に着くとクルー達が小さな船の前で戦闘態勢を取っていた。
クルー達の前にはスーツを着た数人の男がいる。
男達の前にはロープで縛られたココの姿があった。
サンジはそっとアオを降ろした。
「そこをどけ!」
ナ「だからその子を離しなさい!その子を離したらどいてあげる。」
「それはできん。コイツは国の物だ。持って帰る必要がある。」
フ「“物”かよ。」
ル「ココ。お前はどうしたいんだ。」
「…ココは……。」
『ココ!』
「!?…お姉ちゃん…どうして…?」
「お前が誘拐犯だな!お前も一緒に来てもらう。我が国の法により裁きを受けろ!」
『ココを返して!』
「…行かない。ココ…お姉ちゃんの所には帰らない!」
『ココ…?』
「お姉ちゃんはウソつきだからココはお姉ちゃんとは一緒にいたくない。」
『ココ…。』
アオはゆっくりとココに歩み寄る。
「来ないで!」
アオはココから少し離れた所で止まった。
『んっ…。』
ヤバ…めまい…。
サ「アオちゃん!」
アオはその場に崩れた。
「お姉ちゃん…?また…無理したの…?」
『私は大丈夫よ。』
「……また…またウソついた…。ココ知ってるもん!お姉ちゃんがウソつく時はいつも手をギュってするんだもん!」
『…!』
アオは不意に握られた自分の拳に気づいた。
「さっきだってそうだった…!本当はココは島に帰っても幸せにはなれないって思ってるんでしょ…?それなのに…ココを捨てるの…?お姉ちゃんはもうココの事…嫌いになったの…?もしそうだったらココは島に帰る…。お姉ちゃんといたらお姉ちゃんが可哀想だから…。」
