☆ふたつの願い
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よく晴れた日、麦わらの一味は賑やかな街にたどり着いた。
クルー達はそれぞれ別れて買い物へ。
街の大通りを歩くのはフランキーとウソップ。
ウ「ったくなんで俺が荷物持ちなんだよ~。自分で持てよな~?」
フ「この俺様でも持ち切れねぇ量を買うから荷物持ちが必要なんだ。だいたい船を派手に壊したのはお前ぇらだろ!」
ウ「俺は壁に穴をあけただけだ!残りは全部ルフィだろ!」
フ「アイツが逃げたからお前を捕まえたんだ。」
ウ「ついてねぇ…。」
そんな会話をしながらフランキーはチラシを見る。
フ「ここにデカい造船所があって助かったぜ。安くていい材料が手に入りそうだ!」
そう言うフランキーにウソップもチラシを覗き込む。
ウ「へぇ~!確かに安いな~。海賊は優待って書いてあるけど公認なのか?」
『そうですよ♪ここは海賊が集う島なんです。』
突然の声に振り向くと10代と思われる少女が立っていた。
ウ「うぉっ!びっくりした~。」
『あ、すみません。私この近くのバーで働くアオっていいます。昼間はカフェ、夜は海賊達のためのバーとして営業しているのでお兄さん達もぜひ来てくださいね♪』
アオはそう言ってウソップにチラシを渡した。
ウ「へぇ~!酒と音楽の楽しめるバーか~。」
ウソップはチラシを見ながらそう言った。
フ「ありがとな♪」
『それじゃ、夜にお待ちしていますね♪』
フランキー達に挨拶をするとアオは再び行き交う人にチラシを配り始めた。
フ「今夜は外食ってのも悪くねぇな♪」
「きゃ!あ、あの!大丈夫ですか!?だ、誰かー!」
ウ「何だ?」
振り返るとさっきのチラシが散らばりそこにアオが倒れていた。
フ「どうした!」
フランキーとウソップが駆け寄ると
1人の観光客が困り果てていた。
「急に倒れて…。この子…熱があるみたいで…。」
ウソップがアオの額に触れた。
ウ「熱っ!なんだこの熱!」
フ「ここからなら病院探すより船に戻った方が早そうだな。」
ウ「チョッパーが帰ってきてるといいが…。」
フ「さっきまでピンピンしてやがったのに…。」
ウ「強がってたって事か…。」
ウソップは散らばったチラシを拾いながら言った。
フ「どちらにせよ早くここを離れた方がいいな。こんなになるまで働かせてたくらいだ。店主がコイツを回収しに来るかもしれねぇ。」
ウ「ヒィィィ!絶対ヤベェやつじゃねぇかー!」
フランキーがアオを抱きかかえて慌ててその場を後にしようとすると後ろから声がかかった。
「お姉ちゃん!」
ウ「誰だ?」
そこには5歳くらいの小さな女の子が立っていた。
「お姉ちゃんに何してるの!はなして!」
ウ「こいつお前の姉ちゃんか?」
「そうだよ!」
フ「悪ぃが連れて行く。」
「ダメ!お姉ちゃんを離して!」
ウ「熱があんだ。治療してやらねぇと。」
「え…?…お姉ちゃん…具合悪いの…?」
フ「あぁ。」
フランキーはそう言うと小さな子供の高さまでしゃがんだ。
「お姉ちゃん!」
少女はアオに触れる。
「熱い…。お姉ちゃん、起きて…。ねぇ…お姉ちゃん…。」
『ぅっ…はぁっ…はぁっ…はぁっ…。』
「お姉ちゃん…。」
フ「ガキを残しておくわけにもいかねぇしお前も来い。」
「どこ行くの…?」
ウ「俺達の船だ。」
「船…?お兄ちゃん達、海賊さん…?」
フ「そうだ!けど安心しろ。うちには腕のいい船医がいるからな♪」
「センイ?」
ウ「船の医者だ♪」
「お医者さん!?その人ならお姉ちゃんを治してくれる?」
ウ「あぁ♪」
「行く!ココもそこに連れて行って!」
フ「おっしゃ!それじゃ急ぐぞ!」
こうしてフランキー達は急いで船へと戻った。
船に着くと他のクルー達も戻って来ていた。
フ「チョッパー!急病人だ!」
チョ「え!?どうした?」
チョッパーが船内から出てきた。
チョ「その子か?」
ウ「ひでぇ熱なんだ。」
チョ「ホントだ!急いで治療しないと!」
「あなたがお医者さんなの…?」
チョ「この子は?」
フ「こいつの妹らしい。」
チョ「そうか。キミは具合悪くないか?」
「ココは平気!お願い!お姉ちゃんを助けて!」
チョ「任せとけ☆」
フランキーがアオを医務室に運ぶとすぐにチョッパーの診察が始まった。
チョ「かなり衰弱してるな…。脱水と軽い栄養失調もだ…。」
「お姉ちゃん助かる…?」
少女は泣きそうな声でそう言った。
チョ「大丈夫だ♪」
「よかった~!」
チョ「治療するから外でさっきの2人と待てるか?」
「わかった!あ。ちゃんと挨拶しないとお姉ちゃんに怒られちゃう。…私はココ!お姉ちゃんの名前はアオって言います。お医者さん、よろしくお願いします!」
チョ「偉いな♪俺はトニー・トニー・チョッパーだ。俺が絶対に助けるから安心して待っててな。」
「うん!」
ココは元気よく返事をすると医務室を出ていった。
チョ「いい子だな♪キミも妹の面倒をよく見るいいお姉さんなんだな。」
チョッパーはそう言うとそっと腕に点滴を刺した。
チョ「脱水も起こしてるし、栄養も足りてないから栄養剤も一緒に入れておくか。あとは解熱剤も混ぜて…。よし!これでひと段落だ!」
チョッパーは医務室を出ると甲板へ出た。
チョ「ココ~?終わったゾ♪」
チョッパーがそう言うとココはクルー達の輪の中から出てきた。
チョ「みんなと友達になれたか?」
「うん!みんなとっても優しいの♪」
チョ「そっか♪」
「お姉ちゃん治った…?」
チョ「回復には少し時間がかかるけど心配ないゾ♪」
「よかった~。」
チョ「お父さんとお母さんに連絡しないとな。」
「……お父さんもお母さんもいないの。」
チョ「え…?」
クルー達はそれぞれ別れて買い物へ。
街の大通りを歩くのはフランキーとウソップ。
ウ「ったくなんで俺が荷物持ちなんだよ~。自分で持てよな~?」
フ「この俺様でも持ち切れねぇ量を買うから荷物持ちが必要なんだ。だいたい船を派手に壊したのはお前ぇらだろ!」
ウ「俺は壁に穴をあけただけだ!残りは全部ルフィだろ!」
フ「アイツが逃げたからお前を捕まえたんだ。」
ウ「ついてねぇ…。」
そんな会話をしながらフランキーはチラシを見る。
フ「ここにデカい造船所があって助かったぜ。安くていい材料が手に入りそうだ!」
そう言うフランキーにウソップもチラシを覗き込む。
ウ「へぇ~!確かに安いな~。海賊は優待って書いてあるけど公認なのか?」
『そうですよ♪ここは海賊が集う島なんです。』
突然の声に振り向くと10代と思われる少女が立っていた。
ウ「うぉっ!びっくりした~。」
『あ、すみません。私この近くのバーで働くアオっていいます。昼間はカフェ、夜は海賊達のためのバーとして営業しているのでお兄さん達もぜひ来てくださいね♪』
アオはそう言ってウソップにチラシを渡した。
ウ「へぇ~!酒と音楽の楽しめるバーか~。」
ウソップはチラシを見ながらそう言った。
フ「ありがとな♪」
『それじゃ、夜にお待ちしていますね♪』
フランキー達に挨拶をするとアオは再び行き交う人にチラシを配り始めた。
フ「今夜は外食ってのも悪くねぇな♪」
「きゃ!あ、あの!大丈夫ですか!?だ、誰かー!」
ウ「何だ?」
振り返るとさっきのチラシが散らばりそこにアオが倒れていた。
フ「どうした!」
フランキーとウソップが駆け寄ると
1人の観光客が困り果てていた。
「急に倒れて…。この子…熱があるみたいで…。」
ウソップがアオの額に触れた。
ウ「熱っ!なんだこの熱!」
フ「ここからなら病院探すより船に戻った方が早そうだな。」
ウ「チョッパーが帰ってきてるといいが…。」
フ「さっきまでピンピンしてやがったのに…。」
ウ「強がってたって事か…。」
ウソップは散らばったチラシを拾いながら言った。
フ「どちらにせよ早くここを離れた方がいいな。こんなになるまで働かせてたくらいだ。店主がコイツを回収しに来るかもしれねぇ。」
ウ「ヒィィィ!絶対ヤベェやつじゃねぇかー!」
フランキーがアオを抱きかかえて慌ててその場を後にしようとすると後ろから声がかかった。
「お姉ちゃん!」
ウ「誰だ?」
そこには5歳くらいの小さな女の子が立っていた。
「お姉ちゃんに何してるの!はなして!」
ウ「こいつお前の姉ちゃんか?」
「そうだよ!」
フ「悪ぃが連れて行く。」
「ダメ!お姉ちゃんを離して!」
ウ「熱があんだ。治療してやらねぇと。」
「え…?…お姉ちゃん…具合悪いの…?」
フ「あぁ。」
フランキーはそう言うと小さな子供の高さまでしゃがんだ。
「お姉ちゃん!」
少女はアオに触れる。
「熱い…。お姉ちゃん、起きて…。ねぇ…お姉ちゃん…。」
『ぅっ…はぁっ…はぁっ…はぁっ…。』
「お姉ちゃん…。」
フ「ガキを残しておくわけにもいかねぇしお前も来い。」
「どこ行くの…?」
ウ「俺達の船だ。」
「船…?お兄ちゃん達、海賊さん…?」
フ「そうだ!けど安心しろ。うちには腕のいい船医がいるからな♪」
「センイ?」
ウ「船の医者だ♪」
「お医者さん!?その人ならお姉ちゃんを治してくれる?」
ウ「あぁ♪」
「行く!ココもそこに連れて行って!」
フ「おっしゃ!それじゃ急ぐぞ!」
こうしてフランキー達は急いで船へと戻った。
船に着くと他のクルー達も戻って来ていた。
フ「チョッパー!急病人だ!」
チョ「え!?どうした?」
チョッパーが船内から出てきた。
チョ「その子か?」
ウ「ひでぇ熱なんだ。」
チョ「ホントだ!急いで治療しないと!」
「あなたがお医者さんなの…?」
チョ「この子は?」
フ「こいつの妹らしい。」
チョ「そうか。キミは具合悪くないか?」
「ココは平気!お願い!お姉ちゃんを助けて!」
チョ「任せとけ☆」
フランキーがアオを医務室に運ぶとすぐにチョッパーの診察が始まった。
チョ「かなり衰弱してるな…。脱水と軽い栄養失調もだ…。」
「お姉ちゃん助かる…?」
少女は泣きそうな声でそう言った。
チョ「大丈夫だ♪」
「よかった~!」
チョ「治療するから外でさっきの2人と待てるか?」
「わかった!あ。ちゃんと挨拶しないとお姉ちゃんに怒られちゃう。…私はココ!お姉ちゃんの名前はアオって言います。お医者さん、よろしくお願いします!」
チョ「偉いな♪俺はトニー・トニー・チョッパーだ。俺が絶対に助けるから安心して待っててな。」
「うん!」
ココは元気よく返事をすると医務室を出ていった。
チョ「いい子だな♪キミも妹の面倒をよく見るいいお姉さんなんだな。」
チョッパーはそう言うとそっと腕に点滴を刺した。
チョ「脱水も起こしてるし、栄養も足りてないから栄養剤も一緒に入れておくか。あとは解熱剤も混ぜて…。よし!これでひと段落だ!」
チョッパーは医務室を出ると甲板へ出た。
チョ「ココ~?終わったゾ♪」
チョッパーがそう言うとココはクルー達の輪の中から出てきた。
チョ「みんなと友達になれたか?」
「うん!みんなとっても優しいの♪」
チョ「そっか♪」
「お姉ちゃん治った…?」
チョ「回復には少し時間がかかるけど心配ないゾ♪」
「よかった~。」
チョ「お父さんとお母さんに連絡しないとな。」
「……お父さんもお母さんもいないの。」
チョ「え…?」
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