☆音楽の魔法
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
その頃、医務室ではチョッパーが紙とペンを使ってフォルテと筆談をしていた。
チョ「単刀直入に聞く。聞こえてないんだろう?」
《うん。何も聞こえないの…。》
『…っ…。』
フォルテはボロボロと涙を流す。
チョ「少しも聞こえないか?」
《うん。何にも…。》
チョ「そうか…。一応詳しく診るゾ。それといくつかの質問に答えてほしい。」
《わかった。》
チョ「外傷はないな……。最近変わった事とかあったか?違和感とか、耳が痛いとか。」
《ない。》
チョ「そうか…。」
『…!』
《耳鳴りがあった。でも耳鳴りなんてみんがなる事だよね…?》
チョ「それ、どれくらいの頻度かわかるか?」
《1日に何回かあったよ。ここ最近は毎日そんな感じで…。》
チョ「多いな…。」
チョッパーはそのまま診察を進める。
チョ「おそらくこれは突発性難聴だ。」
『……?』
チョ「原因は詳しくは解明されてないけどストレスが原因だったりする事が多い。言いにくいかもしれないけど最近、悩みとか、ツラい事とかあったか…?」
チョッパーのその問いにフォルテは首を横に振った。
チョ「そうか。」
《ストレスなんかない。みんなといると楽しい。楽器もたくさん吹けて、みんなに聞いてもらえて嬉しい。悲しい事もなかったし、ツラい事もないよ。》
チョ「そうか…。原因はストレスじゃないかもな。」
《他に原因は…?》
チョ「一概にこれとは言えない…。」
『…………。』
《治るの………?》
チョ「………わからない…。薬との相性もあるし…………。」
『…………。』
チョ「で、でも大丈夫!きっと良くなるさ…!」
『…………。』
チョ「サンジが待ってるからとりあえずご飯食べて一度落ち着こう。な?」
『……っ…い…あら…い!(いらない)』
フォルテはそう言うと医務室を出て行ってしまった…。
チョ「フォルテ…!…………。」
チョッパーがラウンジに戻ると真剣な顔をしたクルー達が集まっていた。
ル「フォルテの事…。聞こえねぇって本当か…。」
チョ「うん…。全く聞こえてないんだ…。」
ナ「そんな…。」
ロ「原因は…?」
チョ「わからない…。」
サ「昨日までは普通だったのに…。こんな急になるもんなのか…?」
チョ「うん…。少し前から兆候はあったみたいだけど…。」
フ「兆候?」
チョ「耳鳴りが頻発してたらしい…。」
サ「チョッパー。それいつ聞いた…?」
チョ「さっきだ。」
サ「チョッパーに相談してなかったのか…。」
チョ「あんまり重要だと思ってなかったらしい…。かといって数日前に知ったとしてもこの状況を防げたとは限らない…。」
ブ「そうですか…。」
ル「治んのか…?」
チョ「わからない…。」
ナ「そんな…!じゃあ、あの子はもう音楽できなくなる可能性があるって事!?」
チョ「うん…。」
ナ「そんなの…っ…。どうして…っ…どうしてフォルテなのよ…っ…。いつもあんなに楽しそうに…っ…楽器吹いてたのに…っ…。」
ボロボロと涙を流すナミをロビンがそっと抱き寄せる。
ゾ「当の本人はどうしてる。」
チョ「部屋から出てこないんだ…。」
ウ「無理もねぇよ……。」
チョ「単刀直入に聞く。聞こえてないんだろう?」
《うん。何も聞こえないの…。》
『…っ…。』
フォルテはボロボロと涙を流す。
チョ「少しも聞こえないか?」
《うん。何にも…。》
チョ「そうか…。一応詳しく診るゾ。それといくつかの質問に答えてほしい。」
《わかった。》
チョ「外傷はないな……。最近変わった事とかあったか?違和感とか、耳が痛いとか。」
《ない。》
チョ「そうか…。」
『…!』
《耳鳴りがあった。でも耳鳴りなんてみんがなる事だよね…?》
チョ「それ、どれくらいの頻度かわかるか?」
《1日に何回かあったよ。ここ最近は毎日そんな感じで…。》
チョ「多いな…。」
チョッパーはそのまま診察を進める。
チョ「おそらくこれは突発性難聴だ。」
『……?』
チョ「原因は詳しくは解明されてないけどストレスが原因だったりする事が多い。言いにくいかもしれないけど最近、悩みとか、ツラい事とかあったか…?」
チョッパーのその問いにフォルテは首を横に振った。
チョ「そうか。」
《ストレスなんかない。みんなといると楽しい。楽器もたくさん吹けて、みんなに聞いてもらえて嬉しい。悲しい事もなかったし、ツラい事もないよ。》
チョ「そうか…。原因はストレスじゃないかもな。」
《他に原因は…?》
チョ「一概にこれとは言えない…。」
『…………。』
《治るの………?》
チョ「………わからない…。薬との相性もあるし…………。」
『…………。』
チョ「で、でも大丈夫!きっと良くなるさ…!」
『…………。』
チョ「サンジが待ってるからとりあえずご飯食べて一度落ち着こう。な?」
『……っ…い…あら…い!(いらない)』
フォルテはそう言うと医務室を出て行ってしまった…。
チョ「フォルテ…!…………。」
チョッパーがラウンジに戻ると真剣な顔をしたクルー達が集まっていた。
ル「フォルテの事…。聞こえねぇって本当か…。」
チョ「うん…。全く聞こえてないんだ…。」
ナ「そんな…。」
ロ「原因は…?」
チョ「わからない…。」
サ「昨日までは普通だったのに…。こんな急になるもんなのか…?」
チョ「うん…。少し前から兆候はあったみたいだけど…。」
フ「兆候?」
チョ「耳鳴りが頻発してたらしい…。」
サ「チョッパー。それいつ聞いた…?」
チョ「さっきだ。」
サ「チョッパーに相談してなかったのか…。」
チョ「あんまり重要だと思ってなかったらしい…。かといって数日前に知ったとしてもこの状況を防げたとは限らない…。」
ブ「そうですか…。」
ル「治んのか…?」
チョ「わからない…。」
ナ「そんな…!じゃあ、あの子はもう音楽できなくなる可能性があるって事!?」
チョ「うん…。」
ナ「そんなの…っ…。どうして…っ…どうしてフォルテなのよ…っ…。いつもあんなに楽しそうに…っ…楽器吹いてたのに…っ…。」
ボロボロと涙を流すナミをロビンがそっと抱き寄せる。
ゾ「当の本人はどうしてる。」
チョ「部屋から出てこないんだ…。」
ウ「無理もねぇよ……。」