フォルテが眠りについてからすぐにチョッパーが帰ってきた。



ｿﾞ「ん？もう帰ってきたのか。」



ﾁｮ「うん！できるだけ早く手を打ちたいからな。」



そう言ったチョッパーは変形していて両手にたくさんの本を抱えていた。




ｿﾞ「またこもるのか？」



ﾁｮ「うん！フォルテに今日の分の薬は部屋に置いてあるって言っといてくれ！」



ｿﾞ「あぁ。」



そう返事して隣を見るとフォルテは夢の中。



ゾロは少し安心したように
再び昼寝を再開した。



それから数時間後
フォルテが目を覚ました。



隣を見るとゾロが座っていた。



『あ…。』



ゾロが起きてる。



ｿﾞ「ん。」



ゾロはそう言ってフォルテに包みを手渡した。



『……？』



何だろ？


包みを開けるとそれはお弁当だった。



あ。
サンジ君のお弁当だ。



ちょっぴり嬉しそうにするフォルテを見てゾロも弁当を食べ始めた。



あれ？
ゾロまだ食べてなかったんだ。

もしかして私を待っててくれたのかな？



フォルテは少しゾロを気にしながらお弁当を食べた。



しばらくしてゾロはトレーニングルームへ向かった。



チラチラとこちらを見てくるので
仕方なくフォルテもついて行った。



『………。』



全然トレーニングに集中してない。
私のことばっかり見てる。
私がちゃんと側にいるか気にしてるのかな…。
きっとナミとかに目を離さないように言われたんだろうな…。



ゾロがトレーニングを終えた頃
クルー達が帰ってきた。