思いを言葉に
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
真希はサンジの言葉に俯いてしまった。
どうしたらいいのかわからない…。
サンジ君の言ってくれたその言葉は
とても嬉しい…。
でも嬉しいからといって
私がこの幸せに手を伸ばしていいわけじゃない…。
私の障害は罰なんだ…。
お父さんを殺して、
お母さんを1人にして、
舞に寂しい思いをさせた罰。
それをサンジ君にも背負わせるわけにはいかない。
『………ありがとう…。でも…私は…っ!?』
真希が言いかけた時
サンジが真希を抱きしめた。
サ「関係ないって。障害とかそんなの関係ないんだって!」
『…でも…。』
サ「俺、そんなに頼りねぇ…?真希ちゃんくらい背負えるよ。それにさ、真希ちゃん、俺に迷惑がかかるって思ってるだろ…?けど俺は今まで一度もそんな事思った事ないから。それは真希ちゃんが何でも自分でやろうと努力したから。俺に気を使って頑張ってきたから。でもそれだけじゃねぇんだ。何よりも、誰よりも俺が真希ちゃんを好きだから。好きって気持ちだけじゃダメか…?」
『………。』
サ「俺は本気で言ってる。本気で真希ちゃんに惚れてる。本気で真希ちゃんにぶつかってる!真希ちゃんは…?真希ちゃんの本当の気持ちは?俺に聞かせて。」
私も言いたい。
本当はサンジ君が好きって言いたい。
でも…。
『…っ…ごめっ…んなさい…っ…私…やっぱり…サンジ君とは付き合えない…っ…だって…私は障害者だから…っ…贅沢を望んではいけないの…っ…。…幸せになっちゃダメなの…っ…。私の障害は罰だからっ…。私が出かけたいって言わなかったらお父さんは死ななかったの…っ…。だからお父さんは私が殺したのっ…。お母さんを1人にして…舞に寂しい思いをさせて……。私の障害はその罰なの…っ…。だから私は幸せになっちゃいけないの…っ。』
サ「それ、喜んでいい?」
『え……?』
サ「幸せになっちゃいけないって事は裏を返せば俺と居るのは幸せって事だよな?」
『……それは…。』
サ「真希ちゃんの障害が罰なら真希ちゃんは幸せにならなきゃいけねぇと思う。」
『どうして…?』
サ「真希ちゃんは命を託されたんだ。お父さんに。だからお父さんのぶんの幸せになる権利が真希ちゃんの中にはある。
つまり真希ちゃんが幸せになれないとお父さんも幸せになれねぇんだ。」
『私が幸せに……。』
サ「そう。だから真希ちゃんの気持ちを聞かせて?」
『わ、私は……。』
サ「うん。」
『…っ…。』
真希はポロポロと涙を流しながら必死に言葉を紡いだ。
『…す…すきっ……私も本当はっ…サンジ君が好きっ…。ずっと一緒にいたいっ…。』
サ「やっと聞けた♪」
サンジはさらにギュッと真希を抱きしめた。
真希は声をあげて泣きながらサンジの背中に腕をまわした。
どうしたらいいのかわからない…。
サンジ君の言ってくれたその言葉は
とても嬉しい…。
でも嬉しいからといって
私がこの幸せに手を伸ばしていいわけじゃない…。
私の障害は罰なんだ…。
お父さんを殺して、
お母さんを1人にして、
舞に寂しい思いをさせた罰。
それをサンジ君にも背負わせるわけにはいかない。
『………ありがとう…。でも…私は…っ!?』
真希が言いかけた時
サンジが真希を抱きしめた。
サ「関係ないって。障害とかそんなの関係ないんだって!」
『…でも…。』
サ「俺、そんなに頼りねぇ…?真希ちゃんくらい背負えるよ。それにさ、真希ちゃん、俺に迷惑がかかるって思ってるだろ…?けど俺は今まで一度もそんな事思った事ないから。それは真希ちゃんが何でも自分でやろうと努力したから。俺に気を使って頑張ってきたから。でもそれだけじゃねぇんだ。何よりも、誰よりも俺が真希ちゃんを好きだから。好きって気持ちだけじゃダメか…?」
『………。』
サ「俺は本気で言ってる。本気で真希ちゃんに惚れてる。本気で真希ちゃんにぶつかってる!真希ちゃんは…?真希ちゃんの本当の気持ちは?俺に聞かせて。」
私も言いたい。
本当はサンジ君が好きって言いたい。
でも…。
『…っ…ごめっ…んなさい…っ…私…やっぱり…サンジ君とは付き合えない…っ…だって…私は障害者だから…っ…贅沢を望んではいけないの…っ…。…幸せになっちゃダメなの…っ…。私の障害は罰だからっ…。私が出かけたいって言わなかったらお父さんは死ななかったの…っ…。だからお父さんは私が殺したのっ…。お母さんを1人にして…舞に寂しい思いをさせて……。私の障害はその罰なの…っ…。だから私は幸せになっちゃいけないの…っ。』
サ「それ、喜んでいい?」
『え……?』
サ「幸せになっちゃいけないって事は裏を返せば俺と居るのは幸せって事だよな?」
『……それは…。』
サ「真希ちゃんの障害が罰なら真希ちゃんは幸せにならなきゃいけねぇと思う。」
『どうして…?』
サ「真希ちゃんは命を託されたんだ。お父さんに。だからお父さんのぶんの幸せになる権利が真希ちゃんの中にはある。
つまり真希ちゃんが幸せになれないとお父さんも幸せになれねぇんだ。」
『私が幸せに……。』
サ「そう。だから真希ちゃんの気持ちを聞かせて?」
『わ、私は……。』
サ「うん。」
『…っ…。』
真希はポロポロと涙を流しながら必死に言葉を紡いだ。
『…す…すきっ……私も本当はっ…サンジ君が好きっ…。ずっと一緒にいたいっ…。』
サ「やっと聞けた♪」
サンジはさらにギュッと真希を抱きしめた。
真希は声をあげて泣きながらサンジの背中に腕をまわした。