思いを言葉に
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真希ちゃんの“友達”という言葉に何かが引っかかった。
原因はわかってる…。
俺の中で真希ちゃんに対する気持ちが変わってきたからだ…。
これは恋なんだと思う…。
けど真希ちゃんは友達で居たいって言った…。
それならこの気持ちは伝えるべきではないのかもしれねぇな……。
そんな自分の気持ちに気づいてから数ヶ月。
俺の中で真希ちゃんへの想いは大きくなる一方だ。
『サンジ君?なんか元気ないけど大丈夫?』
サ「あぁ…。大丈夫。…そういえばさ…そろそろ大学の入試だよな?」
『うん。来週。私も受けるよ♪』
サ「どこ?」
『東野大学を受けるつもり。』
サ「な!?」
『ん?何か変な事言った?』
サ「いや…東野大学ってめちゃくちゃレベル高くねぇか?」
『うん。ちょっとだけ上げてみた。私、勉強くらいしかできないしね。それにいい学歴を取っておけばちょっとはマシな仕事に就けるかな~って♪私、障害者だから就職は大変だろうし…。できるだけ内定取れるようにいい大学に行っておこうかなって。」
サ「な、なるほどな。けどちょっとだけレベル上げたって…。ちょっとで東野大学に手が伸びるのがすげぇ。」
『そうかな?そういうサンジ君は?』
サ「あ。言ってなかったな。俺は無事に受かったよ♪」
『おめでとう!コックさんの夢までもうちょっとだね♪試験大変だった?』
サ「そりゃも~…。他の学校と違って料理の実技だったから大変だったよ。結構レベル高い所でさ。ある程度の基礎ができてないと落とされるから必死だったぜ。」
『へぇ~!でもよかったね♪』
サ「あぁ♪」
『そっか~…。こうやってみんな色んな進路に進んでいくんだね。クラスの中に留学するって子もいたし…。みんなバラバラになっちゃうんだね…。もう会えなくなっちゃう子もいるのかな…。』
サ「そう…かもな…。」
そうだよな…。
俺も卒業したら忙しくなる…。
カリキュラムもみっちりだったし。
いくら家が近くてもなかなか会えなくなるんだろうな…。
今みたいにこうやって話せるのはあと少しかもしれねぇ…。
『サンジ君?やっぱり何か変だよ…?もしかして体調悪い?』
サ「…真希ちゃん。」
『なに?』
サ「も、もしさ…俺が真希ちゃんの事好きって言ったらどうする…?」
『え……?』
真希はサンジを見て目を見開いた。
『好きって……私…が…?』
サ「うん。好き。真希ちゃんが好き。」
『え、えっと…サンジ君…熱でもある…?』
サ「ない。」
『冗談…だよね…?』
サ「本気。俺と付き合ってほしい。」
『ごめん…私……サンジ君とは…付き合えない…。ごめんなさいっ…。』
真希は逃げるようにしてその場を去ってしまった。
サ「だよな…。」
原因はわかってる…。
俺の中で真希ちゃんに対する気持ちが変わってきたからだ…。
これは恋なんだと思う…。
けど真希ちゃんは友達で居たいって言った…。
それならこの気持ちは伝えるべきではないのかもしれねぇな……。
そんな自分の気持ちに気づいてから数ヶ月。
俺の中で真希ちゃんへの想いは大きくなる一方だ。
『サンジ君?なんか元気ないけど大丈夫?』
サ「あぁ…。大丈夫。…そういえばさ…そろそろ大学の入試だよな?」
『うん。来週。私も受けるよ♪』
サ「どこ?」
『東野大学を受けるつもり。』
サ「な!?」
『ん?何か変な事言った?』
サ「いや…東野大学ってめちゃくちゃレベル高くねぇか?」
『うん。ちょっとだけ上げてみた。私、勉強くらいしかできないしね。それにいい学歴を取っておけばちょっとはマシな仕事に就けるかな~って♪私、障害者だから就職は大変だろうし…。できるだけ内定取れるようにいい大学に行っておこうかなって。」
サ「な、なるほどな。けどちょっとだけレベル上げたって…。ちょっとで東野大学に手が伸びるのがすげぇ。」
『そうかな?そういうサンジ君は?』
サ「あ。言ってなかったな。俺は無事に受かったよ♪」
『おめでとう!コックさんの夢までもうちょっとだね♪試験大変だった?』
サ「そりゃも~…。他の学校と違って料理の実技だったから大変だったよ。結構レベル高い所でさ。ある程度の基礎ができてないと落とされるから必死だったぜ。」
『へぇ~!でもよかったね♪』
サ「あぁ♪」
『そっか~…。こうやってみんな色んな進路に進んでいくんだね。クラスの中に留学するって子もいたし…。みんなバラバラになっちゃうんだね…。もう会えなくなっちゃう子もいるのかな…。』
サ「そう…かもな…。」
そうだよな…。
俺も卒業したら忙しくなる…。
カリキュラムもみっちりだったし。
いくら家が近くてもなかなか会えなくなるんだろうな…。
今みたいにこうやって話せるのはあと少しかもしれねぇ…。
『サンジ君?やっぱり何か変だよ…?もしかして体調悪い?』
サ「…真希ちゃん。」
『なに?』
サ「も、もしさ…俺が真希ちゃんの事好きって言ったらどうする…?」
『え……?』
真希はサンジを見て目を見開いた。
『好きって……私…が…?』
サ「うん。好き。真希ちゃんが好き。」
『え、えっと…サンジ君…熱でもある…?』
サ「ない。」
『冗談…だよね…?』
サ「本気。俺と付き合ってほしい。」
『ごめん…私……サンジ君とは…付き合えない…。ごめんなさいっ…。』
真希は逃げるようにしてその場を去ってしまった。
サ「だよな…。」