思いを言葉に
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
しばらくうろついていると
昇降口で看板を持った真希ちゃんが立っていた。
真希の片手にはキラキラとした杖が握られていた。
「お姉ちゃんカワイイね!その杖は魔法の杖?お姉ちゃん魔法使えるの?」
母親に手を引かれている小さな男の子が真希に話しかける。
『あ、ありがとう///魔法ね、つ、使えるよ…。えっと…。』
真希はそう言ってエプロンに付いたポケットの中身を見せた。
「何にもないよ?」
『うん。見てて。』
真希がポケットを3回叩く。
そしてもう1度ポケットを見せた。
「何か入ってる!」
男の子は真希のポケットに手を入れた。
「紙…?これなぁに?」
『魔法の紙。それをお店に持って行くとキミだけの特別メニューが出てくるよ♪』
「ほんと!?ありがとー!」
男の子は手を振って母親と校舎内に入っていった。
『ふぅ~。』
サ「今のなぁに?」
『わぁ!?び、びっくりした~。…ユリに着せられたの…。私は恥ずかしいからキッチン担当でいいって言ったんだけど…宣伝係もほしいからって。でもやっぱ恥ずかしい///』
サ「すげぇ似合ってるよ♪で?その杖は?」
『いつも持ってるヤツなんだけど…魔法の杖みたいにしてマジックやったら面白いからって…ユリが飾り付けたの。でも教えてもらったマジックだと杖使わないんだけど…(^_^;)』
サ「ははは♪確かに手でポケット叩いてたな(笑)ちなみにそれどうなってんの?」
『ポケットが二重になってるだけ。杖で体を支えて、看板をうまく肩にかけて、マジックする時はお客さんにポケットの中身を自分で取ってもえば右手はほとんど使わなくて済むからって言われたんだけど…杖目立つし、それなのに杖使わないし…。恥ずかしい///』
サ「ははははは♪」
『わ、笑いすぎ~///』
サ「それハメられてるよ(笑)」
『え?』
サ「ポケットが二重になってるんだろ?」
『うん。』
サ「そのマジックができるエプロンは1つしかないはずで、それも真希ちゃんにピッタリのサイズに作られてんだろ?」
『あー!アカリだ!やられた…。』
サ「抗議しに行くか?(笑)」
『行くー!』
真希はほっぺたを膨らまして歩き出した。
『罰としてユリとアカリにパフェおごってもらうんだから!絶対に許さないからね!』
そう言いながらもどこか楽しそうにする真希をサンジは嬉しそうに見つめた。
文化祭が終わりそれぞれが片づけをする。
真希は教室の隅で杖につけられた飾りと格闘中。
『も~!取れないからユリが取ってー!』
「はいはい(笑)」
「カワイイのに取っちゃうの?似合うよ?メイド服も魔法の杖も(笑)」
『このままじゃ帰れないでしょー!だいたいアカリがこのエプロン作るからユリが乗ってきたんじゃん!も~!』
「ごめん、ごめん(笑)」
『…クスッ…でもちょっと楽しかった(笑)』
「「楽しんでたんじゃん(笑)」」
『えへへ(笑)…2人とも、ありがと♪』
そうして片づけが終わりサンジとの帰り道。
サ「ユリちゃんとアカリちゃんにお礼言ってたけど怒ってたんじゃなかったの?(笑)」
『パフェおごってくれたから許す!(笑)』
サ「ははは♪」
『でもね…本当に嬉しかったの…。』
サ「パフェ?」
『違うよ(笑)2人ができるだけ自然に気を使ってくれたから…。私はキッチン担当でいいって言ったけどきっとこの体じゃ役には立たないから。2人は私がそれを気にしてるのをわかってたんだと思う。だから私にできる仕事を自然な形でくれたの。杖だってそう。持ってたら足が悪いんだなって見られてさ…。人の目とか気になるし…。それをユリがカバーしてくれたんだと思う。だから嬉しかったの♪』
サ「そっか♪」
『友達っていいね。』
サ「そうだな♪」
『全部サンジ君のおかげだよ!私と友達になってくれてありがとう♪これからもずっと友達でいてくれたら嬉しいな…///なんてね(笑)』
《ドクン…。》
何だ…?
この違和感…?
『サンジ君?』
サ「あぁ、ごめん、ごめん。こちらこそよろしく♪」
『えへへ♪』
昇降口で看板を持った真希ちゃんが立っていた。
真希の片手にはキラキラとした杖が握られていた。
「お姉ちゃんカワイイね!その杖は魔法の杖?お姉ちゃん魔法使えるの?」
母親に手を引かれている小さな男の子が真希に話しかける。
『あ、ありがとう///魔法ね、つ、使えるよ…。えっと…。』
真希はそう言ってエプロンに付いたポケットの中身を見せた。
「何にもないよ?」
『うん。見てて。』
真希がポケットを3回叩く。
そしてもう1度ポケットを見せた。
「何か入ってる!」
男の子は真希のポケットに手を入れた。
「紙…?これなぁに?」
『魔法の紙。それをお店に持って行くとキミだけの特別メニューが出てくるよ♪』
「ほんと!?ありがとー!」
男の子は手を振って母親と校舎内に入っていった。
『ふぅ~。』
サ「今のなぁに?」
『わぁ!?び、びっくりした~。…ユリに着せられたの…。私は恥ずかしいからキッチン担当でいいって言ったんだけど…宣伝係もほしいからって。でもやっぱ恥ずかしい///』
サ「すげぇ似合ってるよ♪で?その杖は?」
『いつも持ってるヤツなんだけど…魔法の杖みたいにしてマジックやったら面白いからって…ユリが飾り付けたの。でも教えてもらったマジックだと杖使わないんだけど…(^_^;)』
サ「ははは♪確かに手でポケット叩いてたな(笑)ちなみにそれどうなってんの?」
『ポケットが二重になってるだけ。杖で体を支えて、看板をうまく肩にかけて、マジックする時はお客さんにポケットの中身を自分で取ってもえば右手はほとんど使わなくて済むからって言われたんだけど…杖目立つし、それなのに杖使わないし…。恥ずかしい///』
サ「ははははは♪」
『わ、笑いすぎ~///』
サ「それハメられてるよ(笑)」
『え?』
サ「ポケットが二重になってるんだろ?」
『うん。』
サ「そのマジックができるエプロンは1つしかないはずで、それも真希ちゃんにピッタリのサイズに作られてんだろ?」
『あー!アカリだ!やられた…。』
サ「抗議しに行くか?(笑)」
『行くー!』
真希はほっぺたを膨らまして歩き出した。
『罰としてユリとアカリにパフェおごってもらうんだから!絶対に許さないからね!』
そう言いながらもどこか楽しそうにする真希をサンジは嬉しそうに見つめた。
文化祭が終わりそれぞれが片づけをする。
真希は教室の隅で杖につけられた飾りと格闘中。
『も~!取れないからユリが取ってー!』
「はいはい(笑)」
「カワイイのに取っちゃうの?似合うよ?メイド服も魔法の杖も(笑)」
『このままじゃ帰れないでしょー!だいたいアカリがこのエプロン作るからユリが乗ってきたんじゃん!も~!』
「ごめん、ごめん(笑)」
『…クスッ…でもちょっと楽しかった(笑)』
「「楽しんでたんじゃん(笑)」」
『えへへ(笑)…2人とも、ありがと♪』
そうして片づけが終わりサンジとの帰り道。
サ「ユリちゃんとアカリちゃんにお礼言ってたけど怒ってたんじゃなかったの?(笑)」
『パフェおごってくれたから許す!(笑)』
サ「ははは♪」
『でもね…本当に嬉しかったの…。』
サ「パフェ?」
『違うよ(笑)2人ができるだけ自然に気を使ってくれたから…。私はキッチン担当でいいって言ったけどきっとこの体じゃ役には立たないから。2人は私がそれを気にしてるのをわかってたんだと思う。だから私にできる仕事を自然な形でくれたの。杖だってそう。持ってたら足が悪いんだなって見られてさ…。人の目とか気になるし…。それをユリがカバーしてくれたんだと思う。だから嬉しかったの♪』
サ「そっか♪」
『友達っていいね。』
サ「そうだな♪」
『全部サンジ君のおかげだよ!私と友達になってくれてありがとう♪これからもずっと友達でいてくれたら嬉しいな…///なんてね(笑)』
《ドクン…。》
何だ…?
この違和感…?
『サンジ君?』
サ「あぁ、ごめん、ごめん。こちらこそよろしく♪」
『えへへ♪』