思いを言葉に
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いつものように中庭のベンチに座り
2人でお弁当を食べていると誰かに話しかけられた。
「浅井さん。」
『…?桜庭さん。何かご用ですか?』
「あの…。ご、ごめんなさいっ!」
『…!?』
サ「どういう事だ…?」
「あたし知らなくて…。日誌の事…。」
『あ…。別にお気になさらずに。私が勝手にやってる事なので。』
「でも…あたしの名義で書いててくれたでしょ…?この前ね、先生に言われたの。いつも丁寧に日誌書いてて偉いなって。あたし、ずっとサボってたのに変だなって思って…。そしたら昼休みになるといつも浅井さんが教卓から日誌を持ち出してるのに気づいて…。今まで気づかなくてほんとごめん!それと…あたし浅井さんの事、誤解してた…。本当はみんなの事ちゃんと見てて、気にかけてくれてて…。それなのにあたしヒドい事言って…。本当にごめんなさいっ!」
『別に気にしなくていいですよ。誤解されるような態度をとっていたのは私なので…。』
「気にするよ!…ごめん。ほんとは日誌の事に気づいた時に浅井さんの後をつけて中庭まで来たの。そしたらあたしの話してて…。ジャンケンで負けたからクラス委員になったのを…押しつけちゃったみたいで…って気にしてて…。」
『聞かれてたんですね…。』
「ほんとごめん!これからはちゃんとあたしが日誌書くから!…それとその敬語もナシにしない?日誌書いててくれたわけだし、お礼になるかわかんないけど…あたしとちゃんと友達になろ?」
『と、友達…?でも…私は障害者なので…友達なんて…。』
「そんなの関係ないし!それともあたしじゃ嫌?まぁ、そりゃあたしは浅井さんとは真反対って感じだし…。頭悪いし、ちょっとギャル入ってるけど…。」
『そういうわけでは…。』
「じゃあ、いいじゃん♪あたし浅井さんの事マジで尊敬した。勉強できていつも成績1位だし、それを鼻にかけてる嫌な人だと思ってた。でも全然違うじゃん!めっちゃ優しくていい人じゃん!」
『勉強は…。私には勉強しかできないので…。』
「“しか”?あたしなんて勉強“すら”できないし!」
ユリの思わぬ返しに真希が目を丸くする。
「ねぇ?友達になって!」
『でも…。』
「マジお願い!」
『…そこまで言うなら…。』
「マジで!?やった!じゃあ、今度勉強教えてね!真希!」
『…!?』
「あたしはユリだかんね?あと敬語も今から使用禁止ね!」
『え…。あ、う、うん…。』
「よろしく真希♪」
『よ、よろしく…///ゆ、ユリ…♪』
「笑うと超カワイイじゃん!」
「コラー!桜庭!昼休みにクラス委員は集まれって言っただろ!」
職員室の窓から中庭に向けて叫ぶ教師にユリが気づく。
「ヤバっ!忘れてた!じゃ、真希、またあとでねー!」
『う、うん。』
去っていくユリに真希はぎこちなく手を振った。
サ「よかったじゃん♪」
『う、うん///』
少し嬉しそうにする真希に
サンジも思わず笑顔になった。
2人でお弁当を食べていると誰かに話しかけられた。
「浅井さん。」
『…?桜庭さん。何かご用ですか?』
「あの…。ご、ごめんなさいっ!」
『…!?』
サ「どういう事だ…?」
「あたし知らなくて…。日誌の事…。」
『あ…。別にお気になさらずに。私が勝手にやってる事なので。』
「でも…あたしの名義で書いててくれたでしょ…?この前ね、先生に言われたの。いつも丁寧に日誌書いてて偉いなって。あたし、ずっとサボってたのに変だなって思って…。そしたら昼休みになるといつも浅井さんが教卓から日誌を持ち出してるのに気づいて…。今まで気づかなくてほんとごめん!それと…あたし浅井さんの事、誤解してた…。本当はみんなの事ちゃんと見てて、気にかけてくれてて…。それなのにあたしヒドい事言って…。本当にごめんなさいっ!」
『別に気にしなくていいですよ。誤解されるような態度をとっていたのは私なので…。』
「気にするよ!…ごめん。ほんとは日誌の事に気づいた時に浅井さんの後をつけて中庭まで来たの。そしたらあたしの話してて…。ジャンケンで負けたからクラス委員になったのを…押しつけちゃったみたいで…って気にしてて…。」
『聞かれてたんですね…。』
「ほんとごめん!これからはちゃんとあたしが日誌書くから!…それとその敬語もナシにしない?日誌書いててくれたわけだし、お礼になるかわかんないけど…あたしとちゃんと友達になろ?」
『と、友達…?でも…私は障害者なので…友達なんて…。』
「そんなの関係ないし!それともあたしじゃ嫌?まぁ、そりゃあたしは浅井さんとは真反対って感じだし…。頭悪いし、ちょっとギャル入ってるけど…。」
『そういうわけでは…。』
「じゃあ、いいじゃん♪あたし浅井さんの事マジで尊敬した。勉強できていつも成績1位だし、それを鼻にかけてる嫌な人だと思ってた。でも全然違うじゃん!めっちゃ優しくていい人じゃん!」
『勉強は…。私には勉強しかできないので…。』
「“しか”?あたしなんて勉強“すら”できないし!」
ユリの思わぬ返しに真希が目を丸くする。
「ねぇ?友達になって!」
『でも…。』
「マジお願い!」
『…そこまで言うなら…。』
「マジで!?やった!じゃあ、今度勉強教えてね!真希!」
『…!?』
「あたしはユリだかんね?あと敬語も今から使用禁止ね!」
『え…。あ、う、うん…。』
「よろしく真希♪」
『よ、よろしく…///ゆ、ユリ…♪』
「笑うと超カワイイじゃん!」
「コラー!桜庭!昼休みにクラス委員は集まれって言っただろ!」
職員室の窓から中庭に向けて叫ぶ教師にユリが気づく。
「ヤバっ!忘れてた!じゃ、真希、またあとでねー!」
『う、うん。』
去っていくユリに真希はぎこちなく手を振った。
サ「よかったじゃん♪」
『う、うん///』
少し嬉しそうにする真希に
サンジも思わず笑顔になった。