しばらくすると家の中や外にたくさんのぬいぐるみやオモチャ達が集まった。



ﾙ「いっぱいいんな～♪」



ｳ「すげー数だな。」



「総勢300人よ♪」



ﾌﾞ「そんなにですか！？」



『みんな私の家族なの♪…まだ動けないからこの状態で失礼するね…。…本当に助けてくれてありがとう。おかげでみんなの命も守る事ができた。私が死んだらこの能力は効果を失ってしまう。だからみんなも動けないし、この島も崩壊しちゃう…。あなた達に出会えなかったら今頃どうなっていたか…。』



ﾁｮ「お礼なんて言われても嬉しくねーぞコノヤロが～♪」



ﾅ「別にあたし達は何もしてないわよ♪」



『いいえ。見ず知らずの、しかも武器を向けた人を助ける事を許してくれたわ。本当にありがとう。せめてものお礼としてしばらくこの島に泊まって行って。彼らがもてなすわ♪』



「この島に宿はないからこの中の誰かの家に泊まっていって。それぞれの家にベットが１つしかないから一軒に1人しか泊まれないけど。」



ﾙ「いいのか～？☆」



「えぇ♪食事は村の真ん中に大きな建物があるからそこでどうぞ♪ご飯はみんなで食べるのが私達の決まりなの♪」



「じゃあ、今日は歓迎会をしなきゃね～♪」



小さなクマのぬいぐるみがのんびりとした口調で言った。



「そうね♪じゃあ、準備はカプ君にお任せしようかしら。」



「わかった～♪」



「皆さんはその間、島を観光していて♪」



ﾙ「やったー！冒険だー！」



「冒険楽しそうポ～！ポッケも行くポー！」



ﾙ「よーし！行くぞマブター！」



「ポッケだポっ！」



ﾙ「しゅっぱーつ！」



「人の話を聞けポー！」



ﾛ「私達も行ってみましょうか♪」



ﾅ「そうね♪」



「じゃあね！じゃあね！れんちょんが案内してあげる！」



そう言ったのはナミの足元にいた身長50cmほどのグレーのハムスターだった。



ﾛ「ハムスターなのに大きいのね♪」



「うん！れんちょんはね、ジャンボリアンハムスターだからね！」



『れんちょんはジャンガリアンハムスターだよ？(笑)』



「あ！間違えた！ま、いいや。ねぇ！ねぇ！れんちょんと行く？」



ﾅ「じゃあ、そうしようかしら♪」



「やったー！れんちょんお散歩だいちゅき！ついてきてー！」



れんちょんは他のクルー達を連れて家を出た。