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チョッパーがエリカを詳しく診察しようとした時だった。
村の奥から小さなウサギのぬいぐるみが走って来た。
「あなた達!何してるの!その子から離れて!」
ウ「今度は何だ~?」
「エリカちゃん!しっかり!」
ウサギは必死に呼びかける。
『ぅ…っ…はぁ…っ…。』
「…っ…!!あなた達!この子に何をしたの!」
ウ「お、俺達は何もしてねぇよ。」
サ「急に倒れたんだ。」
チョ「かなり危険な状態だ。どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!このままじゃこの子は命を落とす事になるんだゾ!」
「…!?…あ、あなた何なのよ…。」
チョ「俺はトニー・トニー・チョッパー。医者だ!」
「あなたがお医者さん…?そんなの信じないわ!私はよそ者の言葉なんて信じない!この子に手出しはさせないわ!」
ウサギはそう言うと小さな体で必死に両手を広げ、エリカを守った。
チョ「キミにとって大切な人なのはわかった。だからこそ助けるんだ!今ならまだ間に合う!頼む!治療をさせてくれ!」
「……見返りは…?…何が望みなの…?」
チョ「治療をさせてほしい!」
「…それだけ…?」
チョ「それだけだ!今ならまだ助かる命なんだ!だから…!」
「………。」
ウサギはしばらくチョッパーの目を見つめたあと静かに言った。
「ついてきて…。」
歩き出すウサギに変形したチョッパーがエリカを抱えて後を追った。
それにクルー達もついていく。
しばらく行くと赤い屋根の家にたどり着いた。
ウサギは自分のサイズの小さなドアを開けた。
「人間用は上のドアノブよ。」
小さなドアの上についているノブを捻ると普通にドアが開いた。
「奥のベットを使ってちょうだい。」
チョ「わかった。」
チョッパーはエリカをベットに降ろすと元のサイズに戻った。
チョッパーはカバンから薬を幾つか取り出すとすぐに治療を始めた。
エリカの腕に数本の注射を打ち点滴をつなぐ。
『はぁっ…はぁっ…はぁっ…。』
チョ「薬が効いたら少し呼吸が楽になるからもうちょっと頑張ってな。」
チョッパーは優しくそう言うとウサギに話しかけた。
チョ「氷あるか?できるだけ冷やしてやりたいんだ。」
「え、えぇ…。」
ウサギは小さな体で冷凍庫から氷を取り出す。
サ「手伝うよ。」
サンジはウサギから軽々と氷を受け取るとチョッパーに届けた。
サ「これくらいで足りるか?」
チョ「おう!ありがとな♪」
チョッパーは氷を袋に入れるとエリカの額に乗せた。
チョ「大丈夫。必ず助けるからな。…よし!これで終わりだ!」
「…驚いた…。あなた本当に治療するつもりだったのね…。」
チョ「この子がどんな子かは知らないけど命の重さはみんな同じだ。目の前に危険にさらされている命があるなら俺は放ってはおけない。」
「……。…ごめんなさい…。…私、あなたの事…疑っていたわ…。」
チョ「気にすんなって♪」
「皆さんもあなたと同じお医者さんなの?」
フ「私達は違いますよ~。」
ル「俺達は海賊だ!」
「やっぱりそうなのね。念のため聞いておくけど…。この島に来た目的は…?」
ル「冒険だ!」
「それだけ?」
ル「おぅ!」
「でもどうしてこの島を見つけられたの?外からは見えないはずなのに。」
フ「そうなのか?丸見えだったぞ。」
ナ「薄く霧はかかってたけどね。」
「薄くって事は病気のせいね…。きっと力が弱くなってたんだわ…。」
ウ「普段は隠してあんのか?」
「えぇ。霧と幾重にも重なる空気の層で。」
ウ「へぇ~。」
ロ「という事は彼女は能力者なのかしら?」
「そうよ。彼女はラフラフの実のライフ人間。触れたもの全てに命と意思を与える事ができるの。ここにいるぬいぐるみ達が生きているのは全てこの子の能力よ。」
ル「すげーなー!」
「あなたも能力者よね?さっき姿を変えてたし。」
そう言ってウサギはチョッパーを見た。
チョ「おぅ。俺はヒトヒトの実を食べたんだ。」
「そうなの。それで話もできるのね。…素敵なお医者さんね。おかげで助かったわ。本当にありがとう♪」
ウサギはチョッパーに頭を下げた。
「そう言えば自己紹介がまだだったわね。
私はうさちゃん。名前が単純だなんて言わないでよ?この名前をつけたのは当時3歳のこの子なんだから。」
チョ「長い付き合いなんだな♪」
「えぇ♪この子はエリカって言うの。」
『ん…っ……。』
チョ「気がついたか?」
目を覚ましたエリカは焦点の定まらないような目でチョッパーを見る。
チョ「わかるか?ここは家だゾ。」
『い…え……?……っ!?侵入者は!?』
エリカは慌てて起き上がろうとしたが体が言う事を聞かなかった。
チョ「まだ動けないと思うゾ。君の病気は感染症の一つで症状が進むと発熱の他に痛みと筋肉への細菌感染が起きるんだ。かなり進んでいたからしばらくはまともに動けないと思うゾ。」
『………あなた達…侵入者よね…。』
「エリカちゃん聞いて。彼らは悪い人じゃないわ。あなたを治療してくれたの。」
『私を…?』
「えぇ。だから敵意はないわ。みんなも無事よ。」
『よたった…。』
村の奥から小さなウサギのぬいぐるみが走って来た。
「あなた達!何してるの!その子から離れて!」
ウ「今度は何だ~?」
「エリカちゃん!しっかり!」
ウサギは必死に呼びかける。
『ぅ…っ…はぁ…っ…。』
「…っ…!!あなた達!この子に何をしたの!」
ウ「お、俺達は何もしてねぇよ。」
サ「急に倒れたんだ。」
チョ「かなり危険な状態だ。どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!このままじゃこの子は命を落とす事になるんだゾ!」
「…!?…あ、あなた何なのよ…。」
チョ「俺はトニー・トニー・チョッパー。医者だ!」
「あなたがお医者さん…?そんなの信じないわ!私はよそ者の言葉なんて信じない!この子に手出しはさせないわ!」
ウサギはそう言うと小さな体で必死に両手を広げ、エリカを守った。
チョ「キミにとって大切な人なのはわかった。だからこそ助けるんだ!今ならまだ間に合う!頼む!治療をさせてくれ!」
「……見返りは…?…何が望みなの…?」
チョ「治療をさせてほしい!」
「…それだけ…?」
チョ「それだけだ!今ならまだ助かる命なんだ!だから…!」
「………。」
ウサギはしばらくチョッパーの目を見つめたあと静かに言った。
「ついてきて…。」
歩き出すウサギに変形したチョッパーがエリカを抱えて後を追った。
それにクルー達もついていく。
しばらく行くと赤い屋根の家にたどり着いた。
ウサギは自分のサイズの小さなドアを開けた。
「人間用は上のドアノブよ。」
小さなドアの上についているノブを捻ると普通にドアが開いた。
「奥のベットを使ってちょうだい。」
チョ「わかった。」
チョッパーはエリカをベットに降ろすと元のサイズに戻った。
チョッパーはカバンから薬を幾つか取り出すとすぐに治療を始めた。
エリカの腕に数本の注射を打ち点滴をつなぐ。
『はぁっ…はぁっ…はぁっ…。』
チョ「薬が効いたら少し呼吸が楽になるからもうちょっと頑張ってな。」
チョッパーは優しくそう言うとウサギに話しかけた。
チョ「氷あるか?できるだけ冷やしてやりたいんだ。」
「え、えぇ…。」
ウサギは小さな体で冷凍庫から氷を取り出す。
サ「手伝うよ。」
サンジはウサギから軽々と氷を受け取るとチョッパーに届けた。
サ「これくらいで足りるか?」
チョ「おう!ありがとな♪」
チョッパーは氷を袋に入れるとエリカの額に乗せた。
チョ「大丈夫。必ず助けるからな。…よし!これで終わりだ!」
「…驚いた…。あなた本当に治療するつもりだったのね…。」
チョ「この子がどんな子かは知らないけど命の重さはみんな同じだ。目の前に危険にさらされている命があるなら俺は放ってはおけない。」
「……。…ごめんなさい…。…私、あなたの事…疑っていたわ…。」
チョ「気にすんなって♪」
「皆さんもあなたと同じお医者さんなの?」
フ「私達は違いますよ~。」
ル「俺達は海賊だ!」
「やっぱりそうなのね。念のため聞いておくけど…。この島に来た目的は…?」
ル「冒険だ!」
「それだけ?」
ル「おぅ!」
「でもどうしてこの島を見つけられたの?外からは見えないはずなのに。」
フ「そうなのか?丸見えだったぞ。」
ナ「薄く霧はかかってたけどね。」
「薄くって事は病気のせいね…。きっと力が弱くなってたんだわ…。」
ウ「普段は隠してあんのか?」
「えぇ。霧と幾重にも重なる空気の層で。」
ウ「へぇ~。」
ロ「という事は彼女は能力者なのかしら?」
「そうよ。彼女はラフラフの実のライフ人間。触れたもの全てに命と意思を与える事ができるの。ここにいるぬいぐるみ達が生きているのは全てこの子の能力よ。」
ル「すげーなー!」
「あなたも能力者よね?さっき姿を変えてたし。」
そう言ってウサギはチョッパーを見た。
チョ「おぅ。俺はヒトヒトの実を食べたんだ。」
「そうなの。それで話もできるのね。…素敵なお医者さんね。おかげで助かったわ。本当にありがとう♪」
ウサギはチョッパーに頭を下げた。
「そう言えば自己紹介がまだだったわね。
私はうさちゃん。名前が単純だなんて言わないでよ?この名前をつけたのは当時3歳のこの子なんだから。」
チョ「長い付き合いなんだな♪」
「えぇ♪この子はエリカって言うの。」
『ん…っ……。』
チョ「気がついたか?」
目を覚ましたエリカは焦点の定まらないような目でチョッパーを見る。
チョ「わかるか?ここは家だゾ。」
『い…え……?……っ!?侵入者は!?』
エリカは慌てて起き上がろうとしたが体が言う事を聞かなかった。
チョ「まだ動けないと思うゾ。君の病気は感染症の一つで症状が進むと発熱の他に痛みと筋肉への細菌感染が起きるんだ。かなり進んでいたからしばらくはまともに動けないと思うゾ。」
『………あなた達…侵入者よね…。』
「エリカちゃん聞いて。彼らは悪い人じゃないわ。あなたを治療してくれたの。」
『私を…?』
「えぇ。だから敵意はないわ。みんなも無事よ。」
『よたった…。』