☆好きってなぁに?
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うさちゃんが家に帰ると真っ暗な部屋でエリカが膝を抱えて座っていた。
「もぅ~。電気くらいつけなさいよ~。」
『うん…。』
「今日はここで寝るの?」
『うん…。』
「何かあった…?」
『うん…。』
「もぅ~。しょうがないわね~。」
うさちゃんはそう言うとエリカの隣に座った。
『あのね…。サンジ君にヒドいこと言っちゃった…。本当はそんなこと思ってなかったのに…。サンジ君がね、私を好きって…。でも断る理由が思いつかなくて…。』
「じゃあ、断らなければいいじゃない♪」
『え!?だって…それは…。』
「エリカちゃんもサンジ君の事好きなんでしょ?」
『そういうわけじゃ…。』
「じゃあ、どうして断る理由が見つからないの?」
『それは…。』
「ね?それは好きって事よ♪」
『…そうなのかな…。わからない…。』
「じゃあ、ゆっくり考えてみなさい♪明日には出航するって言ってたから。それまでにちゃんと自分の気持ちを彼に伝えなさい。じゃないと後悔するわよ?ヒドいこと言ったまま別れてもいいの?」
『それは嫌!』
「ふふふ♪」
『ちょっと外歩いてくる…。』
「わかったわ♪」
そう言ってエリカは家を出ると再びあの丘に向かった。
そこにはサンジの姿はすでに無く、真っ暗な海だけが広がっていた。
『夜の海は真っ暗だな…。船の上から見たらどんなかな…?…海か………。きっとみんなと一緒なら楽しいだろうな…。サンジ君とも…………。』
すると後ろからカワイイ足音が近づいてきた。
『ポッケ?こんな時間にどうしたの?』
「ポッケも海を見にきたんだポ♪ここから見る海は今日が最後だポ。」
『…ポッケも海賊やるの…?』
「そうだポ♪エリカはやらないポ?」
『私は…やらない…。』
「どうしてポ?サンジと一緒は楽しいポ♪エリカもサンジと話してる時はとっても楽しそうポ♪」
『え…?私、楽しそうにしてた…?』
「とっても楽しそうだったポ♪」
『そっか…///』
確かにサンジ君と一緒にいると楽しかったかも…。
「エリカも行こうポ♪」
『私は行かない…。』
「どうしてポ?サンジのこと嫌いポ?」
『そいうわけじゃ…。』
「じゃあ好きポ?」
『…わからない…。』
「じゃあ、もっと簡単に考えるポ♪」
『簡単に?』
「サンジとは明日でバイバイだポ。エリカはサンジとバイバイ嬉しいポ?」
『嬉しくない。』
「寂しいポ?」
『うん。寂しい…。』
「じゃあ、エリカはサンジのこと嫌いじゃないってことポ♪嫌いじゃないってことは好きってことたポ、」
『好き…?』
「そうだポ♪好きはドキドキしてワクワクしてとーっても嬉しいんだポ♪」
『ドキドキ…。』
確かにドキドキはしてた…。
でもそれはサンジ君があんなこと言うからで…。
「さぁて、ポッケはそろそろお寝ん寝するポ~♪」
『え!?ちょ、ちょっと待って!』
「ふわぁ~。お眠だポ~。おやすみポ~♪」
ポッケは困ったように引き止めるエリカを尻目に帰ってしまった。
「クスクスッ…。うさちゃんの言う通りだポ♪」
それからエリカはしばらく考え続けた。
気がつくと辺りは明るくなり、海が朝日で輝いていた。
そこから朝日に照らされるサニー号が見えた。
『探検に行くって言ったのに行けなかったな。チョッパーごめんね…。ナミ達ともこれでお別れか…。サンジ君とも…。』
ふと昨日のポッケの言葉が頭をよぎる。
《エリカはサンジとバイバイ嬉しいポ?》
『…嬉しくない…。やっぱりこのままさよならなんて嫌!』
エリカは急いで丘をおりた。
サンジ君に会いたい!
伝えたい。
私の気持ち!
好きってよくわからないけどサンジ君と一緒にいたい!
エリカはポッケの家に行くと勢いよくドアを開けた。
だが、そこはもぬけの殻だった。
慌ててエリカはうさちゃんの家に行く。
《ガチャ》
「あらおかえり♪」
『サンジ君は!?』
「彼ならみんなともう船に行ったわよ♪」
『もう!?』
「海が穏やかなうちに出るんですって♪」
『!?』
エリカはそれを聞くと慌てて家を飛び出した。
「あらあら♪じゃあ、私は荷物をまとめておこうかしら。」
「もぅ~。電気くらいつけなさいよ~。」
『うん…。』
「今日はここで寝るの?」
『うん…。』
「何かあった…?」
『うん…。』
「もぅ~。しょうがないわね~。」
うさちゃんはそう言うとエリカの隣に座った。
『あのね…。サンジ君にヒドいこと言っちゃった…。本当はそんなこと思ってなかったのに…。サンジ君がね、私を好きって…。でも断る理由が思いつかなくて…。』
「じゃあ、断らなければいいじゃない♪」
『え!?だって…それは…。』
「エリカちゃんもサンジ君の事好きなんでしょ?」
『そういうわけじゃ…。』
「じゃあ、どうして断る理由が見つからないの?」
『それは…。』
「ね?それは好きって事よ♪」
『…そうなのかな…。わからない…。』
「じゃあ、ゆっくり考えてみなさい♪明日には出航するって言ってたから。それまでにちゃんと自分の気持ちを彼に伝えなさい。じゃないと後悔するわよ?ヒドいこと言ったまま別れてもいいの?」
『それは嫌!』
「ふふふ♪」
『ちょっと外歩いてくる…。』
「わかったわ♪」
そう言ってエリカは家を出ると再びあの丘に向かった。
そこにはサンジの姿はすでに無く、真っ暗な海だけが広がっていた。
『夜の海は真っ暗だな…。船の上から見たらどんなかな…?…海か………。きっとみんなと一緒なら楽しいだろうな…。サンジ君とも…………。』
すると後ろからカワイイ足音が近づいてきた。
『ポッケ?こんな時間にどうしたの?』
「ポッケも海を見にきたんだポ♪ここから見る海は今日が最後だポ。」
『…ポッケも海賊やるの…?』
「そうだポ♪エリカはやらないポ?」
『私は…やらない…。』
「どうしてポ?サンジと一緒は楽しいポ♪エリカもサンジと話してる時はとっても楽しそうポ♪」
『え…?私、楽しそうにしてた…?』
「とっても楽しそうだったポ♪」
『そっか…///』
確かにサンジ君と一緒にいると楽しかったかも…。
「エリカも行こうポ♪」
『私は行かない…。』
「どうしてポ?サンジのこと嫌いポ?」
『そいうわけじゃ…。』
「じゃあ好きポ?」
『…わからない…。』
「じゃあ、もっと簡単に考えるポ♪」
『簡単に?』
「サンジとは明日でバイバイだポ。エリカはサンジとバイバイ嬉しいポ?」
『嬉しくない。』
「寂しいポ?」
『うん。寂しい…。』
「じゃあ、エリカはサンジのこと嫌いじゃないってことポ♪嫌いじゃないってことは好きってことたポ、」
『好き…?』
「そうだポ♪好きはドキドキしてワクワクしてとーっても嬉しいんだポ♪」
『ドキドキ…。』
確かにドキドキはしてた…。
でもそれはサンジ君があんなこと言うからで…。
「さぁて、ポッケはそろそろお寝ん寝するポ~♪」
『え!?ちょ、ちょっと待って!』
「ふわぁ~。お眠だポ~。おやすみポ~♪」
ポッケは困ったように引き止めるエリカを尻目に帰ってしまった。
「クスクスッ…。うさちゃんの言う通りだポ♪」
それからエリカはしばらく考え続けた。
気がつくと辺りは明るくなり、海が朝日で輝いていた。
そこから朝日に照らされるサニー号が見えた。
『探検に行くって言ったのに行けなかったな。チョッパーごめんね…。ナミ達ともこれでお別れか…。サンジ君とも…。』
ふと昨日のポッケの言葉が頭をよぎる。
《エリカはサンジとバイバイ嬉しいポ?》
『…嬉しくない…。やっぱりこのままさよならなんて嫌!』
エリカは急いで丘をおりた。
サンジ君に会いたい!
伝えたい。
私の気持ち!
好きってよくわからないけどサンジ君と一緒にいたい!
エリカはポッケの家に行くと勢いよくドアを開けた。
だが、そこはもぬけの殻だった。
慌ててエリカはうさちゃんの家に行く。
《ガチャ》
「あらおかえり♪」
『サンジ君は!?』
「彼ならみんなともう船に行ったわよ♪」
『もう!?』
「海が穏やかなうちに出るんですって♪」
『!?』
エリカはそれを聞くと慌てて家を飛び出した。
「あらあら♪じゃあ、私は荷物をまとめておこうかしら。」