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その頃、エリカは。
海賊達を片づけてこっちに向かってくるルフィに安堵のため息を漏らした。
『みんなケガしなくてよかった…。』
エリカは安心したようにゆっくりと目を閉じた。
「エリカちゃん…?チョッパー君!エリカちゃんが!」
チョ「エリカ?聞こえるか?聞こえたら手を握るんだ!エリカ!」
そこへルフィ達が戻ってきた。
ル「終わったぞー。」
サ「エリカちゃんはどうだ?」
「それが…何度呼びかけても意識が戻らないの…。」
チョ「衰弱してる状態でかなり無理をしたんだ…。」
サ「やべぇのか…?」
チョ「大丈夫。何とかしてみせる。絶対助ける!」
「………。」
そんな緊迫した状況を少し離れた所でポッケが不安そうに見つめる。
チョ「船に薬がある。サンジ、エリカを船まで運んでくれ!俺は先に行って治療の準備をしてくる!」
そう言って走り出すチョッパー。
サ「わかった!…エリカちゃん、行くぞ。」
サンジがぐったりとしたエリカを抱き上げる。
「私も行くわ!」
抱かれるエリカの肩にうさちゃんが飛び乗った。
「エリカ…。」
走り出すサンジを後ろからポッケが見つめる。
ル「お前は行かねぇのか?」
「ポ…ポッケは行かないポ!エリカなんて知らないポ…!」
そう言ってポッケは走って行くサンジに背を向けるが何度もチラチラと振り返る。
ゾ「だーっ!めんどくせぇ!気になるなら行ってこいっ!」
「ポケーーー!」
ゾロはポッケをつかむとサンジに向かって投げた。
ゾ「グル眉!忘れもんだ!」
サ「あ?」
「ポケーーー!」
サ「おわっ!」
ポッケはなんとかサンジの頭にしがみついた。
サ「あのバカ!」
「ポ~。ビックリしたポ~。」
サンジはそのままポッケを乗せて船へと戻った。
医務室に入るとチョッパーがすでに治療の準備をして待っていた。
チョ「サンジありがとう!」
サ「おぅ。それよりエリカちゃんは…。」
チョ「危険な状態だ…。呼吸も弱いし…。」
「ポ……。エリカ…。」
心配そうにするポッケのすぐそばでチョッパーは慌ただしく治療を始める。
「邪魔になっては悪いわ。一度出ましょう…。」
うさちゃんはポッケを連れて医務室を出た。
「………。」
ポッケは落ち着かない様子で甲板に出た。
「ポッケ君……。きっと大丈夫よ…。」
「どうしてそんな事が言えるポ…?エリカが大丈夫なんて…あんな姿のエリカを見たら大丈夫だなんて思えないポ…!」
「ポッケ君…。」
サ「落ち着けって。」
サンジはそう言って2人をダイニングへと案内した。
2人にお茶を出すとサンジは向かい側に座った。
サ「これ飲んで少し落ち着け。」
「ありがとう。」
「ありがとポ…。」
そう言ってお茶を飲むポッケだが落ち着くどころかポロポロと涙を流す。
「ポッケ君…?」
「ポッケのせいだポ…。ポッケがエリカとケンカしたから…。だからエリカはもうポッケには会いたくないんだポ…。」
「そんな事ない!エリカちゃんはポッケ君の事をとても心配してたわ。みんなにもポッケ君を助けてってお願いして…。」
「ポ…?エリカが…?」
「そうよ。」
「でも…ポッケ…エリカに大っ嫌いって言っちゃったポ…。エリカもポッケのこと大っ嫌いかもしれないポ…。」
サ「それはねぇな。」
「ポ…?」
サ「大っ嫌いなヤツの事なんて心配しねぇだろ?」
「そうよ♪それにあのエリカちゃんがこの島に住んでる誰かの事を嫌いになると思う?」
「…思わないポ…。エリカはいつもみんなのためにって色んな事をしてくれるポ…。ポッケはそんな風にみんなの事を大切にしてくれるエリカが大好きポ…。」
サ「それを伝えてやれよ。お前と一緒でエリカちゃんも不安がってるかもしれねぇぜ?」
「そうね♪ポッケ君に初めて大っ嫌いなんて言われちゃったんだもの。」
「ポ…。」
サ「気持ちは言葉にしなきゃ伝わらねぇぜ?」
「…っ!ポッケエリカに言ってくるポ!ちゃんと…っ…ちゃんとごめんなさいもするポ…っ!」
ポッケはゴシゴシと涙を拭うとダイニングを飛び出して行った。
海賊達を片づけてこっちに向かってくるルフィに安堵のため息を漏らした。
『みんなケガしなくてよかった…。』
エリカは安心したようにゆっくりと目を閉じた。
「エリカちゃん…?チョッパー君!エリカちゃんが!」
チョ「エリカ?聞こえるか?聞こえたら手を握るんだ!エリカ!」
そこへルフィ達が戻ってきた。
ル「終わったぞー。」
サ「エリカちゃんはどうだ?」
「それが…何度呼びかけても意識が戻らないの…。」
チョ「衰弱してる状態でかなり無理をしたんだ…。」
サ「やべぇのか…?」
チョ「大丈夫。何とかしてみせる。絶対助ける!」
「………。」
そんな緊迫した状況を少し離れた所でポッケが不安そうに見つめる。
チョ「船に薬がある。サンジ、エリカを船まで運んでくれ!俺は先に行って治療の準備をしてくる!」
そう言って走り出すチョッパー。
サ「わかった!…エリカちゃん、行くぞ。」
サンジがぐったりとしたエリカを抱き上げる。
「私も行くわ!」
抱かれるエリカの肩にうさちゃんが飛び乗った。
「エリカ…。」
走り出すサンジを後ろからポッケが見つめる。
ル「お前は行かねぇのか?」
「ポ…ポッケは行かないポ!エリカなんて知らないポ…!」
そう言ってポッケは走って行くサンジに背を向けるが何度もチラチラと振り返る。
ゾ「だーっ!めんどくせぇ!気になるなら行ってこいっ!」
「ポケーーー!」
ゾロはポッケをつかむとサンジに向かって投げた。
ゾ「グル眉!忘れもんだ!」
サ「あ?」
「ポケーーー!」
サ「おわっ!」
ポッケはなんとかサンジの頭にしがみついた。
サ「あのバカ!」
「ポ~。ビックリしたポ~。」
サンジはそのままポッケを乗せて船へと戻った。
医務室に入るとチョッパーがすでに治療の準備をして待っていた。
チョ「サンジありがとう!」
サ「おぅ。それよりエリカちゃんは…。」
チョ「危険な状態だ…。呼吸も弱いし…。」
「ポ……。エリカ…。」
心配そうにするポッケのすぐそばでチョッパーは慌ただしく治療を始める。
「邪魔になっては悪いわ。一度出ましょう…。」
うさちゃんはポッケを連れて医務室を出た。
「………。」
ポッケは落ち着かない様子で甲板に出た。
「ポッケ君……。きっと大丈夫よ…。」
「どうしてそんな事が言えるポ…?エリカが大丈夫なんて…あんな姿のエリカを見たら大丈夫だなんて思えないポ…!」
「ポッケ君…。」
サ「落ち着けって。」
サンジはそう言って2人をダイニングへと案内した。
2人にお茶を出すとサンジは向かい側に座った。
サ「これ飲んで少し落ち着け。」
「ありがとう。」
「ありがとポ…。」
そう言ってお茶を飲むポッケだが落ち着くどころかポロポロと涙を流す。
「ポッケ君…?」
「ポッケのせいだポ…。ポッケがエリカとケンカしたから…。だからエリカはもうポッケには会いたくないんだポ…。」
「そんな事ない!エリカちゃんはポッケ君の事をとても心配してたわ。みんなにもポッケ君を助けてってお願いして…。」
「ポ…?エリカが…?」
「そうよ。」
「でも…ポッケ…エリカに大っ嫌いって言っちゃったポ…。エリカもポッケのこと大っ嫌いかもしれないポ…。」
サ「それはねぇな。」
「ポ…?」
サ「大っ嫌いなヤツの事なんて心配しねぇだろ?」
「そうよ♪それにあのエリカちゃんがこの島に住んでる誰かの事を嫌いになると思う?」
「…思わないポ…。エリカはいつもみんなのためにって色んな事をしてくれるポ…。ポッケはそんな風にみんなの事を大切にしてくれるエリカが大好きポ…。」
サ「それを伝えてやれよ。お前と一緒でエリカちゃんも不安がってるかもしれねぇぜ?」
「そうね♪ポッケ君に初めて大っ嫌いなんて言われちゃったんだもの。」
「ポ…。」
サ「気持ちは言葉にしなきゃ伝わらねぇぜ?」
「…っ!ポッケエリカに言ってくるポ!ちゃんと…っ…ちゃんとごめんなさいもするポ…っ!」
ポッケはゴシゴシと涙を拭うとダイニングを飛び出して行った。