ｻ「あれ？ここってエリカちゃんの家じゃねぇのか？」



「えぇ♪この島にはエリカちゃんの家はないの。」



ｻ「何でだ？」



「エリカちゃんは寂しがりやさんだから1人で寝れないの。だから家を作らずにいつも誰かの家に寝泊まりするの。だからみんなの家には必ずエリカちゃんが一緒に寝れるサイズのベットがあるのよ♪」



ｻ「そうか、それで俺らもぬいぐるみ達の家に泊まれるのか。」



『う、うさちゃん…///』



「なぁに？」



『寂しがりやって…///』



「あら？ホントのことでしょ？ふふふ♪」



『イジワル…///』



「ふふふ♪」



『うさちゃんのせいで熱上がった…。』



エリカは口を尖らせてそう言う。



「まぁまぁ♪」



ﾁｮ「エリカー？」



「あ、チョッパー君が来たみたいね♪」



ﾁｮ「調子どうだ？そろそろ薬が切れてるから痛いだろ？」



『うん…。ちょっと…。』



ﾁｮ「他に痛い所あるか？」



『頭痛い…。』



ﾁｮ「まだ熱があるからな。今夜を乗り越えたらちょっと楽になるから頑張ろうな♪」



『うん…。』



ﾁｮ「薬はこれな。あと、動くの楽になるように注射も打っておこうな。」



『！？ちゅ…注射…？』



「ふふふ♪エリカちゃんってばまだ注射怖いの？」



『べ、別に怖くないもん…。大丈夫だし…。』



「ホント？」



そんな会話している中チョッパーがエリカの腕を取る。



『あ！ま、待って…まだ心の準備が…。』



ﾁｮ「怖いのか？」



『こ、怖いわけじゃないけど…。』



ｻ「エリカちゃんバレバレ(笑)」



『うぅ～。ちょっとだけ怖い…。』



「はいはい♪」



うさちゃんがエリカの目を手で覆った。



「チョッパー君やっちゃって☆」



『え！？わ、わー！』



ﾁｮ「よし、行くゾ。」



『痛っ……くない…？』



ﾁｮ「終わったゾ♪」



ｻ「チョッパーはうまいだろ？」



『うん。すごい。』



ﾁｮ「褒められても嬉しくねぇーぞコノヤロが～☆」



「さぁ、お薬も飲んで早く休みましょ？」



うさちゃんの言葉を聞いてサンジが再びエリカを起こす。



『ありがと。』



ﾁｮ「薬はこれな。」



『うん。』



エリカはチョッパーから受け取った薬を飲む。



薬を飲み終えるとサンジが再びエリカを寝かせる。



『うさちゃんも…。』



「はいはい♪」



うさちゃんはエリカの隣に寝る。



「よしよし。大丈夫よ。絶対1人になんてしないから。」



そう言って優しくエリカの頬を撫でる。



しばらくすると薬の効果でエリカはゆっくりと眠りについた。