☆その輪の中へ。
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その日の夕食の時間。
ダイニングにチョッパーがやってきてマキのいない夕食が始まった。
ナ「マキはどう?」
チョ「大丈夫そうだ!今朝まで熱が40°Cあったけど今は38°Cまで下がってる♪」
ロ「よかったわ♪」
チョッパーのその言葉にクルー達も安心したようだ。
サンジも嬉しそうにマキ用の料理をトレーに乗せて医務室へと向かった。
ノックをするとマキの返事が返ってきた。
サ「起きてたのかい?」
『うん。お腹すいちゃった(笑)』
サ「食欲戻って来たみたいで安心したよ♪」
『栄養と愛情たっぷりのご飯のおかげかな♪…誰かにこんなに思いのこもったご飯を作ってもらったり、みんなが病気の私を気づかってくれたり…。私って幸せ者だなって思う。…だからね、今は過去の出来事に感謝してるの。こういう幸せをとても大切に感じる事ができるんだもん。…きっと耐え続けたあの時間は無駄じゃなかった。だってこうしてサンジ君やみんなに出会えたんだもん♪』
そう言って笑うマキの笑顔は作った物でもなく、誰かに気を使った物でもなく、心からの物だった。
それを見たサンジは安心した。
『サンジ君?どうしたの?』
サ「いや。いい顔するようになったなって♪」
『え…///』
サ「初めて会った時のマキちゃんはどこか壁を作ってて踏み込んで来るなって顔してた。」
『巻き込みたくなかったの。私、女だし、あんまり力は強くないから…。もし、その人と仲良くしてるのがバレてその人が私と同じ目に会った時、その人を守りきれる自信がなかったの。』
サ「そっか。」
『だからね、チョッパーが私のケガに気づいた時すごく焦ったの…。でもね、チョッパーが言ってくれた。そんな家に帰らなくていいって…。私、すごいなって思った。簡単にそんな事言うんだもん。この船にはチョッパー以外の人も乗ってるのにチョッパーは独断で私にそう言ったの。信頼してるんだなって思った。ちょっぴり羨ましかった。私もいつかこの信頼の輪の中に入ってみたいって思った。だから色んな事をしたの。洗濯したり、掃除したり、サンジ君の料理手伝ったり。でもそうじゃないってサンジ君が教えてくれた。だから治ったらみんなにも私の事を全部話そうと思う。それを知ってもらった上でこれからの私を見てほしい。』
サ「そっか♪でも無理はするなよ?辛いだろう?」
『うん…。でも大丈夫。みんなならきっと受け止めてくれるって思うの♪』
マキはそう言って枕元に置いてあったルフィの麦わら帽子をかぶった。
サ「そうだな♪」
ダイニングにチョッパーがやってきてマキのいない夕食が始まった。
ナ「マキはどう?」
チョ「大丈夫そうだ!今朝まで熱が40°Cあったけど今は38°Cまで下がってる♪」
ロ「よかったわ♪」
チョッパーのその言葉にクルー達も安心したようだ。
サンジも嬉しそうにマキ用の料理をトレーに乗せて医務室へと向かった。
ノックをするとマキの返事が返ってきた。
サ「起きてたのかい?」
『うん。お腹すいちゃった(笑)』
サ「食欲戻って来たみたいで安心したよ♪」
『栄養と愛情たっぷりのご飯のおかげかな♪…誰かにこんなに思いのこもったご飯を作ってもらったり、みんなが病気の私を気づかってくれたり…。私って幸せ者だなって思う。…だからね、今は過去の出来事に感謝してるの。こういう幸せをとても大切に感じる事ができるんだもん。…きっと耐え続けたあの時間は無駄じゃなかった。だってこうしてサンジ君やみんなに出会えたんだもん♪』
そう言って笑うマキの笑顔は作った物でもなく、誰かに気を使った物でもなく、心からの物だった。
それを見たサンジは安心した。
『サンジ君?どうしたの?』
サ「いや。いい顔するようになったなって♪」
『え…///』
サ「初めて会った時のマキちゃんはどこか壁を作ってて踏み込んで来るなって顔してた。」
『巻き込みたくなかったの。私、女だし、あんまり力は強くないから…。もし、その人と仲良くしてるのがバレてその人が私と同じ目に会った時、その人を守りきれる自信がなかったの。』
サ「そっか。」
『だからね、チョッパーが私のケガに気づいた時すごく焦ったの…。でもね、チョッパーが言ってくれた。そんな家に帰らなくていいって…。私、すごいなって思った。簡単にそんな事言うんだもん。この船にはチョッパー以外の人も乗ってるのにチョッパーは独断で私にそう言ったの。信頼してるんだなって思った。ちょっぴり羨ましかった。私もいつかこの信頼の輪の中に入ってみたいって思った。だから色んな事をしたの。洗濯したり、掃除したり、サンジ君の料理手伝ったり。でもそうじゃないってサンジ君が教えてくれた。だから治ったらみんなにも私の事を全部話そうと思う。それを知ってもらった上でこれからの私を見てほしい。』
サ「そっか♪でも無理はするなよ?辛いだろう?」
『うん…。でも大丈夫。みんなならきっと受け止めてくれるって思うの♪』
マキはそう言って枕元に置いてあったルフィの麦わら帽子をかぶった。
サ「そうだな♪」