☆その輪の中へ。
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その日の夜の事だった。
チョッパーが氷を取りに行ったりと、医務室を出るたびに目を盗んで誰かがこっそり入って来た。
クルー達全員が入れ替わり立ち代りこっそりと。
チョッパーがお風呂に入ったのを見計らって入って来たのはサンジだった。
『…今度はサンジ君だ…。』
サ「起きてたのか。」
『うん…。みんな面白い…。』
サ「え?」
『チョッパーに見つからないようにコソコソ入って来るの…。』
サ「みんなって他のヤツらもか。」
『うん…。みんな優しいね…。あ…。ちなみにサンジ君が最後だったよ…。』
サ「片付けしてたら遅くなっちまった。」
『待てなくて寝ちゃう所だった。』
サ「え……?」
『なんてね…(笑)…でもサンジ君が来るの待ってたのホントだよ…。』
サ「待ってたって…。」
『私知ってるよ…。サンジ君が好きな人。』
サ「え!?」
『サンジ君はね…その子を見る時は絶対にメロリンしないの。いつも優しい笑顔なの。…その子に“そんな関係じゃない”って言われて落ち込んじゃったりするの。』
サ「マキちゃん…それって…。」
『ねぇ…その子が本当はサンジ君との恋を望んでたらどう思う…?』
サ「すげぇ嬉しいよ!」
『大切にしてくれる…?』
サ「もちろんだ!」
『じゃあ…その子の心が壊れかけていたら…?その子が傷だらけのお人形だったら…?』
サ「それも全部含めて俺が優しく抱きしめてやる。」
サンジはそう言ってマキをギュッと抱きしめた。
『嬉しい…。』
サ「傷だらけなんかじゃないし、マキちゃんはお人形でもないさ。立派なレディだ。」
『ふふ…♪王子様みたい…。』
サ「いつでもキミの王子様になるよ♪」
『じゃぁ、私だけの王子様でいて。』
サ「喜んで♪大胆なお姫様だな。」
『えへへ…♪あ…。チョッパーが戻ってくる前にキッチン戻ってないと怪しまれちゃうよ?』
サ「おっと!…でもプリンセスが寂しそうだから寝るまでここにいるさ♪」
『ありがと…♪ねぇ、王子様…。私のワガママを一つ聞いてくれますか…?』
サ「なんなりと♪」
『もう1回ギュってして…///』
サ「お安いご用意♪」
サンジはマキをそっと包む。
マキの体の熱がサンジに伝わる。
マキはサンジの腕の中で安心したように目を閉じた。
サ「かなり熱高ぇんだな…。辛そうだ…。」
サンジはマキの頬にそっとキスをした。
サ「こんな事くらいしかできねぇけど。早くよくなるおまじない。なんてな。」
サンジはチョッパーに見つかる前に医務室を出た。
それからすぐにチョッパーが医務室に戻ってきた。
戻ってくるなりチョッパーはクスクスと笑った。
チョ「みんなの匂いがする♪みんな約束破ったな?特にサンジだな。」
そう言いながらもみんながマキを気にかけている事に少し嬉しそうだった。
チョッパーが氷を取りに行ったりと、医務室を出るたびに目を盗んで誰かがこっそり入って来た。
クルー達全員が入れ替わり立ち代りこっそりと。
チョッパーがお風呂に入ったのを見計らって入って来たのはサンジだった。
『…今度はサンジ君だ…。』
サ「起きてたのか。」
『うん…。みんな面白い…。』
サ「え?」
『チョッパーに見つからないようにコソコソ入って来るの…。』
サ「みんなって他のヤツらもか。」
『うん…。みんな優しいね…。あ…。ちなみにサンジ君が最後だったよ…。』
サ「片付けしてたら遅くなっちまった。」
『待てなくて寝ちゃう所だった。』
サ「え……?」
『なんてね…(笑)…でもサンジ君が来るの待ってたのホントだよ…。』
サ「待ってたって…。」
『私知ってるよ…。サンジ君が好きな人。』
サ「え!?」
『サンジ君はね…その子を見る時は絶対にメロリンしないの。いつも優しい笑顔なの。…その子に“そんな関係じゃない”って言われて落ち込んじゃったりするの。』
サ「マキちゃん…それって…。」
『ねぇ…その子が本当はサンジ君との恋を望んでたらどう思う…?』
サ「すげぇ嬉しいよ!」
『大切にしてくれる…?』
サ「もちろんだ!」
『じゃあ…その子の心が壊れかけていたら…?その子が傷だらけのお人形だったら…?』
サ「それも全部含めて俺が優しく抱きしめてやる。」
サンジはそう言ってマキをギュッと抱きしめた。
『嬉しい…。』
サ「傷だらけなんかじゃないし、マキちゃんはお人形でもないさ。立派なレディだ。」
『ふふ…♪王子様みたい…。』
サ「いつでもキミの王子様になるよ♪」
『じゃぁ、私だけの王子様でいて。』
サ「喜んで♪大胆なお姫様だな。」
『えへへ…♪あ…。チョッパーが戻ってくる前にキッチン戻ってないと怪しまれちゃうよ?』
サ「おっと!…でもプリンセスが寂しそうだから寝るまでここにいるさ♪」
『ありがと…♪ねぇ、王子様…。私のワガママを一つ聞いてくれますか…?』
サ「なんなりと♪」
『もう1回ギュってして…///』
サ「お安いご用意♪」
サンジはマキをそっと包む。
マキの体の熱がサンジに伝わる。
マキはサンジの腕の中で安心したように目を閉じた。
サ「かなり熱高ぇんだな…。辛そうだ…。」
サンジはマキの頬にそっとキスをした。
サ「こんな事くらいしかできねぇけど。早くよくなるおまじない。なんてな。」
サンジはチョッパーに見つかる前に医務室を出た。
それからすぐにチョッパーが医務室に戻ってきた。
戻ってくるなりチョッパーはクスクスと笑った。
チョ「みんなの匂いがする♪みんな約束破ったな?特にサンジだな。」
そう言いながらもみんながマキを気にかけている事に少し嬉しそうだった。