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宴はいつものように大盛り上がり。
クルー達の笑い声にナナミの声が重なる。
宴が終わり、サンジを除く男のクルー達は甲板で雑魚寝。
ナミとロビンは部屋へと戻った。
サンジが片付けを終えて甲板に出ると
クルー達と一緒にナナミも眠っていた。
サ「おいおい…。無防備すぎるだろ…。」
そう呟きながらサンジはナナミを医務室のベットに寝かせた。
サンジが甲板に戻るとナナミの杖が目に入った。
サンジは杖を拾うとキッチンの壁に立てかけた。
翌朝。
朝食の準備を終え、クルー達が起き始めた頃。
甲板で煙草を吸っていると
ゴンという鈍い音とチョッパーの声が聞こえた。
チョ「ナナミ!どうしたッ!?」
その声にサンジは慌てて医務室へ走った。
サ「どうした!?」
そこには慌てるチョッパーとポタポタと少量の血を流し、しゃがみこむナナミの姿があった。
サ「ナナミちゃん!?いったい何が!」
『サンジ君!私の杖知らない!?どこにもないの!』
ナナミは酷く慌てた様子でサンジに言った。
サ「杖ならキッチンにあるよ。昨日、甲板に置いたままだったから。」
『よかった…。』
チョ「よし、治療の準備ができた。」
チョッパーはナナミの血を拭き取る。
チョ「ちょっとおでこ切っただけだな。よかった♪」
チョッパーは消毒をしてナナミの額に絆創膏を貼った。
チョ「これでよし!」
サ「もしかして杖を探しててぶつけたのか?」
『うん。部屋の広さがわからなくて。』
チョ「そういう時は誰か呼んでいいんだゾ?」
『うん。ありがと♪』
サ「ごめんな。杖を近くに置いておけばよかったな。」
『私も心配かけてごめんね。杖が無いって気づいたら焦っちゃって。あの杖とっても大切なんだ。』
サ「そうだな。杖がないと困るよな。」
『それもそうだけど。そうじゃないの。』
チョ「どういうことだ?」
『サンジ君。杖のあるところまで連れて行ってくれる?』
サ「おう♪」
サンがナナミを抱き上げるとチョッパーも後をついて行く。
サンジはナナミをキッチンのソファーに降ろした。
サ「はい、杖♪」
『ありがとう♪』
ナナミは大事そうに杖を受け取った。
『これはね、世界にたった1つしかない私の宝物なの♪』
サ「たった1つって?」
チョ「高いのか?」
『そうじゃなくて。これはね、お父さんが知り合いの職人さんに教わって私のために手作りしてくれた杖なの♪』
サ「なるほどな♪」
チョ「すげぇ~!」
そんな話をしているとクルー達がキッチンに集まった。
ナ「朝から何の話?」
『私の杖はお父さんが作ってくれたって話♪』
ナ「へぇ~♪そういえば昨日はどこで寝たの?」
『甲板で寝ちゃって、医務室に運んでもらっちゃったみたい。運んでくれたのサンジ君だよね?ありがとう♪』
サ「おう!でも何で俺だってわかった?」
『なんとなく、そういう事してくれるのはサンジ君かな~って♪』
サ「はは♪」
ロ「あら?あなた、その絆創膏どうしたのかしら?」
『あ。これはさっき、医務室の壁にぶつけちゃって。』
ウ「気をつけろよ?」
『うん。ありがと♪』
サ「さて、飯にするか♪」
サンジの一声で騒がしい朝食が始まった。
クルー達の笑い声にナナミの声が重なる。
宴が終わり、サンジを除く男のクルー達は甲板で雑魚寝。
ナミとロビンは部屋へと戻った。
サンジが片付けを終えて甲板に出ると
クルー達と一緒にナナミも眠っていた。
サ「おいおい…。無防備すぎるだろ…。」
そう呟きながらサンジはナナミを医務室のベットに寝かせた。
サンジが甲板に戻るとナナミの杖が目に入った。
サンジは杖を拾うとキッチンの壁に立てかけた。
翌朝。
朝食の準備を終え、クルー達が起き始めた頃。
甲板で煙草を吸っていると
ゴンという鈍い音とチョッパーの声が聞こえた。
チョ「ナナミ!どうしたッ!?」
その声にサンジは慌てて医務室へ走った。
サ「どうした!?」
そこには慌てるチョッパーとポタポタと少量の血を流し、しゃがみこむナナミの姿があった。
サ「ナナミちゃん!?いったい何が!」
『サンジ君!私の杖知らない!?どこにもないの!』
ナナミは酷く慌てた様子でサンジに言った。
サ「杖ならキッチンにあるよ。昨日、甲板に置いたままだったから。」
『よかった…。』
チョ「よし、治療の準備ができた。」
チョッパーはナナミの血を拭き取る。
チョ「ちょっとおでこ切っただけだな。よかった♪」
チョッパーは消毒をしてナナミの額に絆創膏を貼った。
チョ「これでよし!」
サ「もしかして杖を探しててぶつけたのか?」
『うん。部屋の広さがわからなくて。』
チョ「そういう時は誰か呼んでいいんだゾ?」
『うん。ありがと♪』
サ「ごめんな。杖を近くに置いておけばよかったな。」
『私も心配かけてごめんね。杖が無いって気づいたら焦っちゃって。あの杖とっても大切なんだ。』
サ「そうだな。杖がないと困るよな。」
『それもそうだけど。そうじゃないの。』
チョ「どういうことだ?」
『サンジ君。杖のあるところまで連れて行ってくれる?』
サ「おう♪」
サンがナナミを抱き上げるとチョッパーも後をついて行く。
サンジはナナミをキッチンのソファーに降ろした。
サ「はい、杖♪」
『ありがとう♪』
ナナミは大事そうに杖を受け取った。
『これはね、世界にたった1つしかない私の宝物なの♪』
サ「たった1つって?」
チョ「高いのか?」
『そうじゃなくて。これはね、お父さんが知り合いの職人さんに教わって私のために手作りしてくれた杖なの♪』
サ「なるほどな♪」
チョ「すげぇ~!」
そんな話をしているとクルー達がキッチンに集まった。
ナ「朝から何の話?」
『私の杖はお父さんが作ってくれたって話♪』
ナ「へぇ~♪そういえば昨日はどこで寝たの?」
『甲板で寝ちゃって、医務室に運んでもらっちゃったみたい。運んでくれたのサンジ君だよね?ありがとう♪』
サ「おう!でも何で俺だってわかった?」
『なんとなく、そういう事してくれるのはサンジ君かな~って♪』
サ「はは♪」
ロ「あら?あなた、その絆創膏どうしたのかしら?」
『あ。これはさっき、医務室の壁にぶつけちゃって。』
ウ「気をつけろよ?」
『うん。ありがと♪』
サ「さて、飯にするか♪」
サンジの一声で騒がしい朝食が始まった。