クルー達が準備をしている間、
ナナミはチョッパーと医務室にいた。




ﾁｮ｢じゃあ、軽く診察するゾ♪｣




『うん。』





チョッパーはナナミの目にライトを向けた。




ﾁｮ｢ナナミは光とかはわかるのか？｣




『ううん。光もわからない。真っ暗なの…。』




ﾁｮ｢そっか。じゃあ次な！｣




そう言ってチョッパーは診察を続けた。




宴の準備ができるとサンジが2人を医務室に呼びに行く。




ｻ「2人とも準備できたぞー。」




ﾁｮ「おぅ！」




ｻ「ナナミちゃんの目はどうだった？」




ﾁｮ「このまま問題なく手術できるゾ！」




『そ、その……。その手術で治る確率は……？』




ﾁｮ「大丈夫だ！ちゃんと治せるゾ！」




『ほ、ほんとに…？』



そう言うナナミの体は小刻みに震えていた。




ｻ「心配しなくても大丈夫だ。チョッパーが大丈夫って言ったら大丈夫なんだ。チョッパーはすげぇからな。」




ﾁｮ「誉められても嬉しくねーぞコノヤロ～。」




『サンジ君はチョッパーのこと信頼してるんだね♪』




ﾁｮ「あ！でもこの島にナナミの信頼してる医者がいるなら俺じゃない方がいいよな？」




『うぅん。チョッパーにお願いする。だってサンジ君が信頼してるから♪』




ｻ「ははは！まぁ、間違いねぇけどな♪」



そう言うサンジにナナミは笑顔を返した。




『チョッパー。お願いします。』




ﾁｮ「任せとけ☆」




ｻ「よし。じゃぁ、飯にするか！」




ﾁｮ「宴だぁーーー！」



『宴？』




ｻ「ナナミちゃんの歓迎会だ♪」




『嬉しい！ありがとう♪』




ﾁｮ「海賊の宴は楽しいゾ～♪」




『楽しみ♪』




ﾁｮ「行こう！ナナミ！」



チョッパーはナナミの手を取ると嬉しそうに医務室を出た。