翌日。



ナナミは約束通りサニー号に遊びに来た。



ﾁｮ「待ってたゾ♪今日は探検に行こう！」



『探検？』



ﾁｮ「そう！島の探検！ナナミ、色んな物見たいだろ？」



『うん！』



ナナミの目がキラキラと輝いた。



ｻ「じゃ、お弁当がないとな♪」



そう言ってサンジはナナミにお弁当の入った包みを渡す。



『うわぁ～！ありがとう♪』



ﾙ「よし！弁当食ったら探検出発だ～！」




ｳ「今食うのかよっ（ビシッ！）」



『あはははっ！』



ﾁｮ「じゃ、行くか！」



『うん♪』



そうしてチョッパー、ウソップ、ルフィと共に探検へと出発した。



ナナミ達が探検に行ってしばらくした頃、
サニー号のキッチンではナミとロビンが紅茶を飲んでいた。




ﾅ「ナナミの事、心配？」



ナミがイタズラに聞く。



ｻ「まぁ、見えるようになったとは言えまだ慣れてないですからね。」



ﾅ「そうじゃなくて。」



ｻ「え？」



ﾛ「もうすぐログがたまるからあの子を置いて行くかって事よ。」



ｻ「そうですね…。でもそれはナナミちゃんが決める事だと思ってます。いくらナナミちゃんを好きだからって俺が無理に誘うのもあまりよくないかと…。それにナナミちゃんはこの島が好きって言ってましたし。」



ﾅ「好きなんだ(笑)」



ｻ「そう言ってました。まぁ、父親のお墓もありますし…。」



そう言うサンジにナミとロビンがクスクスと笑った。



ﾅ「サンジ君鈍すぎ(笑)自分で今、何言ったかわかってる？」



ｻ「え？」



サンジは会話の流れを思い出す。



ｻ「…あ…///い、今のはなんて言うかその…えっと…。」



動揺するサンジにまたも2人が笑う。





そんな事をしているうちに夕方になった。



空が夕焼けに染まる頃、ナナミ達が帰ってきた。



『ただいま～♪』



ｻ「おかえり♪てっきりそのまま家に帰るかと思ってたよ。」



『えへへ～♪今日はお泊りする！さっき家に寄って荷物持ってきた♪』




ｻ「そうか♪じゃ、夕飯はナナミちゃんの好きなメニューにするか！」



『わぁい♪』