大海原を進むサニー号はとある島に停泊した。




ﾅ｢今回はかなり長くいる予定だから好きに過ごして良し！ただし、集合日時を忘れないこと。以上、解散！」




ｳ｢長いってどれくらいいるんだ？｣




ﾅ｢１か月よ。｣




ﾁｮ｢そんなにか！？」




ﾅ｢ログが貯まるまで結構かかるのよ。｣




ﾛ｢まぁ、ここは田舎で自然も多いみたいだし、たまには海軍の目を気にせずゆっくりするのも良いんじゃないかしら？｣




ﾁｮ｢そうだな♪｣




ﾙ｢チョッパー！ウソップ！探検しにいこうぜ☆｣




ﾁｮ｢おう！」




ｳ｢しかたねぇ、このキャプテン・ウソップ様がついていってやろう！」




ﾙ｢よぉし、出発だー！」




ﾅ｢めんどうだけは起こさないでよーー！…って聞いてないし…。はぁ…。｣




ﾛ｢ふふふ♪｣




ﾅ｢せっかくだから私達も降りてみる？｣




ﾛ｢そうね♪｣




ﾌﾞ｢私も少し散歩でもしてきましょうかね♪｣




鼻歌混じりにブルックが降りると船にはサンジ、ゾロ、フランキーが残った。





一方、島のあちこちを見て探検を楽しんでいる、ルフィ、ウソップ、チョッパーは農作業をする村人に出会った。




「あんたらここらじゃ見ない顔だね。」




ﾙ｢おう！俺ら海賊だからな☆｣




ｳ｢ぅおい！いきなりバラすやつがあるか！」




「ははははは！海賊か♪」




ﾁｮ｢怖くないのか？｣




「あぁ♪悪いヤツには見えんからね♪」




ｳ｢見た目で決めんのかよ！（ビシッ）｣




「この島に来る時点で悪いヤツじゃないさ♪」




ﾁｮ｢何でだ？｣




「こんな田舎の島なんて来ても何もないし、金もないから取るもんもないからな！ふははははは♪」




ｳ｢なるほどな！…ってそれはそれで問題だろ！（ビシッ）｣




「島のみんなが楽しく暮らせればそれでいいんだ。だから金も必要最低限あればいいのさ。」




ﾁｮ「なるほどな。」




ﾙ｢オッサン面白れぇな♪｣




「そうかい？そりゃよかった♪それじゃ、褒めてくれたお礼に兄ちゃん達にウチの畑の野菜をあげるよ♪」




ﾁｮ｢いいのか？｣




「あぁ♪好きなだけ持って行きな
♪」




ｳ「サンキューおっさん！」




ﾁｮ「持って帰ってサンジに料理してもらおぅ！」




ﾙ「サンジのメシはうめぇからな～♪この野菜使ったらもっとうまくなりそうだ☆」




ﾁｮ「俺、夕飯楽しみになってきたゾ♪」




「うまい料理人でもいるのかい？」




ﾙ「おぅ！サンジのメシは世界一うめぇんだ☆」




「そりゃ、羨ましいの～♪」




ﾙ「よし！おっさんにも食わしてやる！明日持ってくる！」




「それじゃあ楽しみに待っているよ♪」




ルフィ達は村人と別れると両手いっぱいに野菜を抱えて船へと帰った。