☆歌い続ける。あなたの隣で…。
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サ「そんなこと言うなよ!俺はキミの歌が好きなんだ!」
『ありがとう♪』
女の子はニコりと笑った。
サ「やっと笑ったな♪」
『え?』
サ「そういえばまだ名前聞いてなかったな。俺はサンジだ。」
『私はヒカリ♪』
サ「よろしく♪」
『よろしく♪』
サ「ヒカリちゃんはこの島に住んでるのか?」
『うん。サンジ君は?』
サ「俺は海の上でコックの見習いやってるんだ。」
『へぇ~♪』
サ「なぁヒカリちゃん。さっきの歌、もう一回歌ってくれねぇか?」
『え…?』
サ「俺、聞きたいんだ。」
『でも…人前で歌うなんて…。さっきは誰もいないと思ってたから…。』
サ「やっぱダメか…。」
サンジは少し悲しい顔をした。
『あ、あの…。ちょっと…だけなら…。』
サ「ほんとか!?」
『うん///』
サ「ありがと!」
ヒカリは大きく息を吸うと歌いだした。
『~~~♪』
サ「すげぇ…!すげぇよ!」
『そんなに…?』
サ「あぁ!ヒカリちゃんの歌を聞いてると何だか心の底から元気が湧いてくるんだ!」
『元気?』
サ「あぁ!これで明日からも頑張れる!」
『そっか…。サンジ君は自分のお店に戻っちゃうんだよね…。』
サ「大丈夫!また会えるさ!」
『どうやって…?』
サ「ヒカリちゃんがずっと歌い続けてくれればいい!そしていつか歌手になるんだ!」
『私が歌手に!?む、無理だよ。私なんかが歌手なんて…。』
サ「できるさ!今、俺の前で歌えたじゃねぇか♪きっとヒカリちゃんなら大勢の前でだって歌えるさ!」
『できるかな…。』
サ「あぁ!それで俺はいつか夢を叶えるために海に出る。その時に歌を頼りにヒカリちゃんを必ず見つける。それで一緒に海に出よう!」
『夢…。私、やってみる。歌手になる!』
サ「その意気だ!」
『サンジ君の夢ってなに?』
サ「俺はいつかオールブルーを見たいんだ。」
『オールブルー?』
サ「世界中の魚が集まる奇跡の海だ。」
『素敵♪』
サ「だろ?ヒカリちゃんの夢は?」
『う~ん…。そんなの考えたことなかった。…でも今、見つけたかも。』
サ「どんな夢?」
『私の歌で世界中の人を元気にしたい!』
サ「いい夢だな♪」
『私、サンジ君にまた見つけてもらえるように精一杯歌う!だからちゃんと見つけてね♪』
サ「あぁ!約束する!」
『うん!約束♪』
そう言って俺達は別れた。
あれから10年。
俺は今でもヒカリちゃんのあの日の笑顔と歌をハッキリと覚えてる。
『ありがとう♪』
女の子はニコりと笑った。
サ「やっと笑ったな♪」
『え?』
サ「そういえばまだ名前聞いてなかったな。俺はサンジだ。」
『私はヒカリ♪』
サ「よろしく♪」
『よろしく♪』
サ「ヒカリちゃんはこの島に住んでるのか?」
『うん。サンジ君は?』
サ「俺は海の上でコックの見習いやってるんだ。」
『へぇ~♪』
サ「なぁヒカリちゃん。さっきの歌、もう一回歌ってくれねぇか?」
『え…?』
サ「俺、聞きたいんだ。」
『でも…人前で歌うなんて…。さっきは誰もいないと思ってたから…。』
サ「やっぱダメか…。」
サンジは少し悲しい顔をした。
『あ、あの…。ちょっと…だけなら…。』
サ「ほんとか!?」
『うん///』
サ「ありがと!」
ヒカリは大きく息を吸うと歌いだした。
『~~~♪』
サ「すげぇ…!すげぇよ!」
『そんなに…?』
サ「あぁ!ヒカリちゃんの歌を聞いてると何だか心の底から元気が湧いてくるんだ!」
『元気?』
サ「あぁ!これで明日からも頑張れる!」
『そっか…。サンジ君は自分のお店に戻っちゃうんだよね…。』
サ「大丈夫!また会えるさ!」
『どうやって…?』
サ「ヒカリちゃんがずっと歌い続けてくれればいい!そしていつか歌手になるんだ!」
『私が歌手に!?む、無理だよ。私なんかが歌手なんて…。』
サ「できるさ!今、俺の前で歌えたじゃねぇか♪きっとヒカリちゃんなら大勢の前でだって歌えるさ!」
『できるかな…。』
サ「あぁ!それで俺はいつか夢を叶えるために海に出る。その時に歌を頼りにヒカリちゃんを必ず見つける。それで一緒に海に出よう!」
『夢…。私、やってみる。歌手になる!』
サ「その意気だ!」
『サンジ君の夢ってなに?』
サ「俺はいつかオールブルーを見たいんだ。」
『オールブルー?』
サ「世界中の魚が集まる奇跡の海だ。」
『素敵♪』
サ「だろ?ヒカリちゃんの夢は?」
『う~ん…。そんなの考えたことなかった。…でも今、見つけたかも。』
サ「どんな夢?」
『私の歌で世界中の人を元気にしたい!』
サ「いい夢だな♪」
『私、サンジ君にまた見つけてもらえるように精一杯歌う!だからちゃんと見つけてね♪』
サ「あぁ!約束する!」
『うん!約束♪』
そう言って俺達は別れた。
あれから10年。
俺は今でもヒカリちゃんのあの日の笑顔と歌をハッキリと覚えてる。