夢のその先へ
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仕事を終えた俺は急いで家へ帰った。
サ「穂乃花!どうだった!?」
『おかえり。とりあえず座って。』
サ「あ、あぁ…。」
サンジが座ると穂乃花はテーブルに料理を並べた。
サ「こんなにどうした…?」
『あのね…。』
サ「………。」
サンジにも緊張感が走る。
『私、妊娠したの。』
サ「へ?」
穂乃花の思いもよらない言葉にサンジは間の抜けた声を出してしまった。
サ「ほんとか…?」
『うん///』
サ「や、やった!やったな!!!」
『うんっ!』
サ「よし、今日はお祝いだ!」
『ご馳走たくさん作ったよ♪』
サ「穂乃花、幸せをありがとな♪」
『私こそ♪』
二人の笑顔と嬉し涙がとけあって素敵な夜はすぎていった。
あれから数ヶ月。
穂乃花のお腹も大きくなり始めた。
サ「おいおい、洗濯くらい俺がやるから穂乃花は座ってろって。」
『もぉ~。これくらい大丈夫だよぉ~。』
サ「いいからほら。」
『サンジは心配性なんだからぁ~。』
サ「おっと、そろそろ定期検診の時間じゃねぇか?」
『そうだ。そろそろ行かなきゃ。』
サ「送ってくよ。」
『いいよ。サンジはゆっくりしてて♪』
サ「けど…。」
『たまにはお外をお散歩したい気分なの♪』
サ「そっか。じゃ、気をつけてな♪」
『うん。いってきまぁす♪』
サ「いってらっしゃい♪」
『いい天気だねぇ~♪キミはどんな子かな?女の子かな?楽しみだなぁ~。』
穂乃花はお腹に手を当てて話しかけながら歩く。
季節は桜の花が咲き始めた春先。
『いつか家族3人でお花見しようね♪』
サ「さて、洗濯も掃除も終わったし少しゆっくりするかぁ。穂乃花はそろそろ検診終わるかな?はは♪俺、穂乃花のことばっかり考えてんな。」
そんなことを言っていると穂乃花から電話がかかってきた。
サ「穂乃花?」
『サ、サンジ…病院…来て…。』
サ「どうした?」
『早く…。』
サ「わ、わかったすぐ行く!」
病院に着くと診察室の先生の前で泣く穂乃花がいた。
サ「お、おい、どうしたんだよ…。」
「旦那様ですか?」
サ「は、はい。」
「どうぞこちらに。」
サ「あの穂乃花に何が…?」
「単刀直入に言いますと奥様は乳ガンにおかされています。」
サ「え………………?」
泣く穂乃花を連れて家に帰った。
医者からはこのままでいれば転移して穂乃花の命が危ないと言われた。
けど治療をするには子供の命を諦めるしかないとも言われた。
サ「穂乃花…。」
『嫌。私、嫌だよ。絶対に嫌。この子を産む!』
サ「なに言ってんだよ!」
『ねぇ、サンジにはこの子の気持ちわかる…?』
サ「気持ち?」
『外に出るのを楽しみにして、私やサンジに会えるのを楽しみにずっと待ってるんだよ……。』
サ「穂乃花……。」
『だから私、産む。大丈夫だよ。私は死んだりしないから。』
サ「………わかった。けどこの子産んだらすぐ治療に専念してほしい。」
『うん。』
それから医者に穂乃花の意思を伝えた。
医者は穂乃花のためにいろいろプランを立ててくれるらしい。
サ「穂乃花、頑張ろうな!」
『うん!』
医者の判断によりしばらくは通院をする生活となった。
時期を見て入院するらしい。
サ「穂乃花!どうだった!?」
『おかえり。とりあえず座って。』
サ「あ、あぁ…。」
サンジが座ると穂乃花はテーブルに料理を並べた。
サ「こんなにどうした…?」
『あのね…。』
サ「………。」
サンジにも緊張感が走る。
『私、妊娠したの。』
サ「へ?」
穂乃花の思いもよらない言葉にサンジは間の抜けた声を出してしまった。
サ「ほんとか…?」
『うん///』
サ「や、やった!やったな!!!」
『うんっ!』
サ「よし、今日はお祝いだ!」
『ご馳走たくさん作ったよ♪』
サ「穂乃花、幸せをありがとな♪」
『私こそ♪』
二人の笑顔と嬉し涙がとけあって素敵な夜はすぎていった。
あれから数ヶ月。
穂乃花のお腹も大きくなり始めた。
サ「おいおい、洗濯くらい俺がやるから穂乃花は座ってろって。」
『もぉ~。これくらい大丈夫だよぉ~。』
サ「いいからほら。」
『サンジは心配性なんだからぁ~。』
サ「おっと、そろそろ定期検診の時間じゃねぇか?」
『そうだ。そろそろ行かなきゃ。』
サ「送ってくよ。」
『いいよ。サンジはゆっくりしてて♪』
サ「けど…。」
『たまにはお外をお散歩したい気分なの♪』
サ「そっか。じゃ、気をつけてな♪」
『うん。いってきまぁす♪』
サ「いってらっしゃい♪」
『いい天気だねぇ~♪キミはどんな子かな?女の子かな?楽しみだなぁ~。』
穂乃花はお腹に手を当てて話しかけながら歩く。
季節は桜の花が咲き始めた春先。
『いつか家族3人でお花見しようね♪』
サ「さて、洗濯も掃除も終わったし少しゆっくりするかぁ。穂乃花はそろそろ検診終わるかな?はは♪俺、穂乃花のことばっかり考えてんな。」
そんなことを言っていると穂乃花から電話がかかってきた。
サ「穂乃花?」
『サ、サンジ…病院…来て…。』
サ「どうした?」
『早く…。』
サ「わ、わかったすぐ行く!」
病院に着くと診察室の先生の前で泣く穂乃花がいた。
サ「お、おい、どうしたんだよ…。」
「旦那様ですか?」
サ「は、はい。」
「どうぞこちらに。」
サ「あの穂乃花に何が…?」
「単刀直入に言いますと奥様は乳ガンにおかされています。」
サ「え………………?」
泣く穂乃花を連れて家に帰った。
医者からはこのままでいれば転移して穂乃花の命が危ないと言われた。
けど治療をするには子供の命を諦めるしかないとも言われた。
サ「穂乃花…。」
『嫌。私、嫌だよ。絶対に嫌。この子を産む!』
サ「なに言ってんだよ!」
『ねぇ、サンジにはこの子の気持ちわかる…?』
サ「気持ち?」
『外に出るのを楽しみにして、私やサンジに会えるのを楽しみにずっと待ってるんだよ……。』
サ「穂乃花……。」
『だから私、産む。大丈夫だよ。私は死んだりしないから。』
サ「………わかった。けどこの子産んだらすぐ治療に専念してほしい。」
『うん。』
それから医者に穂乃花の意思を伝えた。
医者は穂乃花のためにいろいろプランを立ててくれるらしい。
サ「穂乃花、頑張ろうな!」
『うん!』
医者の判断によりしばらくは通院をする生活となった。
時期を見て入院するらしい。