夢のその先へ
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翌日。
ゆっくりめに起きた俺逹は町の中心へ向かった。
今日は穂乃花とショッピング。
穂乃花は新しい服を見たり、アクセサリーを見たりと
普通の女の子みたいで嬉しいと言いながらはしゃいだ。
『どっちが似合うかなぁ?』
サ「うーん。そっちのスカートの方が色が明るくて穂乃花らしいかな♪」
『じゃ、こっちにしよ♪』
サ「次はどこに行く?」
『あっちのお店でアクセサリー見たい♪』
サ「了解♪」
穂乃花は新しいヘアアクセサリーを見て目を輝かせている。
『これもカワイイなぁ~♪あ!こっちのもいいなぁ~。』
俺はそんな穂乃花をずっと見ていたいと思った。
だが時間はあっという間に過ぎていく。
『あっという間に夕方だね…。もう戻らなきゃ……。』
サ「寂しいか?」
『うん…。』
サ「俺も…。なぁ、穂乃花…。」
『ん?』
サ「俺、ずっと考えてたんだ。」
『ずっとって?』
サ「昨日ずっと一緒にいてほしいって言ったろ?」
『うん。』
サ「俺もずっと穂乃花に隣にいてほしいんだ。穂乃花!俺と結婚してくれ!」
『サンジ…嬉しい…っ…。私をサンジのお嫁さんにしてください!』
穂乃花はサンジに抱きついた。
サ「ありがとう穂乃花。」
穂乃花を病院の前まで送り、次に会う約束をしてわかれた。
その日の夜。
サンジが好き。
だから迷わずに答えてしまったけど私逹の結婚を両親はどう思うだろうか…。
それに結婚したとしても私はきっとここから出られない……。
それでもいいの……?
サンジ……。
穂乃花にプロポーズしてから数日。
穂乃花はあれから少し悩んでるようだ。
けど俺には何を悩んでいるのかわかってる。
病院のこと。
家のこと。
『ねぇ、サンジ………。』
サ「ん?」
『あのね…。私、両親に会いに行こうと思うの…。』
サ「え…?でも…。」
『何を言われたって何をされたってかまわない!私はサンジと結婚したい!』
サ「穂乃花……。俺も行く。ちゃんとご両親に挨拶をして俺逹のことを認めてもらおう。」
『うん。』
あれから数日後。
穂乃花と俺は穂乃花の家に向かった。
立派な門の前で立ち止まる穂乃花。
『何年ぶりだろ……。』
少し震える穂乃花にサンジはそっと肩を抱き寄せた。
サ「大丈夫。俺がついてる。」
『うん。』
穂乃花はキュッと唇を噛むと門をくぐった。
広い庭を抜けて屋敷の中に入るとメイド逹が気づいた。
「お、お嬢様!?」
『ただいま。』
「す、すぐに旦那様と奥様を呼んでまいりますのでこちらの客室でお待ちください!」
メイドは慌ててその場をあとにした。
しばらくすると客室に穂乃花の両親が入ってきた。
「お前、なぜここに来た。」
『お父さん…。』
「私はお前の父ではない!」
「あなたもわかってるでしょ?もうあなたは必要ないの。」
『お母さん………。』
「その男は誰だ。」
サ「サンジと申します。穂乃花さんとお付き合いさせていただいております。本日は結婚の挨拶にまいりました。」
「結婚だと?」
「あらあら、こんな出来損ないと結婚ですって。この家の財産が目当てなら残念ながら渡せないわ。」
「その女は好きにしていいが家督は娘に譲るからな。」
『………。』
サ「おい、待てよ。穂乃花は娘じゃねぇってのかよ。お前ら血の繋がった実の親子じゃねぇのかよ!」
「なんだと?」
『サンジやめて!』
サ「穂乃花…?」
『もう…いいの…。』
サ「けど…。」
『もう十分だよ。お父さん、お母さん。あなた逹は私を捨てたと思っているかもしれないけど私がこの家を、家族を捨てたの。もうこんな家うんざりよ!私はあなた逹の娘なんかじゃないわ!』
「勝手にしろ。」
『行こう、サンジ。』
サ「あ、あぁ…。」
ゆっくりめに起きた俺逹は町の中心へ向かった。
今日は穂乃花とショッピング。
穂乃花は新しい服を見たり、アクセサリーを見たりと
普通の女の子みたいで嬉しいと言いながらはしゃいだ。
『どっちが似合うかなぁ?』
サ「うーん。そっちのスカートの方が色が明るくて穂乃花らしいかな♪」
『じゃ、こっちにしよ♪』
サ「次はどこに行く?」
『あっちのお店でアクセサリー見たい♪』
サ「了解♪」
穂乃花は新しいヘアアクセサリーを見て目を輝かせている。
『これもカワイイなぁ~♪あ!こっちのもいいなぁ~。』
俺はそんな穂乃花をずっと見ていたいと思った。
だが時間はあっという間に過ぎていく。
『あっという間に夕方だね…。もう戻らなきゃ……。』
サ「寂しいか?」
『うん…。』
サ「俺も…。なぁ、穂乃花…。」
『ん?』
サ「俺、ずっと考えてたんだ。」
『ずっとって?』
サ「昨日ずっと一緒にいてほしいって言ったろ?」
『うん。』
サ「俺もずっと穂乃花に隣にいてほしいんだ。穂乃花!俺と結婚してくれ!」
『サンジ…嬉しい…っ…。私をサンジのお嫁さんにしてください!』
穂乃花はサンジに抱きついた。
サ「ありがとう穂乃花。」
穂乃花を病院の前まで送り、次に会う約束をしてわかれた。
その日の夜。
サンジが好き。
だから迷わずに答えてしまったけど私逹の結婚を両親はどう思うだろうか…。
それに結婚したとしても私はきっとここから出られない……。
それでもいいの……?
サンジ……。
穂乃花にプロポーズしてから数日。
穂乃花はあれから少し悩んでるようだ。
けど俺には何を悩んでいるのかわかってる。
病院のこと。
家のこと。
『ねぇ、サンジ………。』
サ「ん?」
『あのね…。私、両親に会いに行こうと思うの…。』
サ「え…?でも…。」
『何を言われたって何をされたってかまわない!私はサンジと結婚したい!』
サ「穂乃花……。俺も行く。ちゃんとご両親に挨拶をして俺逹のことを認めてもらおう。」
『うん。』
あれから数日後。
穂乃花と俺は穂乃花の家に向かった。
立派な門の前で立ち止まる穂乃花。
『何年ぶりだろ……。』
少し震える穂乃花にサンジはそっと肩を抱き寄せた。
サ「大丈夫。俺がついてる。」
『うん。』
穂乃花はキュッと唇を噛むと門をくぐった。
広い庭を抜けて屋敷の中に入るとメイド逹が気づいた。
「お、お嬢様!?」
『ただいま。』
「す、すぐに旦那様と奥様を呼んでまいりますのでこちらの客室でお待ちください!」
メイドは慌ててその場をあとにした。
しばらくすると客室に穂乃花の両親が入ってきた。
「お前、なぜここに来た。」
『お父さん…。』
「私はお前の父ではない!」
「あなたもわかってるでしょ?もうあなたは必要ないの。」
『お母さん………。』
「その男は誰だ。」
サ「サンジと申します。穂乃花さんとお付き合いさせていただいております。本日は結婚の挨拶にまいりました。」
「結婚だと?」
「あらあら、こんな出来損ないと結婚ですって。この家の財産が目当てなら残念ながら渡せないわ。」
「その女は好きにしていいが家督は娘に譲るからな。」
『………。』
サ「おい、待てよ。穂乃花は娘じゃねぇってのかよ。お前ら血の繋がった実の親子じゃねぇのかよ!」
「なんだと?」
『サンジやめて!』
サ「穂乃花…?」
『もう…いいの…。』
サ「けど…。」
『もう十分だよ。お父さん、お母さん。あなた逹は私を捨てたと思っているかもしれないけど私がこの家を、家族を捨てたの。もうこんな家うんざりよ!私はあなた逹の娘なんかじゃないわ!』
「勝手にしろ。」
『行こう、サンジ。』
サ「あ、あぁ…。」