夢のその先へ
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サ「ごめんごめん。ミサキちゃんが昼寝するまで付き合ってたら遅くなっちまった。」
『おかえり♪ねぇ、みてみて。』
サ「お。もうすぐ完成だな♪」
『うん♪』
サ「穂乃花ちゃんはすげぇなぁ。」
『そんなことないよ//』
サ「他にも作れるの?」
『うん。他にはねぇ~。』
穂乃花はそう言いながらいくつかの編み物の本を広げた。
『こんなのとか、あとはコレとか、あとこういうのもできるよ♪』
サ「すげぇな♪」
『サンジ君はどんな料理するの?』
サ「俺はなぁ。」
そう言ってサンジが話始める。
『へぇ~。じゃ、お菓子とかもできるんだね♪』
サ「あぁ♪」
『この前もプリン作ってくれたもんね♪』
サ「穂乃花ちゃんはどんなお菓子が好き?」
『私はクッキーとか好きだなぁ♪』
そう言いながら穂乃花はサンジを見る。
好きなことを話してるサンジ君の顔っていっつもキラキラの笑顔だなぁ。
この顔、もっとみていたい。
サ「おっといけねぇ!もうこんな時間だ。」
『今日は夕方からお仕事?』
サ「あぁ♪今日は団体のパーティー予約が入ってるから早めに仕込みしねぇと。」
『コックさんも忙しいね。』
サ「でも料理は楽しいぜ♪」
『サンジ君の話聞いてると楽しそう♪ねぇ、いつか私にも料理教えてくれない?』
サ「お安いご用さ♪」
『やったぁ♪』
サ「じゃ、そろそろ行くな。」
『うん、いってらっしゃい♪』
穂乃花はサンジに手を振ると再び編み物を始めた。
『このまま行けば今日の夜には完成しそう♪』
《ドクン。》
『…っ……。』
まただ…。
この感じなんだろう……。なんか嫌な予感……。
その日の夜。
『できたぁ~♪』
穂乃花は完成したウサギを見て嬉しそうに笑う。
『明日ミサキちゃんに渡そ♪』
《ガチャ》
『やばっ!』
「こんな時間まで何やってるんですか!もう消灯時間はとっくに過ぎてますよ!早く寝なさい!」
『はぁい。』
年配のナースは呆れたようにドアを閉めて去っていった。
『また怒られちゃった(笑)でも無事にできたからいっか♪』
穂乃花はしばらくウサギを眺めるとベッドに入った。
翌日。
穂乃花はミサキが来るのを病室で待っている。
『遅いなぁ~。いつもならもう来てる時間なんだけど。』
と、そこへ若いナースがやってきた。
『ミサキちゃんまだ病室ですか?』
「あ~。ミサキちゃんなら前の人が体調崩してキャンセルになっちゃったから前倒しで今日、検査になっちゃったのよ。」
『そっかぁ~…残念。でも明日、渡せばいっか♪』
「なになに?」
『ミサキちゃんに作ったの♪』
「あら、カワイイじゃない♪」
『えへへ♪』
「今度、私にも作って?」
『うん♪』
「ありがとう♪じゃ、お仕事戻るからまたね。」
ナースは病室を出ていった。
『お姉さんはどんなのがいいかなぁ~♪』
穂乃花は早速、編み物の本を広げる。
《ドクン。》
『……っ…………。』
まただ……。
穂乃花は嫌な予感を感じつつも考えないようにと再び本に目をうつした。
『おかえり♪ねぇ、みてみて。』
サ「お。もうすぐ完成だな♪」
『うん♪』
サ「穂乃花ちゃんはすげぇなぁ。」
『そんなことないよ//』
サ「他にも作れるの?」
『うん。他にはねぇ~。』
穂乃花はそう言いながらいくつかの編み物の本を広げた。
『こんなのとか、あとはコレとか、あとこういうのもできるよ♪』
サ「すげぇな♪」
『サンジ君はどんな料理するの?』
サ「俺はなぁ。」
そう言ってサンジが話始める。
『へぇ~。じゃ、お菓子とかもできるんだね♪』
サ「あぁ♪」
『この前もプリン作ってくれたもんね♪』
サ「穂乃花ちゃんはどんなお菓子が好き?」
『私はクッキーとか好きだなぁ♪』
そう言いながら穂乃花はサンジを見る。
好きなことを話してるサンジ君の顔っていっつもキラキラの笑顔だなぁ。
この顔、もっとみていたい。
サ「おっといけねぇ!もうこんな時間だ。」
『今日は夕方からお仕事?』
サ「あぁ♪今日は団体のパーティー予約が入ってるから早めに仕込みしねぇと。」
『コックさんも忙しいね。』
サ「でも料理は楽しいぜ♪」
『サンジ君の話聞いてると楽しそう♪ねぇ、いつか私にも料理教えてくれない?』
サ「お安いご用さ♪」
『やったぁ♪』
サ「じゃ、そろそろ行くな。」
『うん、いってらっしゃい♪』
穂乃花はサンジに手を振ると再び編み物を始めた。
『このまま行けば今日の夜には完成しそう♪』
《ドクン。》
『…っ……。』
まただ…。
この感じなんだろう……。なんか嫌な予感……。
その日の夜。
『できたぁ~♪』
穂乃花は完成したウサギを見て嬉しそうに笑う。
『明日ミサキちゃんに渡そ♪』
《ガチャ》
『やばっ!』
「こんな時間まで何やってるんですか!もう消灯時間はとっくに過ぎてますよ!早く寝なさい!」
『はぁい。』
年配のナースは呆れたようにドアを閉めて去っていった。
『また怒られちゃった(笑)でも無事にできたからいっか♪』
穂乃花はしばらくウサギを眺めるとベッドに入った。
翌日。
穂乃花はミサキが来るのを病室で待っている。
『遅いなぁ~。いつもならもう来てる時間なんだけど。』
と、そこへ若いナースがやってきた。
『ミサキちゃんまだ病室ですか?』
「あ~。ミサキちゃんなら前の人が体調崩してキャンセルになっちゃったから前倒しで今日、検査になっちゃったのよ。」
『そっかぁ~…残念。でも明日、渡せばいっか♪』
「なになに?」
『ミサキちゃんに作ったの♪』
「あら、カワイイじゃない♪」
『えへへ♪』
「今度、私にも作って?」
『うん♪』
「ありがとう♪じゃ、お仕事戻るからまたね。」
ナースは病室を出ていった。
『お姉さんはどんなのがいいかなぁ~♪』
穂乃花は早速、編み物の本を広げる。
《ドクン。》
『……っ…………。』
まただ……。
穂乃花は嫌な予感を感じつつも考えないようにと再び本に目をうつした。