夢のその先へ
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あれから数日が経った。
今日は穂乃花ちゃんと流れ星を見る約束の日。
病院に許可をもらって今日は穂乃花ちゃんの病室に泊まる。
まだ明るいのに穂乃花ちゃんは何度も窓の外を気にしながら編み物をしている。
『早く暗くならないかなぁ。』
サ「はは♪まだまだだよ?」
『だって楽しみすぎて待ちきれないよぉ。』
そう言って穂乃花ちゃんは笑う。
日が沈み、暗くなった頃。
穂乃花はサンジと2人で夕食を食べ終えてテレビを見ている。
サ「もうすぐだね♪」
『うん♪』
穂乃花はテレビをBGMに編み物をしている。
サ「だいぶ出来てきたな。」
『明日には完成するかも♪』
サ「完成したら見せてな。」
『うん♪』
そんな他愛ない会話をしていると時間が来た。
サ「それじゃ、そろそろ行こうか。」
『うん♪』
サンジはベッドから降りる穂乃花に手を差しのべた。
だが穂乃花はその手を取らなかった。
サ「穂乃花ちゃん?」
『ねぇ、サンジ君。私と約束して?』
サ「約束?」
『私が屋上に着くまで手を出さないでほしいの。』
サ「けど、危なくねぇか?」
『ちゃんと自分の足で行きたいの。お願い。』
サ「わかった。」
『ありがとう♪』
穂乃花はにこやかに笑うとゆっくりとベッドを降りた。
廊下に出て手すりを使いゆっくりと歩き始める穂乃花ちゃん。
途中で何度か転んだが俺に助けを求めることなく自分で立ち上がった。
サ「ここから階段だけど…。」
『大丈夫。一人で上がれるよ♪』
そう言ってゆっくりと階段を登り始めた。
『はぁ…はぁ…。』
サ「着いたね。」
『うん。一人で来れた♪』
穂乃花は嬉しそうに笑った。
サ「疲れた?」
『うん。でも大丈夫。』
そう言いながら穂乃花は屋上へ通じるドアを開けた。
『うわぁ~♪』
空には満天に輝く星といくつもの流れ星が見えた。
サ「いっぱいだね♪」
『うん♪』
2人はしばらく会話をすることもなく流れ星を見ていた。
『ねぇ、サンジ君?』
サ「ん?」
『どうしてさっき私のお願いすんなり聞いてくれたの?サンジ君、絶対に反対すると思ってた。』
サ「穂乃花ちゃんが頑張ってたから。"一人でやらない"っていう俺との約束をちゃんと守ってリハビリしてたろ?」
『え!?知ってたの?だからここまで一人で来れたのあんまり驚かなかったのかぁ~。サプライズのつもりだったんだけどなぁ。』
と、穂乃花は頬を膨らませた。
サ「ごめんごめん♪でも驚かなかったわけじゃねぇぜ?」
『ほんと?』
サ「あぁ♪一人で階段まで登ったんだ!すげぇよ♪」
『やったぁ♪』
サ「そんな穂乃花ちゃんにご褒美な。」
『え?』
サ「さっきまで病院の冷蔵庫で冷やしておいたんだ。」
そう言ってサンジは保冷バックからプリンを取り出した。
『プリンだぁ♪』
サ「穂乃花ちゃん好みに少し甘めにしたんだ。」
『これサンジ君が作ったの!?』
サ「あぁ♪」
『嬉しい…。』
穂乃花はそう言いながら目に涙を浮かべた。
サ「おぃおぃ、泣くなよ~。」
『だって、嬉しいんだもん!』
穂乃花はサンジに涙を流しながら笑顔を向けた。
『食べていい?』
サ「召し上がれ♪」
『いただきまぁす♪……美味し~☆』
サ「そりゃよかった♪」
2人は流れ星とプリンを堪能して病室へ戻った。
穂乃花はベッドに戻ると一息ついた。
『ふぅ~。』
サ「頑張ったな。」
サンジは穂乃花の頭を撫でた。
『えへへ♪』
そのあと2人は他愛ない会話してサンジは病室のソファーで、穂乃花はベッドで眠りについた。
今日は穂乃花ちゃんと流れ星を見る約束の日。
病院に許可をもらって今日は穂乃花ちゃんの病室に泊まる。
まだ明るいのに穂乃花ちゃんは何度も窓の外を気にしながら編み物をしている。
『早く暗くならないかなぁ。』
サ「はは♪まだまだだよ?」
『だって楽しみすぎて待ちきれないよぉ。』
そう言って穂乃花ちゃんは笑う。
日が沈み、暗くなった頃。
穂乃花はサンジと2人で夕食を食べ終えてテレビを見ている。
サ「もうすぐだね♪」
『うん♪』
穂乃花はテレビをBGMに編み物をしている。
サ「だいぶ出来てきたな。」
『明日には完成するかも♪』
サ「完成したら見せてな。」
『うん♪』
そんな他愛ない会話をしていると時間が来た。
サ「それじゃ、そろそろ行こうか。」
『うん♪』
サンジはベッドから降りる穂乃花に手を差しのべた。
だが穂乃花はその手を取らなかった。
サ「穂乃花ちゃん?」
『ねぇ、サンジ君。私と約束して?』
サ「約束?」
『私が屋上に着くまで手を出さないでほしいの。』
サ「けど、危なくねぇか?」
『ちゃんと自分の足で行きたいの。お願い。』
サ「わかった。」
『ありがとう♪』
穂乃花はにこやかに笑うとゆっくりとベッドを降りた。
廊下に出て手すりを使いゆっくりと歩き始める穂乃花ちゃん。
途中で何度か転んだが俺に助けを求めることなく自分で立ち上がった。
サ「ここから階段だけど…。」
『大丈夫。一人で上がれるよ♪』
そう言ってゆっくりと階段を登り始めた。
『はぁ…はぁ…。』
サ「着いたね。」
『うん。一人で来れた♪』
穂乃花は嬉しそうに笑った。
サ「疲れた?」
『うん。でも大丈夫。』
そう言いながら穂乃花は屋上へ通じるドアを開けた。
『うわぁ~♪』
空には満天に輝く星といくつもの流れ星が見えた。
サ「いっぱいだね♪」
『うん♪』
2人はしばらく会話をすることもなく流れ星を見ていた。
『ねぇ、サンジ君?』
サ「ん?」
『どうしてさっき私のお願いすんなり聞いてくれたの?サンジ君、絶対に反対すると思ってた。』
サ「穂乃花ちゃんが頑張ってたから。"一人でやらない"っていう俺との約束をちゃんと守ってリハビリしてたろ?」
『え!?知ってたの?だからここまで一人で来れたのあんまり驚かなかったのかぁ~。サプライズのつもりだったんだけどなぁ。』
と、穂乃花は頬を膨らませた。
サ「ごめんごめん♪でも驚かなかったわけじゃねぇぜ?」
『ほんと?』
サ「あぁ♪一人で階段まで登ったんだ!すげぇよ♪」
『やったぁ♪』
サ「そんな穂乃花ちゃんにご褒美な。」
『え?』
サ「さっきまで病院の冷蔵庫で冷やしておいたんだ。」
そう言ってサンジは保冷バックからプリンを取り出した。
『プリンだぁ♪』
サ「穂乃花ちゃん好みに少し甘めにしたんだ。」
『これサンジ君が作ったの!?』
サ「あぁ♪」
『嬉しい…。』
穂乃花はそう言いながら目に涙を浮かべた。
サ「おぃおぃ、泣くなよ~。」
『だって、嬉しいんだもん!』
穂乃花はサンジに涙を流しながら笑顔を向けた。
『食べていい?』
サ「召し上がれ♪」
『いただきまぁす♪……美味し~☆』
サ「そりゃよかった♪」
2人は流れ星とプリンを堪能して病室へ戻った。
穂乃花はベッドに戻ると一息ついた。
『ふぅ~。』
サ「頑張ったな。」
サンジは穂乃花の頭を撫でた。
『えへへ♪』
そのあと2人は他愛ない会話してサンジは病室のソファーで、穂乃花はベッドで眠りについた。