☆俺だけのプリンセス
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苦しいよ…。
誰か…………。
チョ「サキ…?」
チョッパーの声がする…。
ごめんね、チョッパー…。
瞼が重くて開かないの…。
体も言うこと聞いてくれなくて…………。
チョ「かなり辛そうだ…。ごめんな、サキ…。オレ…なんもしてやれなくて…。」
サ「チョッパーは充分手を尽くしたって。あとはサキちゃんの体力次第だと思うぜ。」
チョ「サンジ…。」
その日の夜。
明日の仕込みを終えて一服していた時に小さな足音が近づいて来た。
チョ「まだ起きてたのか。」
サ「あぁ。どうした?」
チョ「氷貰いに来たんだ。」
サ「ちょっと待ってろ。」
サンジはチョッパーから洗面器を受けとると氷を詰めた。
サ「これで足りるか?」
チョ「おぅ!ありがとな。」
サ「徹夜すんのか?」
チョ「うん。ちょっとでもサキにできることしてやりたいんだ。」
サ「そうか。あんま無理すんなよ。なんかあったら俺を呼べ。今日はここにいるから。」
チョ「わかった!ありがとな。」
そう言ってチョッパーは再び医務室へ戻っていった。
サ「クソッ…。」
サンジはくわえていたタバコのフィルターを噛みしめた。
俺は医者じゃねぇ。
ただのコックだ。
苦しむ君を見ているだけで何もできねぇ…。
惚れた女、一人助けてやれねぇなんて…。
なんて情けないんだ…俺は…。
翌日。
チョッパーが解熱剤を持ってやって来た。
チョ「砂糖水で解いたら甘くなるから飲んでくれるかと思って…。」
サ「そうか。これくらいか?」
サンジがスプーン1杯の砂糖をコップの中へ入れた。
サ「サキちゃんの様子見たいから俺も行くよ。」
チョ「うん。」
医務室に入ると昨日と変わらず辛そうにするサキちゃんの姿。
チョッパーがサキちゃんの唇にスプーンですくった解熱剤を少量つけた。
チョ「サキ、少しでいいから水分と薬を飲んでくれ…。」
『んー………。』
サキちゃんの口が動き、唇についた少量の薬を舐めとった。
チョ「サキ、甘いだろ?もう少し飲んでくれないか…?」
『…はぁっ…はぁっ…はぁっ…。』
チョ「サキ……。」
サ「舐めとったってことは水分を欲してるんじゃないか?」
チョ「けどどうやって飲ませれば…。」
サ「自分じゃ飲めねぇんだ…。チョッパー、それ貸してくれ。」
サンジはチョッパーから解熱剤の入ったコップを受け取った。
チョ「サンジ!?」
俺はコップの中身を口に含みサキちゃんに口づけた。
『ん…っ……。』
それにサキちゃんが反応するように俺に吸い付いてきた。
『……っ……っ…。』
そうだ。
全部飲んで。
もう少し。
『…ぷはっ…はぁ…はぁ…ん……。』
唇を離すとぷはっという音と共にキレイな瞳が開いた。
俺は唇からこぼれ出た解熱剤をそっと指で拭った。
サ「気がついた?」
ゆっくりと目を開けたサキちゃんは熱で赤くなった顔をさらに赤く染めた。
『サン…ジ君……?』
サ「ごめんな、このままじゃヤバそうだったから…。」
『ちょっと…ビックリした…。』
サ「でもよかった。これで一安心だな。あとはちゃんと飯食って寝ろよ?」
『う、うん…///』
サンジはこっちを見ることなく手を振って医務室から出ていった。
チョ「オレもビックリしたゾ!」
『うん///』
誰か…………。
チョ「サキ…?」
チョッパーの声がする…。
ごめんね、チョッパー…。
瞼が重くて開かないの…。
体も言うこと聞いてくれなくて…………。
チョ「かなり辛そうだ…。ごめんな、サキ…。オレ…なんもしてやれなくて…。」
サ「チョッパーは充分手を尽くしたって。あとはサキちゃんの体力次第だと思うぜ。」
チョ「サンジ…。」
その日の夜。
明日の仕込みを終えて一服していた時に小さな足音が近づいて来た。
チョ「まだ起きてたのか。」
サ「あぁ。どうした?」
チョ「氷貰いに来たんだ。」
サ「ちょっと待ってろ。」
サンジはチョッパーから洗面器を受けとると氷を詰めた。
サ「これで足りるか?」
チョ「おぅ!ありがとな。」
サ「徹夜すんのか?」
チョ「うん。ちょっとでもサキにできることしてやりたいんだ。」
サ「そうか。あんま無理すんなよ。なんかあったら俺を呼べ。今日はここにいるから。」
チョ「わかった!ありがとな。」
そう言ってチョッパーは再び医務室へ戻っていった。
サ「クソッ…。」
サンジはくわえていたタバコのフィルターを噛みしめた。
俺は医者じゃねぇ。
ただのコックだ。
苦しむ君を見ているだけで何もできねぇ…。
惚れた女、一人助けてやれねぇなんて…。
なんて情けないんだ…俺は…。
翌日。
チョッパーが解熱剤を持ってやって来た。
チョ「砂糖水で解いたら甘くなるから飲んでくれるかと思って…。」
サ「そうか。これくらいか?」
サンジがスプーン1杯の砂糖をコップの中へ入れた。
サ「サキちゃんの様子見たいから俺も行くよ。」
チョ「うん。」
医務室に入ると昨日と変わらず辛そうにするサキちゃんの姿。
チョッパーがサキちゃんの唇にスプーンですくった解熱剤を少量つけた。
チョ「サキ、少しでいいから水分と薬を飲んでくれ…。」
『んー………。』
サキちゃんの口が動き、唇についた少量の薬を舐めとった。
チョ「サキ、甘いだろ?もう少し飲んでくれないか…?」
『…はぁっ…はぁっ…はぁっ…。』
チョ「サキ……。」
サ「舐めとったってことは水分を欲してるんじゃないか?」
チョ「けどどうやって飲ませれば…。」
サ「自分じゃ飲めねぇんだ…。チョッパー、それ貸してくれ。」
サンジはチョッパーから解熱剤の入ったコップを受け取った。
チョ「サンジ!?」
俺はコップの中身を口に含みサキちゃんに口づけた。
『ん…っ……。』
それにサキちゃんが反応するように俺に吸い付いてきた。
『……っ……っ…。』
そうだ。
全部飲んで。
もう少し。
『…ぷはっ…はぁ…はぁ…ん……。』
唇を離すとぷはっという音と共にキレイな瞳が開いた。
俺は唇からこぼれ出た解熱剤をそっと指で拭った。
サ「気がついた?」
ゆっくりと目を開けたサキちゃんは熱で赤くなった顔をさらに赤く染めた。
『サン…ジ君……?』
サ「ごめんな、このままじゃヤバそうだったから…。」
『ちょっと…ビックリした…。』
サ「でもよかった。これで一安心だな。あとはちゃんと飯食って寝ろよ?」
『う、うん…///』
サンジはこっちを見ることなく手を振って医務室から出ていった。
チョ「オレもビックリしたゾ!」
『うん///』